ラフィアンターフマンクラブ の二次募集馬の検討をつづける。
検討候補として コスモキララの13 を取り上げる。
父 コンデュイット
母父 タマモクロス
A ネヴァーベンド 1.75
A* グレイソヴリン 0.25
S サンデーサイレンス 0.00
A ノーザンテースト 1.50
すっかり地味な種牡馬となってしまった コンデュイット 。
もともと我が国で淘汰された系統であり、今後は現3歳世代がどこまで成長力を見せるかが鍵になるだろう。
早熟を尊ぶ昨今の風潮とは、相容れない種牡馬に違いない。
ただ、この2013年産の世代は コンデュイット 7歳時の種付けであり、活性値 1.75 で自身が優性となる利点がある。
つまり、 0遺伝 を持つような繁殖牝馬につければ、効果的に形相を固定できる。
事実、本馬の被遺伝世代深度は 1 であり、コンデュイット の形がそのまま遺伝される。
Northern Dancer 4*5 はダミーなので不存のクロス。
実質的なアウトクロスで、近親交配による遺伝負荷はない。
祖母 ローズオブダイヤ は 0遺伝 で生まれた繁殖牝馬。
祖先の絞り込みに貢献している。
難点は、丈夫さを示す料の遺伝が 4.50 であること。
調教には耐えられるが、体力のクレジットが少ないことを考慮する必要がある。
ステイヤーへの出資は望むところなので、本馬も検討に値する。