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タイガーのFun-Loving Way of Life

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日航機墜落から明日で24年:映画クライマーズ・ハイは素晴らしい!

2009年08月11日 | 映画
明日は、日航機ジャンボが御巣鷹山に墜落してから24年目を迎えます。
520名もの人名が犠牲になった悲惨な事故。
 今日、灯篭流しが行われていましたが合掌です。

これまで、出張などで飛行機に乗ることも数知れずでしたが、この事故を
思うと運、不運ということを考えざるをえません。
 坂本九さんは犠牲者でした。明石屋さんまさんは、フライトを1便早めた
結果、災難を逃れたそうです。
 横山秀夫さんの傑作小説「クライマーズ・ハイ」は以前読みましたが、
今回、その映画化作品を鑑賞しました。原作を超えるぐらいの迫力で
素晴らしい映画でした。主演の堤真一さんや共演の堺雅人さん、山崎努
さんも熱演しています。働く男の白ワイシャツ姿を素晴らしさを再認識しました。

 映画の中で、男達、女性達が仕事でぶつかり合い、怒鳴りあい、情熱を
燃やすシーンに感激しました。いまや日本の職場は遠慮の固まりになって
います。新入社員を思い切り叱るとパワーハラスメントじゃないか!と
疑われる。私も社員を叱ったときに、逆に睨み付けられた経験や、泣かれ
たりした経験もあります。今の若い方々は、心底、言い合ったり、ぶつかり
あっても心を通わのにではなく、切れてしまうという反応になっていませんか。
人生の先輩が、そのつたないかもしれないが、意見を述べたときに、先ずは
ありがとうという優しい気持ちで受け入れる心が出来ていませんか、と
不安になることもあります。

  御巣鷹山事件や日航の体質そのものを描いた傑作小説「沈まぬ太陽」も
秋には映画が封切られるとか。これも大変、楽しみです。
この小説は、是非、読んで欲しい傑作です。