グラスワンダーは、産駒デビュー前から注目している種牡馬で、
そろそろデータも揃って来た。
この辺りで、一度産駒の性質を定義してみる。
■1.末脚が持続質
産駒に総じて言えるのが、思いの他切れる脚を使えないこと。
直線の ジリジリ とした末脚はロベルト系の宿命か。
外差しタイプではなく、先行粘り込みが多い。
この傾向は芝・ダート共通。
■2.外枠よりも内枠
パーフェクト種牡馬辞典から引用。
調べてみると、芝のレースで顕著。
インコースを先行抜け出しで勝つパターンが多い。
ただ、騎手の溜め殺し で馬群に沈む事も。
早仕掛けしてナンボの産駒だと思うのだが…。
このパターンで3回程損をした。
■3.距離適性
牡馬は中距離。
牝馬は1200~1400。
この辺りの特徴はブライアンズタイム2世の
マヤノトップガン・サニーブライアンと類似している。
イメージよりもスプリント適性があるので、
距離短っ(笑) とか言って消さないように。