明日につなぎたい

老いのときめき

ウソは果てしなく

2018-10-18 10:43:40 | 日記

 安倍政権、その周辺にはウソが多すぎる。最近の例では沖縄問題だろう。防衛省当局は、辺野古の新基地建設をめぐり、埋め立て承認を撤回した県の措置を不服として、石井国土交通相に審査を請求し、撤回の効力停止を申し立てた。これは、安倍首相がしばしば口にする「県民に寄り添う」「負担軽減」が大ウソであることの証明である。ウソをつかないと強権政治はやれないのだ。沖縄県民はそれを見抜いている。だから、知事選で安倍陣営は惨敗したのだ。

 

 もう一つのウソに加計学園問題が挙げられる。首相と親密な友達関係にある加計学園理事長は、10月7日、獣医学部新設をめぐる経緯について記者会見を行った。ここでウソがばれた。国会に提出された愛媛県の文書には、2015年2月25日に、加計氏と安倍首相が面会したとある。首相は国会答弁で、獣医学部新設を知ったのは17年1月20日だという。ウソではないか。2年の食い違いがある。私は愛媛県がウソをついたとは思わない。首相は己の”ご意向”による新設を隠したかったのだろうか。

 

 加計学園理事長は、首相との口裏合わせだろうか。安倍首相との面会は「覚えていない。記録もないのでない」とシラを切る。県文書に面会とあるのは学園事務局長の”勇み足”だと他に”罪”を転嫁する。だが、県文書には「理事長と首相との面談結果等について報告したい」との記載がある。県が会ってもいないのに会ったなどと書くはずはなかろう。安倍・加計はあったこともなかったことにしてしまう。見え見えのウソで押し切る。この手法はファッショの手口である。