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鉄道写真の振り返り 1991年 その1(発掘)

2021-04-16 | 鉄道写真の振り返り
前回の1989年に引き続き、1991年の写真(プリント)が見つかったので、これまたスキャンしてみた。


長井駅に到着した(?)フラワーライナー
前照灯は点いていないが、かといって尾灯も点いていないようだし、信号も赤なので、おそらく駅に到着するところではないか。今でこそ長井駅は上り下りで乗り場を使い分けているが、この頃は上下列車ともにこの写真の2番線を主に使用していた気がする。国鉄時代からの駅名標も健在。

鮎貝駅舎
既に建て替えられて久しいが、看板以外は国鉄時代のままの風情。


出札窓口も昔のままだ。運賃表の下にある白熱灯がアクセント。

まだ真新しい車両。昼前にまとまった数の乗車があるが、駅近くでなにかあったのだろうか?

ホームは転換時にかさ上げされており、駅舎側と結構な段差がある。確かに、小さい頃は「よいこらしょ」と乗り込んだ記憶がある。


鮎貝駅のお隣、蚕桑駅。この駅も今は建て替えられている。

この写真を見ると両駅とも建て替えが当然との気持ちになるが、今も木造で残っている西大塚駅や羽前成田駅は雰囲気があって残したい気持ちになる。外壁や屋根の手入れ具合で印象が変わるのかもしれない。

鉄道写真の振り返り 1989年 その1のおまけ(発掘)

2021-04-12 | 鉄道写真の振り返り
だいぶ前に投稿した1989年その1時点で見つからなかった四国旅行前半の写真(ただしプリントのみ)が発掘されたので、さっそくスキャンしてみる。


ボンネット型の485計特急「ひたち」、上野駅にて

この頃は東北新幹線の東京開業前で、山手線・京浜東北線に乗り換えるべく上野の地下ホームから登ってきたところで撮ったもの。山形では見られないボンネット型に興味津々だったのかも。

快速「マリンライナー」のグリーン車から運転席を眺める、児島駅かな?

まっすぐな道でさみしい?

この旅では、じいさんが213系「マリンライナー」のグリーン車最前列を予約してくれた。確か、座席は窓側に向けてセットされていたが、せっかくの前面展望がもったいないということで90度回して前向きにしたのではなかったかな。あと、乗車直後におしぼり(確か紙おしぼり)をもらい、飲み物でも出るのか?と期待したが、快速(普通)列車のグリーン車でそこまでのサービスは無いよな。

キハ65系「ゆうトピア和倉」、敦賀駅にて

敦賀で途中下車した際、最後部にぶらさがっていた「ゆうトピア和倉」。その名のとおり、七尾線に乗り入れて和倉温泉に向かう。

敦賀駅を通過する特急「スーパー雷鳥」

私たちが乗ってきた雷鳥の後を追いかけてきた「スーパー雷鳥」。1989年の春は、デビュー直後となる。残念ながら敦賀を通過するダイヤだったため、乗ることはできず。

以上が1989年の発掘写真。ついでに1991年の写真(でもプリントのみ)も見つかったので、次回振り返ってみよう。

鉄道写真の振り返り 2006年 その3

2021-03-21 | 鉄道写真の振り返り
2006年秋、米坂線の撮影にハマる。


萩生~今泉を行く国鉄色のキハ28+キハ58
小さい頃から見慣れたツートンカラーが、この頃はまだ現役であった。FA★200が活躍。

国鉄色の気動車とサニトラ
上の写真を撮影した後、道の反対側を見ると偶然サニトラが走ってきた。タイムスリップしたような風景。

伊佐領~羽前松岡を行くキハ47+キハ52+キハ47
もう少し田んぼ(稲穂)寄りの構図にした方が良かったかな・・・。3両編成での運行も今は昔。

米坂線とともに、500系の撮影にも着手(?)し始める。ここでもFA★200が大活躍。


熱海駅を通過する500系のぞみ
おそらく*ist DSで500系を撮影した第1号かと。



このころ、頭を悩ませていた仕事に一区切りが着いたので、自分へのご褒美としてsmc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limitedを購入。これ以降、いろいろなことを言い訳にしてレンズが増えていくことになる。

ところで、2006年、私の中でのメインイベントは、なんと言っても11月頭に磐越西線を走った「DD53ばんえつ物語号」。通常の牽引機C57 180が検査で使用できないため、代わりにDD51、DD53、D51が牽引することになったのだが、その告知を見た瞬間、とんでもないことが起きた!と思った。実際、とんでもない人出であった。

紅葉の上野尻~野沢を行く

箱形のダイナミックな車体

DD53は基本的に除雪用のディーゼル機関車で、冬期は運転台の前側(この写真の向きの場合、正確には後側)に専用のロータリヘッドを取り付けて除雪作業を行う。夏期はロータリヘッドを外して本線での列車牽引にも使用できる、と小さい頃に読んだ教科書的な本に書いてあったが、実際にその姿を見たことは無かった。それが2000年代に実現するということで、居ても立っても居られず出動!

有名撮影地、一ノ戸川橋梁 (一の戸橋梁)の逆光側から
順光側は大勢のカメラマンが控えており(背後のクルマの列が見えるでしょうか?)、近寄れる雰囲気では無く・・・。


ラストは下り列車を喜多方~山都で狙う。カメラマンの列・列・・・。

夕日に向かって走るDD53ばんえつ物語号

通過時刻となり待ち構えていたところ、踏切待ちをする運転手さんから「何か珍しいのが来るの?SL?」と声をかけられたので、「SLより珍しいの」と回答。通過した後で「おー、かっこいいね」とその運転手さん。私も同感。とにかく格好良かった。

鉄道写真の振り返り 2006年 その2

2021-03-14 | 鉄道写真の振り返り
一眼レフとしてはコンパクトな*ist DS、ちょっとしたお出かけにも気軽に連れ出すことができた。

仙台駅にたたずむ583系 臨時快速「ゲレンデ蔵王」(回送)
仙台駅の東口は、この頃の面影がないほど変貌した。もっとも、1年以上仙台に行ってないので、最新の状況は全くわからない。

おなじみとなった臨時快速「水戸観梅号」、相馬にて


「スーパーひたち1号」とのすれ違い
583系の大きな窓から651系の雄姿を見る。仙台で見る「スーパーひたち」は、基本普通列車ばかりのホームにおいて、風格とスマートさが際立っていた。常磐線が全線復旧した今、もう一度見てみたいものだが、直流区間専用に改造されたとあって夢は叶わないか。


ところで、この時「水戸観梅号」に乗った目的は、もちろん水戸偕楽園の見物もあるのだが、一番は東京に出て望遠レンズを買うこと。無事、アキバのyodobashiでFA★200mmF2.8ED[IF]をゲット。早速試し撮りしてみる。

水戸駅を出発した415系電車

水戸駅に入線する下り「水戸観梅号」(トリミング)

吹浦~女鹿を行く特急「いなほ」
L特急マークの消し方があまりにやっつけ仕事過ぎる・・・。

秋田所属の583系9両編成による「わくわくドリーム号」(トリミング) 
北東北と千葉の夢の国を結ぶ臨時列車。9両での運転としてはほぼ最後のはず。整備された仙台所属車と比較すると車体はぼろぼろで、見ていて痛々しい。

FA★200mmはこの後も主戦レンズとして大いに活躍した。最近は出番が少なくかわいそう。

4月に入り、これまた恒例の「白虎号」で会津へお出かけ。

郡山で折り返し運転


会津若松駅で、455系、583系、12系客車が並ぶ
1番線で「あかべぇ」色の455系が出発待ち、中線では583系が転線待ち、2番線には「SLばんえつ物語号」が入線。

583系とC57 180の一瞬の対面


455系の快速が発車

つい先日のことのような気がするが、15年も前のことなのだな。SLだけが今も走り続けている。

鉄道写真の振り返り 2006年 その1

2021-02-28 | 鉄道写真の振り返り
2004~2005年の2年間、コンパクトデジタルカメラで鉄道写真を撮ってみたが、シャッターのタイムラグや連写性能、そしてなにより焦点距離が足りない(望遠が欲しい)ということで、2006年の初売りで待望のデジタル一眼レフを購入した。



2004年に購入したOptioと同じPENTAXだが、この時点ではPENTAXにこだわりがあった訳ではなかった。*istDSを選定した理由は、①安い、②小さい、③ファインダーがプリズム(ミラーでない)でなんか高級そう、④単三形電池で動く、といったところか。これらの特徴は、④を除いて現在に通じている。ちなみに、*ist DS購入時点で後継の*ist DS2も販売されていたのだが、ハード的にほぼ同等(背面液晶のサイズが異なる)で、しかもファームウェアのアップデート(ver. 2.0)で中身もDS2相当になるし、何より旧機種で価格の安いDSはありがたい存在だったのだ。PENTAXさんありがとう&ゴメンナサイ。
同時に購入したレンズはsmc PENTAX-DA 16-45mmF4ED AL。キットレンズより少々割高であったが、広角が強く評判が良いので奮発したのだ。ただ、望遠側が45mm(35mm判換算で69mm)と少々短く、本来の目的からすると望遠レンズも購入すべきなのだが、予算不足でこの時は見送り。

※DA 16-45は弟に譲渡して手元に無いため、上の写真のレンズは後に購入したsmc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limitedでございます。

早速購入したカメラを携えて冬の羽越本線を撮影する。

降りしきる雪の中を行くキハ47系、普通列車

全面雪まみれ、わずかな前方視界(?)で運転するEF81牽引の貨物列車

クハ481 1500番台を先頭に走る特急「いなほ」

上の3枚の写真は、いずれも当時住んでいた三川町に程近い羽越本線 西袋~余目間で撮影。このシーズンは非常に雪が多く、ちょっとした移動で車も雪まみれに。


この調子では春になっても雪が消えないのではないか?などと感じるほどであったが、2月は意外に雪が少なく、2月後半には何と田んぼの雪が消えていた。

鳥海山をバックに走る特急「いなほ」(遊佐~吹浦)

少しさかのぼって2月中旬、「SL磐梯会津路号」を撮りに出かける。


気持ちよい青空の安子ヶ島~磐梯熱海にて(電柱とかぶってしまい残念)


東長原に向かってゆっくりとした足取りで登ってくる

SLを待つ合間に455系あかべえ塗装が行く(磐梯町~翁島)


本日のラストはモノトーンで(磐梯町~翁島)

*ist DSは、画素数(600万画素)や連写性能(2.8コマ/秒、RAWで5コマまで)が物足りなく、手ぶれ補正機能も無かったが、その分、今より緊張感をもって(?)撮影していた気がするし、得られる画像にそれまでのコンパクトデジタルカメラとは異なる信頼感があった。
また、先述のとおり電源に単三形電池を使用できるのが特徴だったが、当初使用していた手持ちのニッケル水素電池は使用直前の充電が必要であったり、満充電しても屋外(低温環境)でカメラのレベル表示がいきなり空になったりするなど、使い勝手に難があった。しかし、ちょうどその頃登場したSANYOの「eneloop」に切り替えることで、これらの問題が解決して安心して使用できるようになった。交換用の電池が容易&安価に入手できる点で、*ist DSはお出かけ用途に最適だったと思う。