以前から申し上げているように中国へのマスクや使い捨て手袋などの引き合いが多く、仕入れが難しいながらも色々な手配に忙殺されています。
そんな訳で別の投稿記事でも述べましたが今月の焦眉の急である確定申告に向けた会計取り纏め作業も漸く本日着手はしたものの、まだまだ難関が待ち構えているように思います。
さて、今日の話題は過去二回ほど触れましたが、現在中国での共産党独裁体制に対する中国社会の不満が非常に高まっていると感じます。
中国のSNSでは、今回の新型肺炎の大流行での危機感を背景として様々な不満の意見がおおっぴらに発表されています。
[不満こそが社会を突き動かす動力]
この投稿記事の内容は歴史上の社会の変革要因は全て権力に対する不満が発火点となり社会変化を促しており、今回の中国政府(共産党独裁体制)の対応が余りにも酷すぎて現体制ではやって行けないとの意見です。
[チェルノブイリ原発事故がソ連崩壊の主原因]
チェルノブイリ事故に擬えて、今回の新型肺炎の大流行と言う大事件が中国共産党独裁体制の崩壊のキッカケとなるのとの内容です。
「今は夜明け前の真っ暗で冷たい時間だが、実はその中で将来への希望の萌芽が始まっている」と期待を込めた内容となっています。
尚、中国の現状はなかなか日本のメディアが取り上げてくれませんが武漢市以外でも多くの都市や町村で封鎖が行われており大変悲惨な状況となっているようです。
以前取り上げた湖北省の中の黄岡市などの武漢周辺の中核都市だけではなく、他の省の小さな町や村々でも「封鎖」が実施されています。
上の写真のように町や村落に通じる道路を閉鎖したり、小区(中国における最小行政単位、町内や団地の自治会のようなもの)の出入口を塞いで出入を制限したり、マスクをしていないなどの規則を破った市民や家庭には警察や現地管理者が拘束ないしは各家庭のドアを物理的に閉鎖したりと非常に乱暴な対応をしているのが実情です。
更に、エピデミックの拡大に伴い主要都市でも都市封鎖が連鎖反応のように広がっています。
浙江省の温州市(人口910万人)や直轄市(北京などの省と同格の大都市)である天津市(人口1560万人)などでも都市封鎖が始まりました。
[天津市の通達]
市内の各「小区」を閉鎖し隔離状態にするための管理方法を伝えています。
本日6日付で交付、即日施行されました。
小区の出入口にはガードが立ち、小区から移動あるいは外部からの小区内に入ることは制限されます。
つまり食料や日用品の買い物も人数や回数を決められ自由には移動出来ないということです。
中国のソーシャルメディアや友人たちからの情報を総合すると、中国は完全に集団パニックの状態となっています。
そのため湖北省出身者や感染者の排斥や公安当局による防疫規則違反者の人権を無視した超弾圧的な逮捕や拘束など何でもあり状況です。
最後に何時ものように現時点での感染状況を報告します。
まもなく3万人を突破しそうな勢いです。
1/23に武漢市を封鎖して都市隔離策を実施して15日が立ちましたが、それ以前に武漢から移動した500万人とも言われる流出人口による感染の広がりは未だ衰えを見せていません。
上述したような極めて乱暴な方法ながら後付けで地域隔離策を実施しているものの感染数は少なくとも数十万人に上ると見込まれています。
日本も他人事ではなく、水際対策を含め防疫体制の強化をする必要があると強く感じます。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s