畑の草取りは苦手で、私の畑にはハコベやナズナやタンポポ、ホトケノザ、ハハコグサ、ヒメオドリコソウなどがあちこち咲いている。
作物を植えるときだけ土を掘り返し雑草を取り除くのだが、その後がほったらかしなので、草の中から野菜を収穫という具合になる。自分ではそれでも良いかと思っていたのだが...
昨年秋、今まで畑で見なかった草が生えているのに気が付いた。あれれと思いながらもいつものようにほったらかし、春になって驚いた。
秋に収穫が終わって冬の間休ませていた畑にその草がびっしりはびこっている。手のひらをいっぱいに広げたように、ロゼッタ状に拡がった株が地面を覆い尽くしているのだ。
アメリカフウロだ。畑では見なかったが道端などにはどこにでも生えている。私の畑は道端並みなのか?
タタミ一畳分深さ20センチほどの穴を掘って、毟りとった株を次々放り込んだが、プリプリした嵩高い茎を持っていて、あっという間に穴はいっぱいになり上に30センチも積み上がってしまった。
3日間かかって、大きな株は引き抜いたが、葉っぱ1、2枚の小さな株はなかなか取りきれない。
見つけると仇のように引き抜いて、やっと更地の部分は抜き取った。
まだ大事なイチゴの株の間、30センチほどの高さのフキの間、パクチーの葉っぱに隠れて、アメリカフウロは残っている。
この地味な花を愛でる人もいるのだが、こんなに増えるとは思わなかった。長期戦で見つけ次第摘み取るより仕方ない。アメリカなんて付く帰化植物には注意しなくちゃね。
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