スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
忍者ツールズ
 





 本日は調布にて、FC東京のリーグ戦を観戦。
 飛田給駅からスタジアムまで、通りのあちこちに青と赤の旗がひらめく。バーミヤンや華屋与兵衛にも。民家の窓から旗が突き出ているところもある。この近辺だけでなく、調布駅周辺にも、FC東京ムードがあふれている。
 「東京のチーム」というより、「都下のチーム」「西東京のチーム」という雰囲気だが、これはこれで素晴らしいことだと思う。

 それにしても、3万人を超える応援、歌、叫びの迫力はすごい。





 嫁は密かにガンバの宮本を応援したかったようだが、先週の試合で足を痛めて欠場。しかし、FC東京サポーターのパワーに感動し、にわかファンになったみたいで面白い。


 宮本がいないとなると、ガンバのスターはこの人。



 本日は大黒、後半からの出場。
 試合前の選手紹介のときは、ひときわ大きなブーイングだった。
 裏を返せば、それだけ実力を認められている選手だということかな。



 しかしその大黒を、FC東京のディフェンス陣が徹底的にマークした。
 彼が活躍するシーンは全くなかった。
 そのことが、大きな勝因になったのだと思う。
 マークしていたのは茂庭だったのかな?




 ゴール際にこんなにカメラマンが待機。
 アウェイ応戦席前のゴール際ですよ!つまり、ガンバ(の大黒、またはアラウージョ)がゴールを決める瞬間を撮りたいということ。
 残念でしたね~。




 決勝ゴールを決めた今野、サポーターに挨拶。




 追伸
 飛田給駅の脇にあるショップで見つけたマフラー。



 アンチ・ヴェルディ ですか…(^^;。かわいそうなヴェルディ。
 でも面白い!
 欲しい!
 

 FC東京 2-1 ガンバ大阪






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 横浜ベイスターズ、2005年シーズンが終了。
 選手・スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
 しばらくはしっかり休んでください。

 今シーズンの、私の観戦成績をまとめてみました。

03/13 ●YB4-12F(オープン戦)
05/02 ●YB9-15D
05/07 ●YB2-3M
05/22 ○YB7-2L
05/26 ○YB5-4H
05/28 ○YB6-3M
06/11 ●YB7-10B
07/02 ●YB4-5T
08/13 ○YB4-3S
08/28 ●YB2-3S
08/31 ○YB11-4C
09/16 ○YB7-3G
09/18 ○YB4-3G
10/01 ○YB9-3G
10/08 ○YB8-1S
10/14 ●YB2-5S

 公式戦9勝6敗、オープン戦を含めても9勝7敗。
 勝ち越し!
 1年間にこんなに見に行ったのは1998年以来だと思うが、それにしても勝ち越しとはすごい!

 このほか、ホークスファンとして見に行ったのが2試合。

04/02 ○H4-5M
07/09 ●H0-4L

 これを入れても勝ち越し!大したもんだ。

 時間を見つけて、この15試合の分析をしてみたい。
 ジャイアンツに3勝0敗っていう9月~10月がすごいね。





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 千葉ロッテマリーンズ、4連勝で日本一に。
 ロッテのシリーズ制覇を予想(期待)していても、これほど差をつけて阪神を下すとは、誰も予想していなかったのではないか。

 4回戦制のシリーズで、得点33は新記録。
 2002年の巨人の29点を上回った。(相手は西武)

 ちなみに阪神の得点4は、1960年の大毎(今のロッテ!)の7を下回る、ワースト記録。
 今江の10安打、イ・スンヨプの3本塁打、共に新記録。

 ワールドシリーズの記録を見ると…

 最多得点…37(1932年のヤンキース)
 最少得点…2(1966年のドジャース)
 最多安打…10(1928年のベーブ・ルース(!!))
 最多本塁打4(1928年のルー・ゲーリッグ)

 そうか、今江はベーブ・ルースと並んだのか!


 4試合ともTVで見ていたが、個人的感想としては、猛打よりも、ロッテの堅守に感心させられた。
 ピッチャーは低めに球を集め、内野ゴロで討ち取る。ゲッツーに取る。牽制で刺す。バントを失敗させる。
 相手にチャンスを与えなかったこと、それこそがロッテの勝因だったのではないだろうか。


 追伸
 マウンドを降ろされたセラフィニが、怒り収まらず、ベンチの中の扇風機を一撃で叩き壊していた。
 怖かった。
 でもあれは弁償だろうな。

 日本シリーズ第3戦 阪神 1-10 千葉ロッテ

 日本シリーズ第4戦 阪神 2-3 千葉ロッテ






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 明日から甲子園で、日本シリーズ第3戦。
 好ゲームを期待したい。
 「JFK」対「YFK」が見てみたいな。

 ところで、パリーグ・プレーオフ最終戦について、どうしても書いておきたいことがある。
 ウィニング・ボールのことだ。

 最後のバッター、川崎はレフトフライを打ち上げた。
 その記念すべき刺殺を完成させたのは、ベニーでもなく、諸積でもなく、イ・スンヨプでもなく、フランコでもなく、バスクチでもなく、垣内でもなく…

 フライをキャッチしたのは、#47、井上純であった。


 どれほどの人が覚えているだろう。彼は大洋ホエールズに入団し、横浜ベイスターズでそのキャリアを積み上げていった選手だ。98年のベイスターズ優勝時にも、もちろん在籍していた。
 レギュラー選手という印象はない。代打の切り札、守備固めの切り札、という使われ方が多かった。

 万年Bクラスの横浜の優勝と、これまた下で苦労してきた千葉ロッテの優勝を、両方味わっているとは。
 不思議な運命を感じずにはいられない。


 追伸
 サブローって、本名は「大村三郎」っていうのか…。





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 千葉ロッテの今江三塁手、日本シリーズ第1戦・第2戦とも、4打数4安打。
 8打数連続ヒットの日本記録を達成(本日現在、まだ継続中)。

 今江以前の記録は、西武の大塚が98年に作った、6連続。
 それから、同じく西武の辻が、1犠打を挟んで6連続をやっている。


 ふと思い立って、MLBのワールドシリーズの記録を調べてみた。
 すると…

 連続ヒット記録は、シンシナチ・レッズのビリー・ハッチャー(Billy Hatcher)が1990年に作った「7」が最高。
 ということは、今江はMLBを上回る記録を作ったわけだ。
 おめでとう!


 話は変わって、阪神の江草投手。
 第2戦の8回裏、ベニーとの対戦で3つのワイルドピッチを出してしまい、シングルヒットで出塁していた大塚がホームに帰ってくるという失態。
 「1イニング3暴投は、日本シリーズ新記録です…」とBS1アナ。
 そりゃそうだろう。

 調べてみると、2000年のシリーズにダイエーホークスの渡辺が、1イニング2暴投している。これを上回ったわけだ。
 ちなみに、1試合最多暴投も、1シリーズ最多暴投も「2」なので、江草はこれを一気に塗り替えたことになる。

 そして…
 さあお待たせしました。MLBのワールドシリーズではどうでしょうか。
 1イニング、および1試合の最多暴投は、多くの投手が記録していますが、「2」であります!
 知った名前だと、アトランタのスモルツが1992年に、1試合2暴投しています。
 ということで、江草も世界新記録達成!
 おめでたくない!


 世界記録といっても、MLBとNPBしか調べていませんけどね。
 江草が、1シリーズの暴投記録「3」(ワールドシリーズで過去2回ある)を破らないことを、心から祈る…(^^;。 





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 昨夜・今夜と、自宅にて日本シリーズを自宅観戦。
 昨夜は、霧でのコールドゲームという信じられない結末だった。
 そして今夜は、昨夜に引き続いての10点ゲーム…。

 日本シリーズ第1戦+第2戦で20点取ったチームは初めて。
 2003年のダイエーホークス(18点)を上回った。
 ここまでワンサイドになったシリーズというのは…

 1951年 巨人-南海
  第1戦  5-0
  第2戦  7-0

 1958年 西鉄-巨人
  第1戦  2-9
  第2戦  3-7

 1982年 西武-中日
  第1戦  7-3
  第2戦  7-1

 調べると、こんなところが見つかったが、それでも今年には比べようもない。
 千葉ロッテマリーンズ、恐るべし。

 しかし、1958年は御存知のとおり、西鉄が逆転でシリーズ制覇しているので、阪神タイガースもあきらめず頑張ってほしい。

 そういう意味だと、本日のヒーローインタビューでの今江は偉かった。
 「阪神は、まだまだこんなもんじゃないと思う。油断せずにいきたい。」云々。
 さすがだ。
 近鉄の加藤哲投手を思い出してしまうのは、私だけではないだろう。


 ところで、TVを見ていて、気になったことがある。
 熱狂的ファンであふれる外野席に、ぽっかりと空いた空席の固まり。
 レフト側にも、ライト側にも。

 よく見ると、そこには三脚を据えたカメラマンが3~4人、陣取っているのである。
 たぶん、報道関係者か、プロカメラマンの方々であろう。そうでなければ、あんなに場所を取っていて、袋叩きにされるだろうし。
 というか、今回のシリーズの座席は全て指定席なので、あらかじめ確保されていたのだろう。

 それにしても、腑に落ちない。
 彼らのために、きっと100人以上のファンが、球場で試合を見れないのだから。
 第3戦以降も同じなのだろうか。
 残念だ。

 しかし、特に阪神側応援席で、無防備にカメラを構えているというのは、あまりにも危険すぎないか…(^^;。



 日本シリーズ第1戦 千葉ロッテ 10-1 阪神

 日本シリーズ第2戦 千葉ロッテ 10-0 阪神





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 実は今日が、今季のアメリカンフットボール初観戦。
 ずいぶん遅くなってしまった。
 今年はプロ野球にずいぶん傾倒していたからね。
 それに、このくらいの時期にならないと好カードがないというのも一因。
 本当に来年から2チーム増やすの?前半の組み合わせが今以上に…(以下自粛)


 初観戦で、すごいものを見てしまった。
 プレーオフ常連の強豪、昨年もブロック2位の専修大学が、ここ数年は下位にに甘んじていた日本大学に、大差で、しかも完封負け。

 日大は本当にリズムがよかった。短いパスで確実にゲインし、時折の大きなパスも決め、着実に得点を重ねる。ゴール前ではショットガンでなく、Cの後ろにQBがついてのプレー。
 特に目を見張ったのは、前半終了間際、自陣深くからのドライブ。
 最初のプレーで簡単にファーストダウンを取った。「全盛期の日大って、こういうぎりぎりの時間帯で、ロングパスをつないで、1TD取ってたんだよ。」そんな話をしていた矢先、本当に#11木村から#2星野への、ロングTDパス。
 「今年の日大、強そうだ」と、報道では聞き知っていたのだが、こんなTDを見せられてしまっては、確かに上昇カーブを描いていると、素直に認めざるを得ない。



 対する専大は、責め手を全て封じられ、なすすべもなかった。時々深く攻め込んでいくものの、QBが捕まったり、インターセプトされたりで、ついに完封負け。
 専大の攻撃のまずさというより、日大はディフェンス面でも相手を大きく凌駕したという印象。

 試合後、何人かの専大の選手が泣いていた。相当ショックだったのだろう。
 私も、「点の取り合いになる」と予想していたのだが…。


 次の試合は、全勝の法政大学と、強豪だが今季は勝ち星のない東海大学。



 QBは#4菅原がメイン。ショットガンオフェンスも、だいぶ安心して見れるようになってきた。
 試合開始直後に東海大のロングパス&ナイスキャッチがあり、TDを1本取られたが、すぐに追いつき、あとは法大の横綱相撲。

 TDパスキャッチを決めて喜ぶ#11戸倉。



 なお、隣の味の素スタジアムでは、FC東京とヴェルディの「東京ダービー」が行われており、そこからこっちを眺めている人たちもいた。




 アミノバイタルフィールドは照明がちょっと貧弱。
 日が暮れると、ずいぶん暗く感じる。
 スコアボードの雰囲気といい、アメリカの高校フットボールみたいだ。
 映画「Friday Night Lights (邦題:「プライド」)」を思い出した。






 242ヤード走りまくった、#29丸田。
 これで、4試合で758ヤード、1プレイ平均8.9ヤードか…。すごい。



 フィールドの照明、願わくば、来年はもうちょっと明るくしてほしい…。


 専大 0-53 日大

 法大 55-7 東海大





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 優勝を決めて、ナインと抱き合う小林雅英の表情。
 これまでとは別人のようだった。
 目を、口を、いっぱいに開き、両手を大きく広げて、これ以上ないといったような、喜び爆発の表情。
 試合中は、本当に硬くて、こわばっていたのに…。


 本日は、早く帰って試合を見たかったのだが、仕事が長引いてしまい、職場のテレビをつけて、音を消してチラチラ見ていた。
 勝った方がリーグ優勝。負けたら終わり。
 ものすごい緊張感の中での試合だった。

 1点差で9回裏。
 バレンタイン監督の性格からすると、コバマサを出すだろうな、と思った。
 案の定だった。
 第3戦で無惨にやられたとはいえ、第1戦・第2戦では完璧だった、チームの抑えの柱。「彼で負けたらしょうがない。うちの形は、コバマサで締めること。」そういう意思をチームに、コバマサに、伝えたのだ。

 いきなり先頭打者にフォアボールを与えたときは、「ゲーッ、来ちゃったよ」と思った。
 2死2塁となり、ヒットで同点。ホームランならサヨナラ。打席には、第3戦でサヨナラ打の川崎。最高の舞台が整った。

 そしてコバマサは、川崎を討ち取った。


 ものすごいプレッシャーから解放された、マリーンズの選手たち。
 喜んでいた者より、泣いていた者の方が多かったのではないか。


 我らがホークスは、2年続けてのプレーオフ敗退。
 けれど、胸を張ってほしい。
 今シーズン、決してマリーンズより弱かったのではないのだから。
 そして、こんなにも素晴らしいゲームをやったのだから。


 プレーオフ第2ステージ・第5戦 福岡ソフトバンク 2-3 千葉ロッテ

 追伸…コバスコとか言っててごめんね。




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 14日のヤクルト-横浜戦が、若松監督の最終ゲームだった。
 横浜優勝の翌年からでしたね(98年までは野村監督)。

 8回裏、正面の1塁側内野席から急に大歓声が聞こえたので、何事かと思ったら、若松監督その人が1塁コーチとしてグラウンドに登場。



 試合は、五十嵐→石井のリレーで3点差を守り、ヤクルトが順当に勝利。
 「セレモニーを行いますので、選手の皆さんはマウンド付近にお並びください」云々の場内アナウンスには笑った。子供じゃないっつうの。

 若松監督がマウンドに立ち、左右に選手が並ぶ形で整列。
 監督の勇退がアナウンスされ、監督のみホームベースのところまで進む。
 若松監督の、選手時代を含めた歩みを紹介するVTRが放映され、全員がスクリーンを見つめる。
 「ファンの皆さん、本当にあの、 あの… おめでとうございました!
 かの有名なシーンも、もちろん放映。


 御自身から挨拶があった後、「以上でセレモニーを終了します」との場内放送があり、マウンドに戻った監督を選手たちが囲む。



 このあたりからの主役は、実は古田。
 実にいい表情をしている。上の写真「さあ監督、行きましょうか!」を含めて何枚かはクリックで拡大します。

 「腰が痛いんですって?大丈夫、そーっとやりますから!」
 「1回転なんてさせませんから!」



 胴上げ!



 「ワーッ!」
 「あれ、監督が消えたぞ」(↓ほんとに見あたらない)



 「おー、いたいた」
 「お前ら、勝手に消すなよ。」



 「来季監督も胴上げだ!」(by ラミレス)
 「おいおい、俺はええがな」



 最後の「古田胴上げ未遂」は、帰宅してから録画を見たスカパー中継では映っていなかったので、貴重かも…(^^;。


 胴上げ後、若松監督、場内を一周。
 レフト側・3塁側まで来てもらえるとは思いませんでした。
 ありがとうございました。
 お疲れさまでした。




 ヤクルト 5-2 横浜




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 マリーンズがリーグ優勝に王手をかけた第3戦。千葉マリンのパブリックビューイングに行ってもいいなと思ったが、やや体調不良につき、スカパーにて観戦。
 6時から酒盛りを始めてしまったので、2-0で膠着状態になったあたりで睡魔に襲われ、意識が完全に戻ったのは8回表あたりだった。

 三瀬が福浦に打たれ、4点差。8回裏のホークス3・4・5番も三者凡退に倒れ、9回裏はカブレラが出塁するも、代打バティスタが凡退。

 1死1塁。ピッチャーはロッテ守護神・小林雅英。
 「終わったな。マリーンズは強いな。」さすがにそう思った。

 ところが、ここから事態は急変する。



 代打・大道。南海ホークス入団のベテランは、バットの根っこにボールを当てて、どん詰まりのピッチャーゴロ。この処理をコバマサが誤る。オールセーフで1死1・3塁。
 大村、川崎が続き、1点返して1死満塁。川崎のヒットのとき、鳥越(大道の代走)とサード今江が交錯し、走塁妨害では?と揉める一幕もあった。
 そして代打・荒金が2点タイムリー。1点差。
 宮地のファーストゴロで、2死2・3塁。

 バッター、松中。

 ご存知のとおり、プレーオフに入ってから、松中は1本のヒットも打っていない。ここまで12打席で11度凡退。今日の第1打席での四球が唯一の出塁。
 あー、最高の場面で、この絶不調のバッターに回って来てしまったなあ、と思った。
 ガチガチになった松中が三振に倒れ、ロッテついに優勝!
 そういうシーンが目に浮かんだ。

 ここでロッテはなんと、その松中を敬遠したのである。

 バレンタイン監督、そんな弱気でどうするの?
 不調で悩む主砲が、緊張して打席に入ってくるのに、逃げるなんて。
 考えられない采配だ。
 次のズレータ、絶対打つに違いない。

 福岡ドームは大ブーイングに包まれたが、「ズレータに回ってラッキー!」と喜ぶのが筋。

 そしてコバマサは、次のズレータにストレートの押し出し四球を与えてしまう。両手を膝に当てて、がっくりするコバマサ。

 カブレラがショートゴロとなり、同点止まりだったのが奇跡。
 しかし次の回、ムネリンの一打でホークスがサヨナラ勝ちを収める。



 冷静に考えてどうだったのだろう。

 満塁にした方が、ニヤベースでアウトを取れる。
 右のコバマサに対して、左の松中より右のズレータの方が有利。
 ズレータもこのシリーズ、不調である。
 いくら不調とはいえ、2年連続三冠王に迫った松中は怖い。

 確かに「ズレータ勝負」を選ぶ要素はある。しかしこの場面、「逃げた」ことが両軍選手(および観客)に、あまりにも強く印象づけられてしまったのではないか。
 ここは「ロッテの強さ」を見せつけるためにも、松中と勝負だよ!
 もし打たれて負けたとしても、ダメージはきっと小さい。

 千葉マリンで見ていたファンたち、この敬遠と、次の押し出しの場面では、へたり込んでしまったのではないだろうか。サヨナラ負けのシーンより、がっかりしたのではなかろうか。


 ところで延長10回表、私がはらはらしながら見ていたのは、この回から守りに入ったキャッチャー、ルーキーの領健(りょうた)。今シーズンの出場は1試合、それも1イニングだけ。それがこの大舞台に登場。無事に抑えて何より!

 プレーオフ第2ステージ・第3戦 福岡ソフトバンク 5x-4 千葉ロッテ




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