12月29日、伊丹市にある県立昆陽池公園に行ってきた。毎年恒例の冬の渡り鳥の姿を、撮影するためであるが、今年は少し様相が違っていた。にんげんの私には、この頃の寒さは、十分に寒く感じるのだが、鳥たちには、まだそうではないのだろう、まだ、渡り鳥の姿は、ほとんどなかった。当然、訪れている人たちの数もそれほど多くなく、冬休みの時期に入っているのにもかかわらず、公園内も場所によっては、全く人影がなく、ひっそりとしていた。
そんな中で、わずかな数の渡り鳥たちの姿を、撮影したのが、これらの写真である。キンクロハジロと、ヒドリガモが、数羽ずつと、あとは、カワウやアヒルなどの姿が見れただけで、例年この時期になると我が物顔で、園内を飛び交うユリカモメの姿も、まだ見られなかった。獲物を狙う、アオサギの姿を撮れたのが、今回の唯一の収穫だった。年が明けてから、もう一度、撮影に来てみようと、思った。