9月、再び「土・日きっぶ」で長野旅。メインの目的地は黒部ダムだが、いつものようにちょっと寄り道。

湯田中駅に停車する長野電鉄2000系電車
湯田中駅といえば、構内配線の関係で3両編成の列車が「ミニスイッチバック」するのが特徴であった。写真後方の3両目がポイントにかかった状態で停車しているが、坂を登ってきた列車は写真の右後方からこのポイントを通過した後、ホームを写真手前側に少し行き過ぎてからいったん停まり、バックして所定の停車位置に収まるのだ。これを体験したかったのと、長野電鉄オリジナルの特急車2000系に乗っておきたかったために寄り道したのだ。
使用したきっぷは「日帰り「楓の湯」クーポン」。湯田中までの乗車券(特急も利用可)と湯田中駅に隣接した(ほぼ構内?)温泉をセットにしたお得なきっぷ。「「楓の湯」ご利用の際は、必ず入館証明印を受けてください。証明印がない場合は、帰りの乗車の際に通常の運賃との差額をいただきます。」、すなわち「風呂に入らないと割高になりますよ」という利用条件がおもしろい。
さて、その後松本から大糸線に入りわさび農場へ、そして翌日は扇沢から黒部ダムに向かう。確か今は無きトロリーバスの写真も撮ったはずなのだが・・・どうにも見つからない。悔しいので特に面白みの無いダムの写真をどうぞ。

帰りはのんびりと新宿経由で。

白馬駅で発車を待つスーパーあずさ
当初の予定では黒部ダムでゆっくり観光し、信濃大町から新宿に向かう予定であったが、あいにくの天候でダムに長居する雰囲気でもなかったため、早めに下山して信濃大町~白馬をムダに往復したのであった。
ここから新宿までおよそ3時間半。E351系のダイナミックな走りを楽しむ。
さて、この頃「土・日きっぷ」の次にお世話になったのは「周遊きっぷ」だろう。前年の北海道や山陰、この年の万博見物も周遊きっぷを利用している。周遊きっぷは、定められたエリアで特急・急行の自由席が乗り放題となる「ゾーン券」と、そこまでの運賃が割引となる「ゆき券」「かえり券」のセットであった。割と自由に行程が組めるので重宝していたのだが、2013年に廃止されてしまった。確かに、みどりの窓口に周遊きっぷを買いに行くと、かなりの確率でものすごく時間がかかり・・・駅員さんにとってはレアきっぷだったのかもしれない(個人的には、かなりわかりやすくスマートに感じていたのだが)。
ということで、10月に広島を訪れた際も、周遊きっぷ、広島・宮島ゾーンのお世話になる。

広島駅に停車する新幹線0系電車

同じく広島駅に停車する新幹線100系電車
0系も100系も短編成化&塗装変更によりオリジナルの姿では無いが、私の中では貴重な記録。

新岩国駅にて
錦帯橋を見物するために広島~新岩国の1区間だけ新幹線を利用。ゾーン券が新岩国まで使えたのだ。
新岩国では、通過する500系の写真なども撮ったが、いかんせんコンパクトカメラでは限界があり、ちょっと残念な結果に。そんなこんなもあって、次回からはデジタル一眼レフカメラが登場。