なんでもぐも = (なんでも-も)+(も+ぐ)+もぐ

専門のマシン知能に限らず、身辺で感じたこと、なんでも、なぜ、という観点から
もぐもぐ(深堀り)を試みるブログです.

お盆と渋滞は夏の思い出かな

2010-08-12 17:40:01 | 日記
お盆シーズンが始まりました.

お盆で帰郷すれば、伝統的な盆踊りや夏祭り、
花火大会ですが、問題は、帰宅するときの渋滞ですね.

とくに新政権下での高速道路無料化政策に関しては
いろいろと課題が絶えません.

高速道の無料化は、交通量を増加させ、今まで以上の
規模で渋滞を引き起こす可能性があると考えられて
います.

確かに、高速道路を有効に使えれば、帰宅も早く
できるし、その方が疲れも早く癒やせるし、やりたい
こともできる.

実際、ある保険会社のアンケート調査では、お金を
多少支払ってでも渋滞を回避したい、という結果も
あります.


しかしながら、高速無料化政策は、本来、高速道路が
もつ利便性を失うどころか、今まで想定せない渋滞
パニックによる大問題を起こす可能性があるのです.

渋滞は、交通流という車、もしくは、車の塊(車群)
を流体などのフローと捉えて、ある時刻での交通量や
交通密度(どの程度車同士が密集しているか)など
のように定量化することで、渋滞が起こりうるか
どうか、を予想・予測することができます.

また、渋滞は、車などの流れ状況だけでなく、車
自体が走る道路の幾何学構造、つまり、道路の広さ
や形状(勾配や曲がり具合)などによっても起こり
えます.

とくにブレーキを踏む頻度が高い場所、合流地点や
トンネル付近、およびサグと呼ばれる緩やかな下り坂
が渋滞を起こす確率を高めたりします.

そうしたことから、こうした場所をとっかかりに、
渋滞対策をとるために、ITS(知的交通システム)と
呼ばれる道路と車の通信情報を介した社会システム
が、全世界的に研究されている状況です.

もともとITSは、Co2削減や安全に車を誘導するために
先進国において普及されていましたが、最近は、経済
の発展が目覚しい新興国において利用される可能性
が高くなっています.

その筆頭として中国がありますが、経済発展が大きく
都市と地方との流通を活性化させるための、インフラ
整備の一環としてITSが利用されています.

また、日産などがこれからの時代の潮流を作りたい
と考えているEV(電気自動車)対応という事情もあり
ます.

つまり、EVだと走行中に動力源としてのバッテリー
が枯渇してしまうため、ITS、車両と道路との通信を
行うことでこうしたどんカメ状態を防ぐ狙いが
あります.

地図情報も必要ですね.これは、ナビなどのGPS情報
を使ったテレマティクスなども重要となります.
とくに、どこかで渋滞が発生した場合にそこを回避
できるルート情報が提供できるなど期待されています.

ただ、渋滞回避のためのルート情報を提供することで
普段慣れていない道を走るなど、迷いやすい、安全
性にも問題がある、なども指摘されています.

そうすると、わざわざルート選択で渋滞回避しなく
とも、渋滞が起こらない、もしくは、渋滞ができかけ
ても早めに解消するなどの方法があれば、前出のITS
などの社会システムを使うことで、渋滞が起こる
可能性を未然に遮断してしまうことができるので
とてもありがたいものになりそうです.

こうしたことについても、すでに研究されているよう
なので、また別の機会で紹介したいと思います.
コメント