碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

人を喰った話2

2007-09-01 20:43:30 | 日記風雑感
今は亡き開高健著「最後の晩餐」より これはもう、食肉工業と言いたいような 発達ぶりである。数百の臼をならべ、良民を 生きながら砕き、碾き臼でひいて骨ごと食べたと いうのである。カルシウム分の多い、ちょっと ザラザラ歯ごたえのあるタルタルステーキかハンバーグ というところ。しかも、この賊を討伐に出かけたはずの 官軍がおなじように良民をとらえ、それを賊軍に 売りつけて金に替えていたという。このあたり . . . 本文を読む