少年のお父さんは国鉄員、おじいさんも国鉄員。
その影響もあって少年は電車が大好きでした。
そんな少年の通う保育所では班分けがありました。
1班6人くらいで、自由時間には絵を描いたり積み木をしたりと、楽しい時間を過ごしていました。
この日は粘土遊び。
「ひかり号がいいかな?蒸気機関車がいいかな?」
ニコニコしながらモクモクと大好きな電車を作っていました。
その時事件は起きました。
年長組になってクラス替えをしたので、新しいお友だちが出来ました。
その中の男の子が突然僕に命令をしました。
「タコを作れ」
「???」
周りを見ると隣のお友だちは彼の命令通り、蛸に作り直しているではないですか!?
「僕は嫌だな・・・電車がいいもん」
少年は彼の言う事を無視しました。
少年にとって初めての「お友だちに反抗」でした。
しばらくするとまたその男の子は僕に「タコ作れ!」と言ってきました。
「やだ!」
「タコ作れ!!」
「やだ!」
果てしなく続くと思われる攻防。
すると彼は僕の出来かけの電車を「ぐちゃっ」と握り壊して改めて、
「タコ作れ」
・・・少年のひかり号は目の前で無惨な姿・・・
「Hくんなんて嫌いだ!でも恐いから・・・」
少年は諦めてぶつぶつ言いながらも、1本づつ足から作っていくのでした。
その日のHくんのお弁当に「タコさんウィンナー」が入っていたのを少年は見逃さなかったのでした。
解説:このH君との初対面の印象は最悪でした^^
この事件で、「リーダーとは?」みたいな事に触れました。(暴君だったりして^×^)
あと、自分の作品を全否定された時の何とも言えない怒りと悲しみとか^^;
彼にはライバル心を持ってその後進んで行くのですが、今思うと大事な時に的確に道標を与えてくれたんだなぁと思います。
マラソン大会の事や、文化祭でのバンドだったり、東京に出てからの事だったり・・・(追々登場すると思います)
H君は大切な友です。
でもこの事件では酷い奴です♪
全否定からの創造の記憶
その影響もあって少年は電車が大好きでした。
そんな少年の通う保育所では班分けがありました。
1班6人くらいで、自由時間には絵を描いたり積み木をしたりと、楽しい時間を過ごしていました。
この日は粘土遊び。
「ひかり号がいいかな?蒸気機関車がいいかな?」
ニコニコしながらモクモクと大好きな電車を作っていました。
その時事件は起きました。
年長組になってクラス替えをしたので、新しいお友だちが出来ました。
その中の男の子が突然僕に命令をしました。
「タコを作れ」
「???」
周りを見ると隣のお友だちは彼の命令通り、蛸に作り直しているではないですか!?
「僕は嫌だな・・・電車がいいもん」
少年は彼の言う事を無視しました。
少年にとって初めての「お友だちに反抗」でした。
しばらくするとまたその男の子は僕に「タコ作れ!」と言ってきました。
「やだ!」
「タコ作れ!!」
「やだ!」
果てしなく続くと思われる攻防。
すると彼は僕の出来かけの電車を「ぐちゃっ」と握り壊して改めて、
「タコ作れ」
・・・少年のひかり号は目の前で無惨な姿・・・
「Hくんなんて嫌いだ!でも恐いから・・・」
少年は諦めてぶつぶつ言いながらも、1本づつ足から作っていくのでした。
その日のHくんのお弁当に「タコさんウィンナー」が入っていたのを少年は見逃さなかったのでした。
解説:このH君との初対面の印象は最悪でした^^
この事件で、「リーダーとは?」みたいな事に触れました。(暴君だったりして^×^)
あと、自分の作品を全否定された時の何とも言えない怒りと悲しみとか^^;
彼にはライバル心を持ってその後進んで行くのですが、今思うと大事な時に的確に道標を与えてくれたんだなぁと思います。
マラソン大会の事や、文化祭でのバンドだったり、東京に出てからの事だったり・・・(追々登場すると思います)
H君は大切な友です。
でもこの事件では酷い奴です♪
全否定からの創造の記憶