なんでもぐもぐ= (なんでも-も)+(も+ぐ)+もぐ

専門のマシン知能に限らず、身辺で感じたこと、なんでも、なぜ、という観点から
もぐもぐ(深堀り)を試みるブログです.

FRBバーナンキ議長の焦り

2013-06-28 23:24:53 | 日記
FRBは、米国経済成長を鈍化させかねない長期金利の上昇に歯止めをかける名目で金融緩和の終焉を示唆したバーナンキ議長の発言の意図が、いろいろと話題になっています

バーナンキの発言の主な動機は、私は彼の個人的なものだと考えています

理論家は、通常、理論を考えて実践し、思い描いたようにことが運べばそれで良しとします

バーナンキは、持論である背理法を武器に実践し、米国経済を立ち上げようとしたわけですが、その結果、金融緩和を続けても微々たる効果しか出ないことに嫌気がさしたのだと思います

理論家は、数学の世界でもそうですが、頭でっかちになって机上の空論となりがちです

実際の世界は論理が全てではありません

私も、企画の承諾をもらうときは、論理武装しますが、しゃべりながら一方で、多くの矛盾に気付ています

だから、数学を使って証明できたから、それで良し、というような単純なことではありません

今回のバーナンキ発言を反面教師としたいと思います


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複雑なマーケット心理

2013-06-27 22:03:39 | 日記
最近のマーケット状況は複雑ですね

これまで、米国は、失業率の改善と経済の立て直しのため、異例で金融緩和を続け金利を下げてきました

これを踏襲してきたのがFRBのバーナンキですが、彼の背理法という考え方に基きます

このため資金は新興国に流れ、空前の経済活況を期したわけですが、いよいよ金融緩和の縮小とともにそうしたトレンドにも陰りが出始め、資金の逆流化が起こりマーケットが混乱しています

おそらく、金融緩和を長く続けた副作用が出始めている、つまり、投資家の心理を甘やかしたつけがでている、と見ていますが、インフレ2%どころか、デフレ気味の先進国経済となっている現状を鑑みると、際立った対応策が無いのが最も問題で、マーケットもそれに気が付き始めているように思えます

金融緩和を続けることは、新興国経済のバブル化が避けられませんが、どこかがバブル化しないとインフレ2%も改善しようがないので、なかなか難しいところがあると思いますね
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成功者について

2013-06-26 22:57:30 | 日記
最近、知人から何やっても思うようにいかない、だから不成功者か、という悩みをききました

確かに、自分が描いたように生きていけるのは、幸せだし、成功しているから、と単純にみることができます

例えば、お金持ちは成功者、というとき、お金があれば、思ったように好きなことができる、お金があるのは事業に成功しているからだと

その反対に、事業に失敗すれば、生活も行き詰まり、やりたいことができない、というのもわかりやすい

ただ、資産家=成功者、というのは短絡すぎると思うし、社長=成功者というのも、組織の都合上、そうなっている場合もあるから、これも単純過ぎますね

そうすると、やはり、自分が考えた通りにことが運ぶ、進められる、というのが、成功者の定義かな、と思えます

少なくとも、主体的に生きていけるのが、成功者としての条件なのかと
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米国金融緩和終焉を巡るカオス性について

2013-06-23 22:25:32 | 日記
こんばんわ、

最近の市場の混乱に因み、リスクヘッジのための円高から、再び円安の方に傾くのか、岐路にさしかかっている状況です

FRBのバーナーキー議長は、理論的な経済学者と評する向きもありますが、一方で、市場の空気がよめない人物と、酷評もされています

先週には、米国の金融緩和の終焉に関するコメントを出して、再び、市場の流動性を煽っている感があります
が、そもそも緩和終了の定義や見解が不明確だとする見方もでてきました↓
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MOQOE76KLVS101.html

新興国からの資金逆流となれば、さらに市場の混乱をきたすため、緩和終焉のタイミングは慎重とならざるおえません

これを期に、緩和終焉に関する議論がアメリカ国内でも沸き上がり市場が安定して欲しい、と思います
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「なだいなだ」さんの事

2013-06-09 20:49:21 | 日記

精神科医でもあり、作家でもあった「なだいなだ」氏が死去されたようです.
83歳で、最後は、がんとの闘病生活であったことをご自分のブログ
”ぼんやりおやじのブログ”で書かれています.

なださんといえば、『野越え藪越え「医車」の旅』が有名ですが、ニコニコ
されているようで辛辣なコメントはなかなか興味深かった思い出があります.

わかりやすさ、で伝えられる人でした.遠藤周作氏もそうでしたが、平易な
文章で感情が伝えられる才能の持ち主でした.

なぜか最近、彼のことが気になっていましたが、これも心理学者ユングのいう
”共時性”という感覚でしょうか.

ご冥福をお祈りいたします.
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