goo blog サービス終了のお知らせ 

Think Yokoyama Weblog

50代のお部屋へようこそ…

おどり

2010-01-14 22:23:47 | 子噺し
少年の通っている保育所で「お遊戯会」が迫ってきました。
お父さんやお母さんが観に来る一大イベントです。

少年はウキウキしていました。
「どんな役をするんだろう??」

先生が「ユリ組は桃太郎をやりま~す」と言いました。
そして役が決められていき、その役の『着るもの』や『かぶるもの』を画用紙に書いて、色を塗り、はさみで切って作るのでした。
少年は絵本を手本にして、自分の付けるものを一生懸命つくりました。
「上手く出来た!」

そして、みんなで踊りの練習が始まりました。
少年はコツを掴むのが上手いようで、とても輝いて踊っていました。

そして発表の日

お母さんに役を内緒にしていた少年。
「お母さん、びっくりするかな?」

ステージの真ん中に立った少年は、ピンクの大きな桃を頭に付けて、ちょろちょろ踊っていました。
少年にとって初めての主役です。
彼の顔は自信に満ちあふれていました。

いよいよクライマックスの時に事件がおこりました・・・

少年の桃がずり下がってきて、大事なお顔が見えなくなってしまいました。
直そうにも他のお友だちと手を繋いだ状態。
まさに桃になった少年・・・

直せず不本意なままカーテンがそっと閉まり、桃少年は輝きを失ったかわりに悔し涙を浮かべていましたとさ。

解説:この時は多分セリフは無かったと思います(少しはあったかもですが)。音楽に併せて踊る感じだったと記憶しています。
 母親はステージを観てビックリしていました^^b

 実家に写真が残っていたんですが、出演者みんなで最後に手を繋いで終わるところで僕の顔は桃に隠れていました^^;
 悔しかったですねぇ。
 最後にケチをつけたくないものです^^

 天国と地獄の記憶
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする