あおっき~の花咲部通信

家のベランダ庭を満開にすべく日々活動する「花咲部(かしょうぶ)」部員あおっき~の覚書きです。

たった一粒のむかごから

2022年06月14日 | 花咲便り
2016年の暮れに、母を天国へ送ってからしばらくは、花を欠かさず、部屋に飾っていました。
母を偲んでお贈りくださったアレンジ花で、年末年始はお花でいっぱいになっていたこともありました。
スーパーに買い物に出かけたついでに、値下げになった切り花を買ってきては花瓶に生けて…を繰り返していました。

ある日、立派なスカシユリが安くなっていたので、買って帰って生けていると、葉っぱの脇に小さな丸い物が引っ付いてました。
何か気になって、調べてみると「むかご」で、これを植えても、育てることが出来るらしい、と知りました。
但し、花が咲くまで時間が掛かる…という事で、枯れた植木の植わっていたビニールポットに指で穴を開けてむかごを押し込んで、時々水やりをしながら様子を見ていたら、ひょろっと葉が出てきて少しずつ大きくなって行きました。

葉は見るものの、やはり2年くらいは、花を見る事はなく、初めて花が咲いたのは2020年の今頃くらいでした。
スマホの写真アプリを探してみたら、やっぱりありました!



大して手を掛けたわけではないけれど、こうして花が咲いたのを見るのは嬉しいものですね。
そして、翌2021年。この年は害虫がついてしまって、葉がべたべたになってしまい、蕾も咲く前にしぼんで花を見る事は叶いませんでした。
球根を太らせるために、酷い状態ながら、枯れてしまうまでは放置しておきました。

冬場はすっかりと葉も植わっている痕跡も消したような姿でしたが、春先にはしっかりとした葉がお目見え!
その後もぐんぐん育ってくれました。


そして6月のある日、3本の茎のうちの1本の蕾が花開きました!


茎は60センチ以上あって、鉢が小さいため、安定が悪いので、ベランダの柵の壁に立てかけて写真を撮ってみました。


今年は沢山蕾も付けてくれ、せっかく立派に咲いたので、ベランダに置いておくだけではもったいないと思い、思い切って切り花として楽しむことにしました。


買ってくれば、1本200円はするのでしょうが、お家で育てたお花だからプライスレス。枯らして失敗も多くしてしまうけれど、こうして無事に立派に咲いてくれる花に癒され、元気をもらっています。



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