巧妙が辻で有名な山内一豊が築いた高知城は立派のお城でした。天守閣に登る手前に板垣退助の像がありました。階段を登っていく途中には山内一豊の妻の像もありましたよ。天守閣は登る前にも展示ゾーンがあったり一階の各部屋まで回覧できて興味津々でした。最上階には権威の象徴だった欄干がありますが、その漆の修復中でした。日本の戦国時代から江戸時代の権威の象徴たるお城。築城は大変だったでしょうが、歴史的な建造物としては美術性も高尚で、現代の自民党政権が作ってきた箱物のつまならさといったら呆れかえりますよね~比べる方がおかしいかな(笑)。高知城の名前は山内一豊が命名した河中城が高智城となり高知城に変化したと言われています。そういえば岐阜は信長の命名ですよね。
実家の川西から中央道、山陽道を通り倉敷ジャンクションから初めての本四架橋へ。一気に今夜の宿泊地・宇和島に向かうつもりでしたが、高知に行く方が近いことに距離表示で分かり方針転換。目指すは桂浜の龍馬像。ちょうど四時間のドライブでした。龍馬像は桂浜を望む小高い丘にそびえていました。思っていたより大きく存在感たっぷりの素敵な像でした。来年の大河ドラマは福山雅治演じる坂本龍馬で、とても楽しみ。司馬遼太郎さんの龍馬を読んで感動したのはかなり前のこと。海援隊の創設、日本初の株式会社・亀山社中の創設、薩長同盟の立役者など龍馬の活躍なくして幕末は語れません。日本の数少ないヒーローの一人です。