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専門のマシン知能に限らず、身辺で感じたこと、なんでも、なぜ、という観点から
もぐもぐもぐ(深堀り)を試みるブログです.

世界経済の行く末、ユーロ圏の凋落

2013-03-09 19:37:21 | 日記
久々の投稿です.

前回は、インドネシアに行く前でしたが、その後帰国し、来週からまた向かいます.

滞在中は、ジャカルタ市場の総合株価指数やマニラ市場の主要株価指数が軒並み
上昇最高値を更新中でした.

やはり、米株高が影響しているように思えます.米国は、失業率の減少が具体的に
顕著となってきた感があります.昨年の前半までは、なかなか雇用統計などの数字
が振るわなかったのですが、景気回復に向け、企業の雇用調整が落ち着いてきた
のでしょう.

企業は、業績が悪化するとリストラなど従業員を減らして収益を確保しますが、
そうした企業体質の向上施策が、一時的に失業率を悪化させることがあります.

企業の雇用調整が落ち着き、それに見合った収益改善が見込めれば、ふたたび、
株価上昇につながり、一層の景気回復が見込めます.

米国は本来、流動性が高くダイナミックな社会ですから多少時間はかかるものの
トレンドがついてくれば、ますますドルはあがるでしょう.いわゆる出口戦略
の時期が待ち構えていると思われます.

それに加え、イタリアなどのユーロ圏は相変わらず暗い様相ですね.
いつ金融緩和に踏み切ってもおかしくない状況です.高賃金、低生産性、そして
政府による税金の無駄使いは、どんどんイタリアを蝕む状況です.

政治も酷い.脱税や汚職、まるで新興国並みです.昨年春にミラノに行きました
が、領収書も渡さないでボッタくられます.

最近、ギリシャも新興国に格下げのようですが、ユーロの行く末を暗示している
かのようです.

欧州はともかく、しばらくは、米国や日本、そして東南アジアが経済のトレンド
を支配していゆくのでは、とみています.







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