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チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

バーフバリ・ループ

2018年11月02日 | 映画の話

 

このヒゲもじゃ髪ぼさぼさの男が、気は優しくて力持ち人望厚いインドの王様バーフバリ。バーフバリの伝説を描いた映画が大変な人気で、インドの映画興行収益を一新したそうです。

日本での封切りはなんと昨年の12月、その後今年の6月からはノーカット版が封切られてロングランが続いていました。

この映画はともに3時間の前後編からできていて、先に私が見たのは後編でした。前編は2年前に公開されたのだそうです。

その前編が先週1週間期間限定で公開されました。私も観に行って、あやふやだったストーリーを確認しました。そうするともう一度後編を見て納得させたい気がしてきて、大変な大スペクタクルなので今度はIMAXで後編を見てきました。このバーフバリ・ループに陥る人続出なんだそうです。前編を見る→当前後編を見る→また前編を見たくなる→また後編を見る、とループが続いているらしいです。娘もその一人!

それが、とうとう昨日でロングランが終わってしまいました。アマゾンプライムで見ると言っています。えー!あの映画を小さなモニターではもったいないでしょ! でも、見たいそうです。

どこか近郊の街でやっていないか検索していたら、なんと来月、コスプレ、サイリウム、タンバリン、鈴の使用が可能な絶叫上映をやるそうです。何と絶叫するのか?「バーフバリ!バーフバリ!」かな?

https://youtu.be/ox5_z35dF_w

主演のインド映画俳優プラバースは、4年間バーフバリのイメージを保つため仕事を制限し、体重を20キロも増やして役に臨んだそうです。髪を切って髭を整えスリムになった彼は普通にイケメンでした。

 

 

 

 

 


「バーフバリ王の凱旋」

2018年10月18日 | 映画の話

6月からの超ロングランの人気映画だと聞いて行ってきました。3時間の大作、インド映画です。インド映画と聞くと歌と踊りがメインのようなものを思い浮かべますが、これは大スペクタクルかな。

長髪口ひげあご髭蓄えたマッチョな男がバーフバリ、気は優しくて力持ち、民衆の人望厚く、時期王さまの予定だったのに、陰謀に巻き込まれて...という話です。

この彼がカッコイイのです。暴走してきた象を取り押さえるシーンでも、戦闘シーンでも、妻となる王女を守るシーンでも、こんなカッコイイ人見たことないというほどです。スローカットが多いのですが、その1シーン1シーンの体の形が、まるでCGで作ったみたいに決まっているのです。3時間はあっという間に過ぎました。

インドが舞台の映画、インド人監督の映画、って面白いものがありますよね。アカデミー賞をとった「スラムドッグ&ミリオネア」虎との漂流の「パイといた275日」大学の友情物語の「きっとうまくいく」など、みんな見終わった後に、悪い気持ちではないが、複雑な感情が残るものでした。

今回の話はそんな含むところがない冒険活劇でしたが、主人公のあのかっこよさはどうやって作り出したものかと思いました。だって、美男とは言えないのに、トロイのブラピより10倍もカッコイイのです。

娘の友人にはこの大作を3度も見た人がいるそうです。

 


「散り椿」

2018年09月28日 | 映画の話

 

久々の時代劇です。凛とした岡田准一や西島秀俊以上に美しいのが背景です。日本の景色は、日本の四季はこんなに美しかったかと思い出させる映像です。

青葉そよぐ林や、銀色のススキが原、目にしみる紅葉、降りしきる雪、そして散り椿、どの場面も息をのむ美しさです。

エンドロールにも咲き誇る花々が次々登場しますが、時々横文字の名前の花が出てくるのがご愛敬。

話はお家騒動に男の友情を絡めた嫌味のないストーリーでした。

 


「傷だらけの勲章」

2018年09月28日 | 映画の話

 

これも西城秀樹追悼映画上映で見たもので「現代任侠伝」と2本立てでした。

現代任侠伝の方はあっという間に殺されるヤクザの若頭でした。凄みも貫禄もなく、清潔感が漂い、まだまだの感じ、主役の奥田瑛二のかっこよさが目立ちました。

「傷だらけの勲章」は中村嘉葎雄との共演で、ヒデキも西城秀樹の看板を外し、若手映画俳優として熱演していました。スーパーマン的ではなく、結構犯人を取り逃す刑事役で、ベッドシーンもあり、見ごたえありました。このまま俳優としてもやっていけたのではないかとヒデキの多才さに目を見張り、やっぱり惜しい人の感を新たにしました。

 

週刊誌でヒデキの実姉が山口組幹部の情婦であったこと、ヒデキの芸能活動にこの姉が協力していたことが報じられました。ファンの間で「西城秀樹の追悼コーナーを紅白で」の声が盛り上がっていた時だけに、なぜこのタイミングで?と動揺が走りました。

死んでもなお叩かれるヒデキに、神はどんだけの試練を与えるのかと恨めしい感じですが、これもそれもヒデキの人気が衰えず、しかも実力が見直され、現存の歌手より注目を集めていることにやきもきしている連中がいるということの証ではないかと感じています。

ただ暴力団はいけませんね。本人が関わりがなかったとしても...彼の功績に傷がつかないことを祈ります。

 

 


「ブロウアップヒデキ」

2018年09月24日 | 映画の話

 

池袋の映画館で西城秀樹追悼映画がかかったので行ってきました。「ブロウアップヒデキ」と「おれの行く道」の二本立てです。両方とも40年以上前の映画で既に見た映画なのですが...

”池袋の裏通り””二本立て”に古い小さな映画館を予想して行ったところ、なかなかどうして立派な映画館でした。スクリーンは一つしかありませんが広くてシートはふかふかで居心地良かったです。

朝9時50分からの一回目の2本は観客の入りが3割程度、あまり少なくてヒデキがかわいそうと、入れ替え無しを良いことに二回目のブロウアップも観ました。

ブロウアップヒデキは西城秀樹の20歳の全国縦断コンサートの模様を描いた作品で、半分はコンサートの様子なのに、手拍子もなく、一緒に歌うこともなく、静かに見ていたら不満が募ってきました。

夜8時50分からの最終回だけ手拍子も掛け声もペンライトもOKの応援上映なので、いったん外に出て食事を済ませペンライトを用意して映画館に戻りました。

前の方なら大声を出してもわからないだろうと前方に陣取り、「ヒデキ!ヒデキ!」「イヨッ!ヒデキ!」「きゃあ〜〜〜ヒデキ!」「ヒデキ好きだよ〜!」「ありがとうヒデキ〜!」と思いの丈を叫んできました。

最終回も観客は多くなく、両隣空席なので遠慮なしでした。観客の年齢層は女性はほとんどが50歳台、他に初老の男性が目立ちました。