スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 この週末、「一番面白い試合だろうな」とは思っていたが、ここまで接戦になるとは想定外だった。
 29日(日曜日)に行われた、早稲田と日大の試合。

 両チームとも、相手のオフェンスの出来をディフェンスが上回り、重苦しい試合となった。
 前半は早大のランが時折するすると進み、2つのTDを挙げて14-3とリード。
 パントのスナップミスで招いた大ピンチも、FGに抑え込む。
 日大QB#10木村のパスを、早大#11杉本がインターセプト。喜びに沸くサイドライン。



 後半に入って、すぐまたTDが決まり、21-3。
 早稲田、まあまあ楽勝かな、とそのときは思った。

 しかし3Q以降は、モメンタムが明らかに日大に傾く。前半はラン中心だったのが、だんだんとパスが増えてきて、成功率も上がってきた。
 #21金のランも、試合が進み、いちだんと冴えてきた。
 木村が1度負傷で下がり、出てきたのが#14平本、一年生。春に見て驚いたが、この日も非常によい動きだった。

 3Qに日大がTDを2本返して、21-18。
 このあたりから、私が座っていた早稲田側客席の雰囲気が、ずいぶん荒れてきた。特に審判のジャッジに対する文句が多い。
 まあ、これくらい殺気立っている方が生観戦っぽくていいのだが。
 ちなみに観戦者数の公式発表は1417。これは相当の大入り。



 4Q早々に早大が1TD追加し、28-18。早大は時間を進めようと頑張るが、日大は相手の疲れに乗じてどんどん攻め込んでくる。そして早大オフェンスは今ひとつ調子に乗れずじまい。挙げ句にはQBがピッチしたボールをランナーが弾き、エンドゾーンを通って外に出てしまい、セーフティ。

 これで「8点差」という超微妙な点差になってしまった。TD+2点コンバージョン成功で同点である。
 しかしここでも早大ディフェンスは踏ん張った!日大の最後の攻撃を、QBサックの連発でギャンブル失敗に追い込む!

 続いての早大の攻撃、まだ残り時間はややあったのだがQB#5井上はニーダウンを敢行。日大にタイムアウトが1回残っているのを忘れていたのか?第4ダウンまで行ってしまい、またこれが短いパント。この結果、8秒残して日大の攻撃になってしまった。
 日大、本当の本当に最後の攻撃。

 しかし昔の、全盛期の日大は、こういう状況から空中戦で簡単にTDを決めてしまっていた。その恐怖がよみがえる…。
 パスを受けたレシーバーがサイドラインを割る。まだ2秒ある!



 木村からエンドゾーンにヘイルメアリ・パスが投げられた。どうだ…
 …ボールは空しく地面に弾み、試合終了。
 早大側観客席は大喜び。そして「危ねえぇぇぇー」。
 最後のパスも、何とも言えぬいいコースだったしなあ。


 早稲田大 28-20 日大


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 土・日の夜は、日本シリーズをTV観戦。
 真剣勝負。2試合とも終盤まで接戦。目が離せない好ゲームだった。
 緊張のせいか、両チームとも妙なミスが時々目についた。

 それにしても、いちばん目が行くのが、新庄選手の楽しそうな笑顔、仕草。
 ベンチでもニコニコ。
 投手交代の待ち時間、外野手3人で、頭にグラブを載せ、片膝をついて、同じポーズをして頭を寄せ合い、何だか忍者が相談しているような格好。
 うーん、これは単に、TVカメラに「抜いてもらう」ためなんだろうなあ…。

 引退を公言していることもあってか、悟りの境地を開いたような雰囲気。
 他の人がやっていると、ふざけているとか真剣にやっていないとか、お叱りを受けるような態度なんだけど。

 残りのゲームも、楽しませてください。


 日本シリーズ第1戦 中日 4-2 北海道日本ハム
 日本シリーズ第2戦 中日 2-5 北海道日本ハム



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 火曜日のセ・リーグの試合。
 ドラゴンズがジャイアンツを下し、2年ぶりの優勝を決めた。
 落合監督、就任して3年間で、1位、2位、1位。すごいすごい。

 地上波でのTV中継がなかったのには驚いた。関東地区だけでなく、なんと中京地区もである。
 アサヒ・コムによると、日テレ系列の中京テレビには、1000件以上の問い合わせがあったそうである。抗議が殺到、とまでは書かれていないが、問い合わせた人たちはみな「えっ、何で中継ないの?」と思ったに違いない。
 NHK-BSも、NFL中継(録画)の予定を変更して、急遽東京ドームからの放送をしたのだとのこと。

 私の記憶している限り、セ・リーグにせよパ・リーグにせよ、優勝決定の瞬間が地上波で中継されていないという記憶はない。試合のフル中継がなかったとしても、9回1アウトくらいから「番組の途中ですが、○○スタジアムに切り替えます」云々、説明があった後、球場にカメラが切り替わって、胴上げシーンまでの中継はあったのではないかと思う。

 まあ、私もここ数年はBS/CS派なので、もしかしたら何度かは「中継なし」ということがあったのかもしれないが。

 プロ野球人気の衰えを象徴するような出来事だなあ。
 プロ野球では視聴率が取れないのだ。
 スタジアムの観客動員数は増えているみたいなのに。

 そう思うと、日本テレビもよく頑張ってくれていたのかなあ。


 さて、ベイスターズの最終戦は、たぶんナゴヤドーム。
 牛島さんって、ドラゴンズでもスーパースターでしたよね。
 ぜひとも、両軍選手入り乱れての胴上げをお願いしたい。


 巨人 3-9 中日


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 体育の日の午後は、ホームセンターに買い物に行った後、公園にピクニックシートでも広げて息子を転がして、ラジオでプレーオフを聴こうか、なんて話を嫁さんとしていた。

 しかし、3時過ぎだっただろうか、7回表、先頭バッターはズレータ。「ズレータが凡退したら出かけようか。」そのズレータがヒットを打って出塁したのが、今日の予定が狂ってしまったきっかけ。

 1点ビハインドのホークス、2死2・3塁となって打席に代打の稲嶺。
「ああっ、厳しいなあ」そうつぶやいた次の瞬間、初球、痛烈なライナーがライト前へ。同点!
 これで外出は困難となった。
 少なくとも、公園でラジオ聴いてる状況じゃないだろう。

 8回。四球のランナーを2人おいて、またもズレータ。
 ホームラン!4-1!
 追いつめられたホークスが、土壇場でゲームをひっくり返した。
 蒼ざめる山岸…。

 こうして、シーズン3位のホークスが、ライオンズを下した。
 稲嶺とズレータにインタビュー。王さんの話題を出すと、昨日の松中に引き続き、ズレータの目に涙。
 そりゃまあ、精神的にギリギリの状況に追いつめられていて、やっと勝って、心がふっと緩んだところに病気の王さんのことを持ち出すのは、ずるいなあ。
 誰でも涙声になってしまうだろう。

 インタビューの途中、TVが松坂を映す。
 観客席に向かって片手を上げ、そして深々と頭を下げる松坂。
 MLB挑戦がささやかれているし、ファンに最後の挨拶だったのかなあ。


 プレーオフ第1ステージ第3戦 西武 1-6 ソフトバンク


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 息子も6ヶ月。だいぶ大きくなった。
 大井は近いので、家族3人でアメフトを見に行こう!
 天気もいいし!

 幸いにして、駐車場には待たずに入れた。
 ベビーカーでの入場は難しそうだったので、抱っこひもで会場入り。



 窮屈そうにも見えるが、首のところには余裕があって、大丈夫。
 よだれかけに注目!Raider Image の通販で買ったベビー服が早くも小さくなってしまったので、嫁さんが加工してくれて、よだれかけ(スタイと言うのかな)に早変わり。

 んー、笑ってるねえ。
 何を見て笑ってるのかな?




 会場に入ったときは、第2試合のハーフタイム。
 おおっ、早稲田が中央にリードされてるやん!
 もしかすると…、いやいや、早稲田はこのまま負けたりしないだろう…。

 後半に入ってすぐに早稲田が逆転するも、直後のキックオフを中大#5藤森がリターンTD!静まり返るメインスタンド。モメンタムを引き戻す。

 中大、直後のオフェンスシリーズでもTD。早稲田を突き放す!
 #15井ヶ田のクオーターバッキングも、なかなか好調だった。




 9点差がついて4Qに突入。もしやが現実になりかけたのだが…ここから早稲田の底力。FG、TDで逆転し、さらにダメ押し。中大、金星を逃して2連敗。クラッシュボール出場が非常に厳しくなった。
 早稲田、リードされても落ち着いて地道なプレーではね返したのはさすが。
 29日の日大戦が、本当に楽しみだ!




 第3試合の法政を少し見ていたが、3分経たずに2TDを上げたのを見届けて会場を後にした。
 さて、今日1日、息子は楽しんでくれたのかな??(^^)/



 早稲田 38-23 中央


 追伸
 法政戦のスタッツを見ると、個人ラッシングのランに「チーム 1回 -23」と書いてある。これは一体何?
 状況があまり思い浮かばない。
 パントシチュエーションで、スナップしたボールが長すぎて、パンターも誰も触れないままエンドゾーンに飛び込んだか、アウトオブバウンズになったか?


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