今日作る料理は草帽饼(ツァオマオビン)と言うものですが、日本にはなく馴染みのない料理なので一言で訳すことは出来ません。
敢えて言うと、草帽(ツァオマオ)とは「麦藁帽子」のことで、麦藁のような模様をした小麦粉作った薄いパンと言ったところでしょうか。
以前から家内にリクエストしていたのですが、インターネットで調べて本日漸く試作と相成りました。
強力粉に豚に脂をを混ぜた生地を作り、暫く寝かせた後で細い紐状にしてから、麦わら帽子を編むようにクルクルと巻いていって麺棒で薄く丸く伸ばして行きます。
それをフライパンで焼けば出来上がりです。
焼き目が麦藁に沿って仕上がるので本物の麦藁のようで、パリパリとした食感が大変美味しいです。
「試作」以上の出来上がりで筆者も大変満足しています。
補足説明) 以前も説明していますが中国で言う「餅(饼)」とは日本の餅(モチ)とは全く異なる食べ物を指す言葉で、「小麦粉などの穀物の粉の生地を鉄板で焼いたもの」を意味します。従って、例えばピザは披萨饼(ピサビン)と言う風に翻訳されます。
因みに、中国の煎饼(ジエンビン)も、日本の煎餅とは全くの別物です。こちらは小麦粉などを水で溶いた薄い生地をクレープやお好み焼きにように鉄板で焼き上げたものです。
共通点は同じく饼(ビン)と言う文字が入っているように「鉄板で焼いた粉物」と言うのが基本概念です。
中国では「モチ」に当たる言葉は「年糕(ニェンガオ)」になります。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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