スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 ベイスターズの2塁手、種田仁が打席に立つと、彼のバッティングフォームを真似た、いわゆる「タネダンス」が始まる。足をガニマタに開いて(斜めガニマタ)、メガホンをバットのように構えて、音楽に合わせ膝の屈伸運動をするのである。
 ご本人も喜んでいるようだと、誰かから聞いた。
 最近は、バットメガホンを何本もつなげて、長ーくして、タネダンスを踊る(?)のがはやっているようだ。

 そこまでは、知っていた。

 土曜日の阪神戦で、黄色く染まったレフトスタンドを見ていると、一部でこの「タネダンス」を同じようにやっているではないか!それも大勢で。
 それを撮ったのが冒頭の写真。
 タイガースファンって、お茶目やねー。

 この話には続きがある。
 同点の9回裏、2死満塁で種田に打順が回ってきたのだ。
 こういうシーンでは、ベイスターズでは専用の応援パターンがある。ふだんのバッティングマーチではなく、もっとファンが盛り上がるようなテンポの曲を使うのだ。
 つまり、タネダンスはやらない。

 しかし、さすがにそこまでの事情には詳しくないタイガースファンは、周りの人たちからバットメガホンをかき集め、冒頭の写真と同じようにつないで、ガニマタで構えてしまった。
 でもベイの応援団がタネダンスをやらないものだから、その体勢のまま、どうしようもなくなって、数分間じっとしていた。
 大変お気の毒であった。

 7月2日 横浜 4-5 阪神



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