元気印

毎日元気に過ごす私の出来事

ポーランド8日間の旅 その5

2019-12-22 22:46:30 | 旅行
12月22日(日)

朝食を済ませて

自由行動の午前中ですがオプショナルツアーに入りました。
アウシュヴィッツとビルケナウ収容所見学、昼食付です。

「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」はポーランドの古都クラクフから2時間でアクセスできる場所にあります(註:ドイツが統治下のポーランドに建設したもので、ポーランドが主体的に作った収容所ではありません)。アウシュビッツ強制収容所(Auschwitz)はいわゆる「負の世界遺産」として知られてます。ナチス党によるホロコーストの象徴とされる収容所で、罪のない大量のユダヤ人が虐殺されました。いろいろ考えさせられることの多い遺産です。
収容所への入口には有名なARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)のスローガンが掲げられています。ナチスが好んで使ったスローガンです。実際、収容された人たちは極限まで働かされて働けなくなると殺されてしまいました。Bの文字が逆になっているのは、このスローガンが嘘だとわかっていて作らされた収容者の抵抗という説がありますが、当時Bはこのような書体が通常だったというのが真実のようです。




収容所は金網、鉄格子で厳重に守られています。電流も流れていたそうです。当時のままのところも内部に入って説明を受けましたが人間以下の生活を強いられていました。おぞましい限りです。










射殺に使われた壁。




絞首刑が行われた鉄棒も残されています。シャワーと言われたガス部屋も当時のまま。




もう一つの収容所ビルケナウに移動。線路が鉄格子の中まで続き塔から全貌を見ることができます。




共同トイレは穴があるだけで一日2000人が決められて短時間だけ使うのです。掃除もユダヤ人。昔馬小屋つたところが部屋になり何百人も押し込められて寝起きしてたところ。




この辺りは湿地帯で床もない家屋?とも言えない場所。

歴史的な場所です。人間としてとても辛いですが勉強になりました。
ホテルに戻りOPに入らなかった人と合流。ワルシャワにむかいます。約5時間半のバス移動。
3時半ごろから辺りは暗くなり4時には車窓も楽しめません。
ホテル到着 NOVOTELCENTRUM ホテルでの夕食。

夕食後ホテル近くのスーパーへ。霧が出て幻想的です。


コメント
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