なんでもぐもぐもぐ= (なんでも-も)+(も+ぐ)+もぐもぐ

専門のマシン知能に限らず、身辺で感じたこと、なんでも、なぜ、という観点から
もぐもぐもぐ(深堀り)を試みるブログです.

汗が原因で起こる掌蹠膿疱症とは

2011-08-16 22:33:26 | 日記
先日、女優の奈美悦子さんがTVに出演されていました.

それで、奈美さんは以前、掌蹠膿疱症にかかり、大変
苦労された、という話しを思い出しました.

掌蹠膿疱症とは、手の平、指、足裏に小さな非常に
強い痒みを伴う水疱、膿疱ができる症状の病気を
いいます.

水疱、膿疱の大きさは、0.5mm以下位の物が多く、
この水疱や膿疱が密集してできるのが特徴ですね.

私もよくなります.

症状の原因は、免疫グロブリンA(IgA)という通常、
気道や腸管などは異物が入らないよう粘膜のバリアー
で守るタンパク質なのですが、なんらかの原因で免疫
異常などが起こるとIgA量が増えて、それが皮膚に沈着
して掌蹠膿疱症となるようです.

ステロイドなどが有効のようですが服用となると副作用
の心配が多々ありえます.以前、私が学生のころ、よく
通っていた皮膚科の先生からは、夏場は汗に気おつける
ように、といわれました.
(塗れたタオルで汗をふき取ると効果的です)

実は、汗にはIgAが含まれていて、汗をかくことで、
症状が悪化してしまうのです.

奈美さんの場合、幸いIgAなどの免疫異常をマイルドに
するビオチンというサプリを服用して症状を中和する
ことに成功したようですね.

ただ、ビオチンは、腸の調子が悪くなると吸収率が低下
するため、免疫異常が起こりIgAが増加してしまいます.

だから、まずは、腸内環境をしっかり整えて(善玉菌
を増やす)その上で、ビオチンを服用しながら、症状
が悪化するところだけステロイドを塗る、というのが
効果的なのです.

IgAは、いろいろと興味深い特性があるようなので、
また、別の機会で述べたいと思います.

では.






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の土俵で戦う-フランフラン考

2011-08-15 22:31:50 | 日記
お盆ですね.

久々に仕事から解放されて本でも読む気になっています.

最近、興味深かったのは、
「フランフランを経営しながら考えたこと」 高島郁夫著

フランフランが事業として急成長してきたのは、バブル崩壊後、
日本経済が低迷してたときのようです.

フランフランとしていえば、いまや全国規模でのお店ですが、
高島氏いわく、
’ビジネスで勝者になるためには必ず、自分の得意技で勝てる
土俵をつくることだ’
とあります.

相手の土俵で戦うから負けるのであり、フランフランという
独自の土俵で戦うからこそ、勝ち続ける、ということですね.

また、顧客に「最初の一歩」をいかに踏み出してもらうのか、
というのもキーとなる、とあります.

それを追求するため、「都会で一人暮らし25歳のA子さん」
という具体的なターゲットを設定することで、展開する商品、
店つくりなどすべてのピントがしっかりと照準に合うと
顧客に対するメッセージも明確となりそれがお店の魅力に
つながるようです.

やはり、わかりやすさが肝心ということですね.

個人的にはフランフランのものは安いと思ったこともないし
特別、品質に長けている、という気もしませんが、色彩など
に特徴があっておしゃれな感覚を醸し出す空間や香りを作る
点がそそりますね.

一方、円高になってますます、今後海外移転してゆく企業が
増えると思います.そうした上でも、たとえ海外に拠点を
移し、グローバルに展開しつつも、現地に見合ったかたちで
それぞれの企業がもつ強みが生かせるならば、ものつくりの
力は日本から失われることはないと思います.

そういった意味で、フランフランがもつ、顧客をひきつける
方法やノウハウは、業種が異なっても、商品を顧客に提供
してゆく以上、ある意味でバイブルとなると私はみています.

では.















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また、ブログの執筆始めようと思います

2011-08-05 10:39:34 | 日記
皆様、

日頃のご愛顧ありがとうございます.

ずいぶんご無沙汰しておりましたが、また本ブログの執筆
始めようと思います.

このブログを始めたときは、リーマン破綻による金融危機が
起こり世界経済の流れが大きく変化するときでした.

しかし、今もその影が消えておらず、米国経済の2番底や
ユーロ解体危機、日本での大震災による影響など先進国
における経済不況からの脱却は大きな進展がみられません.

先進国の各国政府も打つ手がない状況でこれから先も、
厳しい状況が続くこととなると感じます.

これは本当に忌忌しき状況であるのですが、サブプライム
以前のことは桃源郷での昔話であったとも思えます.

経済のこと、世界のこと、医療のこと、、さまざまに関心
は絶えませんがそれを書き記してゆきたいと思います.

では.






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする