スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 会社帰りに東京ドームへ。
 2007年に第3回ワールドカップが日本で開催されるようだが、これに向けての強化試合という位置づけでの日米戦。
 アメリカ代表と言っても、実際はハワイ州選抜。(TEAM USA-HAWAII)
 (しかし、本当に川崎球場でワールドカップの試合をやるんだろうか。勘弁してほしい。)

 実は日本代表、私の記憶が確かならば、世界と戦ってまだ一度も負けていない。
 今日は、途中から試合の流れを完全に相手につかまれてしまい、「ああっ、ついに初黒星か!」と身をよじっていたのだが、最後に逆転TDパスが決まり、全勝を守った。
 いやあ、よかったよかった。

 日本のチームカラーは「赤」なんですね。
 きれいでした。

 ハワイ代表の最初の攻撃、数プレーを見ての感想は「なんだ、弱そうじゃないか。」
 みんなサイズはあるが、ずいぶん動きが遅く、日本選手のスピードの方が勝っていた。

 それがここまでもつれたのは、ひとえに「QBの不調」ではなかったか。
 攻撃を率いた#13冨澤選手、ほとんどのプレーがショットガンからのショート&ミドルパス。



 大きな選手のラッシュをかわすには、それしかないと思ったか。
 しかし途中からプレーを読まれだし、なかなかゲインしなくなった。

 流れを変えようと投入されたのが、NFLE帰りの#15波木選手。
 ディフェンスを見切ってのスクランブルラン、すごい切れ味だった。



 ところが…。
 すぐにQBは元の冨澤に。
 後半、試合が煮詰まってきて、雰囲気が悪くなってきても、サイドラインは頑なに冨澤を使う。
 待機する波木、悔しそうに戦況を見つめている。



 冨澤が傷んで一時的に下がった際、やっと出番が来て、これまたよいゲインをしたのだが、すぐに交代。見ていて「何でじゃー!」という思いであった。

 アメリカ相手に「パス中心で行く」というゲームプランであったことが原因か。
 その場合、ホットラインを持たず、かつXリーグの経験のない波木は使いづらかったということか。ショットガンを熟知した冨澤に任せた方が安全策だったということか。



 結果として、最後の最後に狙いすましたパスが決まり、とりあえず結果を残せた日本チーム。
 しかし、もっと波木のクオーターバッキングを見たかった。残念である。

 JAPAN-USA BOWL  JAPAN 20-16 USA-HAWAII



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