田尾監督

　帰宅後、スカパーにて楽天戦の８回・９回を観戦。

　１点ビハインドの８回裏、先頭の藤井がヒットで出塁。しかし、代走の平石が牽制死。
　塁審に懸命にアピールしていたが、リプレイを見ても完全なアウト。
　直後に楽天ベンチが映る。やりきれない表情で、ゆっくりとしたモーションで天を仰ぐ田尾監督。
　この後、四球とヒットで１・２塁のチャンスだっただけに、あの牽制アウトがもしなかったら…と悔やまれるぅ。

　最終回の裏。１死から川口がヒットで出たものの、後続が打ち取られてゲームセット。
　直後にまた、楽天ベンチが映った。ベンチに深く座り込み、首をすくめ、襟を立てて顔が半分隠れるような田尾監督。

　これで楽天は１０連敗となった。勝率は２割を割ってしまった。
　弱いながらも、元気に、観客を楽しませてくれる野球をやってくれればよいのだが、今のチームはそんなムードにはないようだ。ほとほと困り果てた…といった感じの、監督の表情、しぐさ。

　逆転ツーランを放った北川がヒーローインタビューを受けていたのだが、何か居心地悪そうな感じだった。ふつうなら、「勝ちました！活躍できてうれしいです！」という雰囲気のはずなのだが、何だか「楽天の皆さん、勝ってすみませんでした…」というような、すまなそうな、硬い笑顔に見えた。
　オリックスも負けが込んでいるし、余裕などないので、私が先入観を持って見ているだけだろうが。

　まあ、ともかく！終わった試合を悔やんでも仕方ない！
　がんばれイーグルス！去年の球界再編騒動で球団数削減に反対したファンの多くは、きっと、そんな想いでイーグルスの戦いを見守っているに違いない。
　田尾さん、元気を出してください。
　近いうち、きっと仙台に応援に行きますから。

　楽天　５－６　オリックス

ＭＬＢ球場のスポンサー（ナ・リーグ編）

　先日に引き続き、ナショナルリーグ編です。

◆アトランタ・ブレーブス：Turner Field
　　ＣＮＮ創設者として有名なオーナーの名前を冠している。

◆フィラデルフィア・フィリーズ：Citizens Bank Park
　　アメリカ東部（ロードアイランド州）に本店を持つ銀行。

◆フロリダ・マーリンズ：Dolphins Stadium
　　ＮＦＬのマイアミ・ドルフィンズとの共用。
　　昨年までは Pro Player Stadium と言っていた。スポーツアパレルメーカー。

◆セントルイス・カージナルズ：Busch Stadium
　　バドワイザーで有名なビール会社、アンハイザー・ブッシュ。
　　来年新球場ができるそうだが、名前は変えないとのこと。

◆ヒューストン・アストロズ：Minute Maid Park
　　コカ・コーラ傘下のオレンジジュース会社。
　　以前は Enron Field と言っていましたね。関係者は思い出したくもないでしょうが。

◆シンシナチ・レッズ：Great American Ball Park
　　保険会社のようです。

◆ピッツバーグ・パイレーツ：PNC Park
　　地元の銀行。ああ、やはり金融関係が目立ちますね。

◆ミルウォーキー・ブリュワーズ：Miller Park
　　ご存じビール会社。

◆サンフランシスコ・ジャイアンツ：SBC Park
　　長距離電話の会社。

◆サンディエゴ・パドレス：PETCO Park
　　これは珍しい！地元のペット用品会社。

◆コロラド・ロッキーズ：Coors Field
　　またまた有名なビール会社。
　　ナ・リーグは３社が揃い踏み！

◆アリゾナ・ダイヤモンドバックス：Bank One Ballpark
　　ＪＰモルガン・CHASE グループ傘下の銀行。

といったところでした。ＰＥＴＣＯにはびっくりしました。

佐々木が自分で決めるとき

　牛島監督は、彼に敬意を表しているのだろう。

　９回表、均衡を破る１点を金城・佐伯が叩き出す。その後も攻撃は続いたのだが、惜しくも追加点を取れず。３点差あれば安心できそうだが、１点差だとどうするのか。
　「加藤続投でもいいんじゃないの？」
　「クルーンに連投してもらう手もあるんじゃないの？」
　そう思ったのは私だけだろうか。しかし指揮官は彼をマウンドに送った。

　結果は、恐れていた通りとなった。

　監督は試合後、今後もリリーフ方針は変えないと語ったとのこと。
　その言葉は、嘘ではないだろうが、
「クローザーにその意志がある限りは…」
と暗示しているとしか思えない。
　中日戦も、今日も、チームみんなで一丸となって点をもぎ取り、「形」を作って彼に託した。
　そして彼は、ぶちこわしてしまった。
　彼の悔しさは察するが、冷静にどう思っているのだろうか。

　私は、自室に彼のポスターを貼り、「２２」のレプリカユニフォームを吊している。心底彼を応援している。その私が、１点差の９回裏、彼が登板しないことを願ってしまったのだ。
　ハマスタで似たような戦況になって、９回表に彼の名がアナウンスされたら、レフトの客席、そしてライトの客席は、どういう反応をするだろうか。ああ、想像したくない。

　結局、彼には２つの道しか残されていないのだ。
　私のようなバカがあれこれ言うのを実力で振り払って、昔のようにニコニコと楽しげに「仕事」をこなしてゆくのか。
　それとも、自ら退くか。

　彼ほどの選手に、やめろとか二軍に行って来いとか言える人はいない。
　監督も言えない。コーチも言えない。
　だから、彼自身が決断するのを待っている。残酷だけれど。
　自分のことは、自分自身が一番分かっているはずだから。

　まあ、メンタルな要因もあるだろうし、横須賀で納得行くまで調整してきてはどうか。
　そして、
　もう一花、今年何とか咲かせてもらえないだろうか。

　阪神　２－１　横浜

期待持てる藪の投球

　朝起きてしばらくして、ＢＳ１のＭＬＢ中継をつけた。
　すでに中盤戦で、デビルレイズが大きくリード。野茂がのんびりと投げていた。
　２００勝まで、今日勝ってあと３つ。絶対頑張って達成してください！

　興味はむしろ、初登板の藪に向いた。
　リリーフした回は打たれたようだが、見ていない。私が見ていた６回・７回は、全く危なげないピッチングだった。「うまいな～」と、思わずうなった。やはり、リリーフというよりは頭から行くタイプか。遅からず先発の声もかかるんじゃないだろうか。

　イチローの試合は、先に結果を知ってしまったこともあり、見なかった。
　しかし今日も２安打。記録はどこまで伸びるか。

　ＴＢ　１１－２　ＯＡＫ

ＭＬＢ球場のスポンサー（ア・リーグ編）

　日本でもスタジアムのネーミングライツという発想が広まってきた。
　これまでは、球場名を省略して「横」とか「甲」とか書かれても、ああ横浜だな、甲子園だなとすぐ分かったのだが、「ヤ」とか「イ」とか「ス」とか書かれると、慣れなくて戸惑う。

　ヤ＝ヤフードーム（福岡）
　イ＝インボイススタジアム（西武）
　ス＝スカイマークスタジアム（神戸）

　「ス」は昨年まで「Ｙａｈｏｏ！ＢＢスタジアム」という名前で、「ヤ」と略されることもあったので、ややこしい。
　今年は更に「フ」もあるぞ。

　フ＝フルキャストスタジアム（仙台）

　ヤクルトスワローズも「ヤ」だな、楽天は「イ」ーグルスだっけ、なんて思い出すと…(^^;


　前置きはこれくらいにして、ＭＬＢの球場名についているスポンサー会社を調べてみた。
　本日はア・リーグの巻。

◆タンパベイ・デビルレイズ：Tropicana Field
　　オレンジジュースが有名なドリンクメーカー。ペプシコ・グループ。

◆トロント・ブルージェイズ：Rogers Centre
　　カナダ東部のＣＡＴＶ会社。ディスカウントストアではなかった…

◆シカゴ・ホワイトソックス：U.S. Cellular Field
　　アメリカの携帯電話会社。
　　元々、往年の名選手の名を冠した Comiskey Park という球場でした。

◆デトロイト・タイガース：Comerika Park
　　デトロイトに本店のある銀行。

◆オークランド・アスレチックス：McAfee Coliseum
　　日本でも有名なソフトウェア会社。
　　昨年まではネットワークアソシエイツ・コロシアム。

◆テキサス・レンジャーズ：Ameriquest Field
　　金融機関（不動産担保ローンの会社）。

◆シアトル・マリナーズ：Safeco Field
　　保険会社。

　金融機関が目につく。
　ナ・リーグ編は、気が向いたらまた別途。

クルーン

　速い速い！
　最高１５４キロのストレート、１３９キロのフォーク。
　メジャーでは全然実績残してないピッチャーなんだけどねー。
　きっと、少し経てば、安定感も出てくるだろう。
　佐々木を中継ぎにして、クルーンを守護神にしてはどうか。

　阪神　４－１　横浜

大家投手の帽子

　まだ微熱あり。早く直そうと思い、近所の内科へ。
　花粉症の薬とケンカしない薬を処方してもらった。

　午前中から昼過ぎにかけて、ＮＨＫ－ＢＳ１にてＭＬＢ観戦。
　ニューヨークもシアトルもまだ寒いようで、お客さん方はみんな厚着。ヤンキースタジアムでは、ボルチモアに大差をつけられたこともあって、試合終盤はずいぶんまばらな観客席だった。
　９回裏に松井がホームラン。意地の一発。さすが。寒い中最後まで頑張ったファンは、さぞ満足したことだろう。

　マリナーズはシーソーゲームを制した。イチローは４試合連続のマルチヒットだったが、２度も敬遠されたのには驚いた。ホームランバッターでもないのに、ＤＨありのリーグでこんなに敬遠される選手って、珍しいのではないだろうか。
　愛読のTHE 2005 COMPLETE BASEBALL RECORD BOOK には、連続試合マルチヒットの記録は載っていなかった。イチローの名前はあちこちに出てくるが、今日初めて気づいたのが「シーズン最多安打試合タイ１３５」。ロジャース・ホーンスビー、チャック・クライン、ウェイド・ボッグズに並んで、ジーターとイチローの名がある（ジーターは１９９９年、イチローは２００１年に達成）。この記録も早く破ってほしいものだ。それも、いとも簡単に！

　中継の中で、ナショナルズの大家友和が敗戦投手となったことが伝えられた。大映しになった彼の顔を見て、「あっ、大洋ホエールズ！」…
　先祖返り？

　2005/10/16追記
　ワシントンの帽子のシンボルマークは、大文字筆記体の「Ｗ」でした。文字の真ん中のところがループになっていて、昔の大洋ホエールズのマークに似ていました。
　その後彼は、ミルウォーキーにトレード。ですので、上のリンクをクリックしても「Ｍ」です…。

　ＮＹＹ　５－１２　ＢＡＬ
　ＳＥＡ　９－６　ＴＥＸ

よく粘ったベイスターズ！

　風邪が完治せぬまま、夜桜見物に誘われて外出。
　夜桜見物といっても、自宅の庭に大きな桜があるという、うらやましいお宅に招かれてだが…

　出がけに、ベイスターズの同点シーンを目にすることが出来た。
　タイガース・福原に抑え込まれ、完全に負けムードだったのだが、石井のタイムリーで試合を降り出しに。ふと思ったのだが、石井のこの打球って、９８年１０月８日のセリーグ優勝のときの、進藤の逆転タイムリーに似てなかった？

　その後、満塁のチャンスもあったのだが、決め手を欠いて引き分け。
　でも、ズルズル負けてしまうより、ずっとよかったと思う。

　阪神　２－２　横浜

ハマの３・４・５は信頼感たっぷり！

　花粉症でアレルギーを抑える薬を飲んだせいか、免疫力が落ちて、風邪を引いたようだ。
　客先から帰ってきたのが１９時頃。リビングに布団を引いてもらって、寝つつ覚めつつ、野球観戦。
　ＴＢＳにてベイスターズ戦を、スカパーにて広島戦を。ときどきＢＳ１にて中日戦を…。

　横浜の打線が読売投手陣に襲いかかり、こてんぱんにした試合だった。
　非常に気分がよい。
　３番・金城、４番・佐伯、５番・多村。この３人で１０安打、２ホーマー。実に１１打点を叩き出してしまった。
　彼らが普通にやってくれたら、今年は非常に期待が持てるのではないだろうか。
　（今のうちに言っとけ！(^^;）
　村田、古木、内川…まだまだ期待の選手は大勢いる。
　ウィット何者？早々にシーレックスで鍛え直してきてほしい。

　それにしても、鈴木尚典は何をしているのだろうか。彼が復調したら、すごいことになると思うのだが。
　結婚が原因か？百代ファンの呪いがかかっているのか？(^^;

　ジャイアンツは相変わらず、中継ぎ・押さえが育たない。そういう球団の体質なのだろう。先発完投できるやつしかまともなピッチャーと認めない、という文化。

　広島では同点の８回裏、２死からヒットで出た広池（投手）が２塁盗塁をヘッドスライディングで成功させるという、すごいプレーがあった。ベンチの指示とは思えないので、カープ首脳陣はさぞ引きつったことだろう。得点には結びつかず、９回表に２ランを浴びるのだが、裏に嶋の同点２ラン、浅井の逆転タイムリーでサヨナラ勝ち。
　ジャイアンツに３連勝したことといい、今年の広島はいいところまで行くかもしれない。

　横浜　１４－６　読売
　広島　１０－９　阪神

ローマ法王危篤でセリエＡ中止

　観戦記ではないのですが…
　ローマ法王ヨハネ・パウロ２世が、日本時間の４月３日朝に亡くなりました。（現地時間では４月２日夜）
　危篤状態にあった４月２日、イタリアサッカー・セリエＡのすべての試合が中止となりました。
　法王の病状に配慮してのことだったと思われます。

　日本でも以前、昭和天皇が亡くなったときに、大相撲が中止になったことがありましたね…。