碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

今週から暑くなる予定

2016-03-07 19:26:18 | 日記風雑感
チェンマイに住んでいながら、地元の紹介記事が少ないのですが、チェンマイの紹介記事は他に多くのブログがあるので、そちらを見てもらえればよいかと思っております。日本にいてもチェンマイにいても、人間は変わらないので、悪しからず。身体が回復したので、久々にチェンマイ大学の仕事場へ行くことにした。もう仕事場は無くなっているかもしれないという危機感があって、多分、備品や道具ぐらいはどこかに片付けられているだろうという予想でした。しかし、机の半分は占領されていたが、無事仕事のスペースは確保されていた。ありがたいことです。この大学は大変大きな敷地で、チェンマイの旧市街より大きいのです、移動も校内を無料の電気バスが何路線も走っている。中国人観光客用のバスも用意されている。これは、中国人に大学を荒らされないための、防衛手段だそうです。そんな大きな大学ですから、建物も多く、ワシが使用させてもらっているインダストリアル・ケミカルの教室や設備のある建物は、まだまだ余裕がある。大学はどこでもおおざっぱな使い方をするもんですが、整理整頓などと日本的発想で考えると、今の半分ぐらいのスペースで十分なくらいですが、そこはやはりタイですね。おおらかに、使っております。そのおかげで、ワシも末席をいただいておる次第です。先日、病気になる前の話ですが、最初の窯入れをして、試験焼きをしたとろ、途中で停電になってしまった。隣の実験室は電気が来ているから、この棟の半分が停電していることになる。ということはブレーカーがとんだのだろう。そのせいで1時間ぐらい窯の温度が落ちて、その後に窯の焼成をやり直したのですが、もちろんグラフどうりの温度管理はできず、試験焼きとはいえ参考程度の成果しか得られなかった。このへんもおおらかです。何日も前から窯に電気を通すことは言ってあるのに、こんなことで、目くじら立てていては、タイでは生活できまへん。ましてや、居候の身ですから、文句はいいませんが。これが本番の焼成だったら、男はロイクロ通りでお姉ちゃん相手にヤケ酒ぐらいは飲むでしょう、次の日は窯場で粘土を投げつけているかもしれません。その次の日は、一人で旅に出てるでしょう。そんなことですので、仕事場がまだ確保されているのは上出来だぞと、変に納得したのでした。大学生活というと誤解されるかもしれませんが、いったん校内へ入ると、一日中校内で生活するので、昔、本当の大学生だったころよりずうっと真面目な学園生活です。昼には近くの学食でお決まりのカオパットムー(焼き飯の豚肉入り)を注文する。この学食ではもうおなじみさんですから、注文しなくても、食堂のおばさんは顔パスでカオパットムーを作ってくれるようになった。メニューはいろいろあるのだが、タイ語で注文がかけるのはこれしかなかったから毎日こればかり注文していると、向こうの方も覚えてしまったのです。それと、若い学生に交じって学食へ来るおっさんがめずらしいのだろう。普通は年寄りは別の食堂か、外へ出て食事するらしい。階層別の社会であるらしいタイでは、いいおっさんが、学食で飯を食うのはあまりないことなのです。ワシらそんなことしらんけんね。日本的民主主義の申し子ですけん。安くて、早くて、おいしいければ、文句はないのです。昼飯を食ってから、コーヒーショップで一休みするか、暑ければ、図書館で暇をつぶしてから、午後の仕事に手を付けるのです。途中でマージャンに誘うやつがいるわけではなく、デモでロックアウトされることもなく、かわいい女学生の誘惑はこれまたあるわけがなく、(この大学は男子より女子の方が多いのではないかと思っている、うちの科のマスターコースでは男が一人女が5人です)実に品行公正な生活ぶりなのです。このままだとそのうちワットウモーンへ瞑想をしに行くようになるかもしれません。
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