チリチリリン

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ジャガイモ栽培

2022年02月11日 | 菜園日記

春の菜園はジャガイモから始まる。通常は3月に植え付けるのだが、温暖化で芋が肥大する5月になると気温25℃を超える日があり芋の生育が止まってしまう。それで最近では少し早く植えつけて暑くなる前に芋を大きくしようと2月中に植え付ける人が増えてきた。

それまでに種芋を日光に当てて芽を出させる、これも早く育てる方法だ。だから1月になると園芸店に種芋が並ぶようになる。ジャガイモにはたくさんの種類があってみんながいろいろ育てている。人気品種は売り切れますよと急かされる。

昨年秋には、人気のインカのめざめ、グラウンドペチカデストロイヤー、ノーザンルビー、デジマの4種類を植えた。暑さと反対に10月に師走並みの寒波が来て生育が止まり、出来た芋は小さかった。暑くてもダメ、寒くてもダメ、ジャガイモはわがままなのだ。

足のギプスは外れたがまだ自転車には乗れない。種芋を探して歩くこともできないので、ネット注文した。レッドムーンとシンシア、どちらも希少品種で、男爵いもの3倍くらい高い。

届いたジャガイモを一つずつ茹でて食べてみた。シンシアはほくほくとねっとりの中間、きめ細かな美味しい芋だ。初めてのレッドムーンは皮が赤く身は黄色、かなりねっとりとしたジャガイモとは違うサツマイモに近い食感だ。これに残っていたデストロイヤー、ノーザンルビーも加えて日光に当てている。

普段食べているときにジャガイモの味の違いなんてわからないし、一般的な男爵やキタアカリで良いと思うのだが、自分で育てる家庭菜園だからあれこれやってみたくなるのだろう、隣人も男爵、メークイン、アンデスレッド、インカのめざめを用意したと言っていた。

自由に自転車に乗れて、畑に通える日が待ち遠しい。


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