秋晴れ中、離宮公園で6回目の錦秋茶会を催されました。
今回はクローバー作業所の人達も参加。
障害のある子供達がさおり織やクッキー作りなどをしてがんばっている作業所です。
午前午後で4席とご自服のお茶を楽しんでもらいます。
私達3名はスタッフの日頃の作品展示係です。
お玄関には和紙のちぎり絵の秋の七草屏風ともみじの生け花でお出迎え。
琳派400年。風神雷神をなどのミニ屏風も飾られてます。
絵手紙、お習字、組み紐、てまり、和装小物、刺繍などどれも素晴らしい出来栄えです。
お茶席準備も着々と進み、お茶室には掛け軸、お茶花なども整った後は第1席のお客様を迎えます。
苦くて飲めないと言う小さな子供から男の子まで参加です。
普段あまり見ないお着物にも興味深々。
昼食のお弁当にもお茶会のランチョンマットが準備されてます。
昼食後は業所でお茶のお稽古を
してる障害を持った子供達が緊張しながら参加してくれます。お茶室での経験は初めて。
真新しい靴下で来た子、昨晩は興奮して寝れなかった子、挨拶を代表でするために何度も練習した
子とそれぞれとても楽しみにしていた様子がうかがわれます。
お作法を聞きながら緊張の面持ちでお菓子を頂いてます。2班に分かれて初体験。
御自服では皆上手にお茶を点てていました。
クローバー作業所のメンバー、記念撮影
http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/suma/sumaud/tomogaoka_sagyousyo.html
スタッフも記念撮影です。
朝から51名の参加で秋晴れの中のお茶会でした。
設えも、準備も、お席も、それぞれの方が力を発揮して、ばっちりでしたね。
何より、お客さんが喜んでくれたのが嬉しかったですね。
この記録を印刷しておいて、来年の参考にしたいと思いました。
何と言っても子供達の笑顔、緊張、私達の反面教師でしたね。
又来年もの言葉に私達が健康でなければあの子たちの笑顔が見れないのですよね。
がんばって毎日を大切にしましょうね。