スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 同点の9回裏。相川→小池→仁志→石井、という打順。

 解説の遠藤さん曰く「今一番調子のいいのは相川ですからね。彼が出塁して、小池が送って、仁志と石井に期待ですね」。

 私もそう思っていた。
 小池もそう思っていた…のではないか。
 ひょっとすると、投手の水田も、そう思っていた…のではないか。

 相川は初球のボール球に手を出してファウルフライ。
 一死。

 ここで私は思った。
「小池君、はからずも自由に打てることになったから、力がうまく抜けて、いいバッティングできるんじゃないかな。」
 小池は…、どう思っていたのかな。
 水田は、いやな先頭打者を打ち取れて、ほっとして…いたりして。

 結果は、ご存知のとおり。
 高めの甘いボールを振り抜く小池。理想的な角度で上がった打球は、レフトスタンド中段やや手前に飛び込む、見事なサヨナラホームラン。
 自身プロ初、とのこと。
 これで横浜、勝率5割に復帰!

 いやー、思っていたんだったら、一緒に見ていた嫁さんに言っとかんと。
 予想的中!すごい!と尊敬されたかもしれん。
 いやいや、口に出して言うと実現しないのかもしれないね。

 それにしても、多村は運がないね。
 (自打球を足に当て、1打席で交代したそうな)

 横浜 4-3 福岡ソフトバンク


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 6回裏、1死1・2塁。代打・田中幸雄の打球はセカンド方面に弾んだ。
 仁志がボールを取ろうとする。ボテボテで併殺は無理かな。とそのとき、1塁走者の川島が仁志をかすめて走り、接触。仁志は打球をそらした。
 ああ、守備妨害だな。

 ところが塁審は守備妨害の判定をしない。この間に2塁ランナーが生還し、同点になってしまった。当然ながら試合は中断。GAORAではVTRが何度も流される。仁志が取りに行ったところに、川島が飛び込んできている。

 大矢監督が、珍しく激しい抗議。とうとう退場になってしまった。
 塁審に飛びかかる石井。他の審判に、はがいじめにされてしまう。
 場内への説明は、「仁志が捕球体制に入っていないから、守備妨害にはならない。大矢監督は試合進行を妨害したので退場。」

 うえええ、あれが守備妨害でなかったら、何が守備妨害なのだろう。


公認野球規則(少し古いかもしれないが)
7・08 次の場合、走者はアウトとなる。
(b)走者が、送球を故意に妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
【原注1】打球を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められた走者は、それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、アウトになる。…
【注1】“野手が打球を処理する”とは、野手が打球に対して守備しはじめてから打球をつかんで送球し終わるまでの行為をいう。従って、走者が、前記のどの守備行為でも妨害すれば、打球を処理しようとしている野手を妨げたことになる。


 セカンドゴロが飛んできて、仁志がそちらに体を動かしているのは明白。肝心の塁審もそれを見ているはず。ということは、上記【注1】を忘れていたか、知らなかったとしか考えられない。
 勘弁してください。

 ルールの正当な適用を要求しているので、大矢監督の行為はアピールであり、正しい。ここで簡単に引き下がってしまっては、チームの士気も下がるし、指揮官としての信頼にも係わる。
 何より、この試合の先発はベテランの工藤であった。同点を認めてしまうと、工藤の苦心のピッチングが水泡に帰す。それもきっと頭の中にあったのだろう。

 退場覚悟で必死の抗議をした大矢監督に、拍手を贈りたい。

 それにしても、那須野・川村って情けなかったなあ…


 それにしても、「解説」の岩本氏には我慢ならない。彼は、「走者は2塁にまっすぐ走っているので悪くない。打球をよけられない」などと平気で言っている。
 そのうち、「いや微妙なプレーですねー」とか、「ちゃんとルールを確認してみたいな」とかグラグラし始め、果ては「TVをご覧になっている皆さんに判断していただくしかないですねえ」などと宣う。

 試合終了後は、ネクタイを宴会芸のように頭に巻いてなにやら喋っていたが、面白いことをやっているつもりだったのだろうか。

「彼のプレーにはハートがありますね」といったような、素人のような感想を「専門家」から聞きたくもない。当たり前のことしかしゃべらない野球解説者に、存在意義はない。猛省と猛勉強を促したい。

 北海道日本ハム 6-6 横浜


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 同点の2アウト満塁で、よくぞ打ってくれました下窪。
 正直に言うと昨日までは、「誰?この選手?」と思ってました。

 あわてて調査。
 ほう、鹿児島実業が選抜で優勝したときのピッチャーだったんだ。
 日大から日通に行って、今年プロ入りの28歳。苦労人なのかな。

 おかげさまで連勝です。
 勝ち越し打のとき、すでに息子は隣の部屋で寝ていたので、大声も出せず、TV画面を見つめながらひたすら右手をグルグル回してました!

 クルーンは、昨日は最後のバッターの時に足を引きずっていたのでゾッとしたが、今日も快調に投げてセーブをゲット。

 滑り込み3位を目指して再スタートです!

 ソフトバンク 2-5 横浜


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 知る人ぞ知る、アメリカンフットボールのワールドカップ開幕を1ヶ月後に控え、日本代表対関東学生選抜の試合が、横浜スタジアムで行われた。

 子供に昼ご飯を食べさせた後、スタジアムに入ったのが1Q終わり頃。
 無料かと思ったら1500円。プログラムも販売されていて驚いた。
 お客さんも予想の10倍くらい入っていた。





 日本代表のQBは、1Qが高田で2Qが冨澤。
 2人とも、まずまずの出来だった。
 というより、学生選抜がひどすぎた。



 ほとんどのシリーズが、3&OUT。
 まともな試合になっていない。
 特に、東大のQB長尾君は、自陣エンドゾーンからの攻撃でパスをインタセプトされてリターンTDとか、散々だった。

 まあこの時期、それほど十分な仕上がりではないだろうし、混成チームだからつながりは悪いし。かたや日本代表の方は、絶対に負けは許されない、許されるとしたら決勝でアメリカが相手の場合のみ、というプレッシャの中でこの間やってきているのだろうから、意気込みが違いすぎる。

 ハーフタイム空けに円陣を組んだときの様子。
 この、ヘルメットのバラバラ具合が、チームのまとまりのなさを表しているように見えてならない。



 それにしたって、こんなにワンサイドにやられることはないだろう。
 練習にもならなかったんじゃないの?

 QB冨澤の勇姿。



 しかしこの試合、気になったのが、3Qの波木。
 明らかに調子悪そうだった。
 イージーなパスを失敗したり、スナップを受け損なったり。
 本番に向けて大丈夫だろうか。





 ハーフタイムショーは圧巻だった。2百数十名ものチアが飛び出してきて、ハマスタのフィールドを一杯に使っての演技。
 本番でもご披露があるのかな。
 日本以外の国の応援もしてあげてほしいなあ。





 どこにも発表されそうな気がしないので、プログラムを見ながら、関東学生選抜“SAMURAI”オールスターのメンバーを打ち込んでおこう。
 もし、著作権とか何かまずかったら、ご連絡を頂ければ消します。

QB
 4菅原(法政)10長尾(東大)15井ヶ田(中央)
RB
 3濱田(日体)20堀井(東海)21前橋(早大)22立花(専修)29溪本(法政)33金(日大)
TE
 80三品(東大)84多田(慶応)89東(法政)
WR
 1加藤(早大)6田谷野(早大)7本間(法政)19樋口(法政)23中村(専修)41尾花(日体)81栗原(法政)82木村(早大)
OL
 56古木(日体)57福元(日大)58池野(早大)59前田(一橋)60渡辺(専修)70高崎(日大)71永田(東大)73佐々木(国士)74深澤(法政)75澁谷(慶応)76三井(東海)78安田(高崎経済大)
DL
 44徳田(法政)52清原(法政)53定方(専修)54戸田(城西)77田中(早大)79黒澤(法政)90鈴木(日大)91松井(専修)93栗原(慶応)97中野(東海)98古澤(東海)99安井(法政)
LB
 2細井(法政)5上羽(法政)8影澤(法政)25横尾(専修)31水木(防衛大)38数田(日体)42田嶋(早大)47内村(法政)50原(早大)55星野(慶応)
DB
 11杉本(早大)24伊藤(中央)26八木(専修)27遠藤(法政)28藤森(中央)30小川(東海)32渡辺(一橋)34樋田(法政)35北村(立教)40山中(慶応)
K/P
 17益子(早大)46青木(専修)


 関東学生選抜 7-76 WC日本代表


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