TI山形ボクシングジム御隠居改め現役会長日記

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「ボーナスは三百万円」の変人М君と・・・

2013-10-22 | 愛しきボクサーの伝説
昨晩、現在東京の某最大手医療機関で頑張って働いているジムOBのМ君と後楽園ホールで待ち合わせて久しぶりに会う事にしました。

変わった人が多く集まってくる当ジムの練習生の中でも、歴代OBの中でМ君は2番目の変わり者です。
(因みに1番の変わり者は先日ご紹介した漫画家を目指して頑張っているシュウ君で、3番目は現在持ち前の明るさとガッツを活かし某医療関係会社理事長秘書として頑張っているチェリー君です。そう言えば歴代1番のくずOB(OBなんてホントは思ってないけど)は・・・まっ、あんな奴の話はいいや・・・)



仕事が忙しく午後九時に水道橋に現れたМ君に・・・

「飯でも食いに行くか?」と聞くと・・・

「いえ、今日は結構です。もち合わせも無いですし・・・」

「いいよ、メシ代くらい、そのかわり、俺は酒飲んで電車乗るの嫌いだから、うちの近くの駅で呑もうよ」

「はい・・・でも・・・やはり、結構です。今日は帰ります。」

「何か用事でもあるのかい」

「いえ・・・用事は無いのですが・・・」

「なんだよ、はっきり言えよ」

「はい、すいません・・・本当に持ち合わせが全然無いんです。」

「お前、社会人だよな、電車代って270円だよ、それも無いの」

「はい・・・」

「お前、いくら持ってんの」

「はい・・・20円です・・・」

今どきの小学生でも、もっと持ってるんでないかい・・・

でっ・・・

「帰るって、お前のアパートって調布だよな、そこまで20円でどうやって帰るの?」

「歩いて帰ります。」

「調布まで??」

「はい・・・」

「だいたいお前、水道橋まで何しに来たの?」

「はい・・・・・・・会長に久しぶりに会いたかったもので・・・」

うれしい事言ってくれるな~・・・なんて事は全然思いませんでした。

「それ嘘だよな?お前、ここに来れば俺がなんとかしてくれると思って来ただろ?」

「えっ・・・・は、はい・・・その通りでございます・・・申し訳ございません・・・」



でっ・・・

電車のチケット買ってあげて、満員電車で出発・・・

М君が突然・・・

「会長は肩はこってないですか?」

「なんで?」

「電車代のかわりと言ってはなんですが、私の得意なマッサージしたいと思うんですが、どうでしょうか?」

「ここで?」

「はい」

面白そうなんで・・・

「やってよ」と言うと・・・

いきなり立ったまま電車のドアにうつ伏せみたいにペタッと押し付けられて、本格的なマッサージを開始・・・

電車の中でチューしている奴は見た事あるけど、満員電車の中で何十分もマッサージしている奴なんてめったに見ないのでしょう・・・

あげくにМ君は力を入れる時に「んーー」って大きな変な声を出すもんだから・・・

乗客の皆様の失笑の中、恥ずかしい思いをし、やっと目的地に到着し・・・



久しぶりに呑んだら・・・

М君の会話・・・

以前より確実にパワーアップしている・・・

「私の★★の★★が★★★★を★★したら★んじゃったんですよ」

こんな所で書けるか



でも、変わり者と呑むと本当に楽しいです。



М君は私の財布から330円むしり取って終電で帰って行きました。



お金が無い理由は友達にお金を貸して返ってこないそうで・・・

お金の貸し借りは、友達無くすよМ君、



年末のボーナスは三百万円位もらう予定のМ君
(絶対にこいつの勘違いです、入社一年もしないで三百万円もボーナスもらえる会社なんて・・・ねー・・・)


本当にもらえたら・・・

今度はタクシーで、大宮のた★い★か★と、シ★ム★に招待してください。









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