Video 『新 男樹』(1997年8月21日発売)
Video 『新 男樹2』(1997年12月21日発売)
参加楽曲
・劇中主題歌「ACTIVITIES FOR YOU」/岩名ミサ :作曲 編曲 演奏
・劇中音楽:作曲 編曲 演奏
横メモ
自分のユニットを作ろうと思ってボーカルを探していた時、<岩名ミサ>さんを紹介してくれた方で『出動!ミニスカポリス』の制作に携わっていたTさん(今まで『ヨコ録』に出て来たTさんとは別の方です)がいらっしゃいました。
そのTさんが製作総指揮として「今度<本宮ひろ志>さん原作の漫画『新 男樹』の実写版(Vシネマ用)を創るから、主題歌を岩名の歌でやらないか?」と言われて受けさせてもらいました。
まずはTさんとの打ち合わせ。
Tさんの『本宮ひろ志観』をずっと聞きました(Tさんは熱血です^^)。
そして主題歌のイメージは「ジョージ・ウィンストンの「あこがれ/愛」だ!」と。
家に戻り、ウィンストンのアルバムを急いで聴き込み、自分の好きなテイストを入れたピアノ曲を創りました。
後日感想を聞くと、「お前は天才だ!」とおっしゃってくれました。(パクリ曲にはなっていません^^)
喜んでくれたTさんは、撮影中の監督Kさんを浅草の呑み屋で紹介してくれました。
その時に監督さんから「音楽も付けてよ~」と言われ、酔った僕はスケジュールも気にせず「よろしくお願いします♪」と返事をしました。
映画音楽の作り方を全く知らなかったので、Tさんの紹介でKKさんがサウンドディレクターになり、作業が始まりました。
脚本を読み、監督含め「どのシーン」にどんな音楽(または音)を入れるかを決めました。
(自分の機材しかないので、生のオーケストラ曲とかはありません^^;)
今回は2本分の作品を同時に創るのですが、音楽制作出来る時間は2週間。
そこで「曲と音」も含めて40曲近くを創りました。
映像の編集済みをもらっていたので、曲は映像の最初から順を追って創っていきました。
(時間との闘いだったので、最初の1週間はKKさんのイメージ(ディレクション)で即興で作曲と編曲をしながら録音を繰り返していきました。)
2本目を創る頃は余裕が出来て、自分も楽しみながらアイデアを膨らませて創作していきました。
(2のほうが音楽に余裕がある感じがします^^)
主題歌の生ピアノ録りでは相変わらず七転八倒でしたが、劇中曲用で別バージョンも録り、無事歌も入って完成しました。
最後に映像と音楽や効果音(これには参加してません。音効さんがいらっしゃいます)を合わせるMA作業を見てみたかったので、勉強させてもらいました。
(「映像と音がピッタリ合いすぎると気持ちが悪いもんだ。少しずらした方が良い場合もある」と録音のFさんがおっしゃってました。なるほど)
完成後、Tさんも監督さんも大変喜んでくれました。
「続編もよろしく!」と力強く肩を叩かれました。
(「大変だから楽しんだよ~」と2人ともおっしゃってました。)
映画1本創るのに、沢山の人がプライドを持って携わっているんだなぁと改めて思いました。
出演者の方々の演技はもちろん、沢山のスタッフさん、そしてTさんに監督さんなどなど・・・
皆さんが主役なんですね。
初めて映像に付けた音楽作品なので、難しさと面白さを一気に味わいました。
音楽の世界は幅広いから、色々なジャンルに挑戦しなければ勿体ないと思うのでした。・・・つづく
Video 『新 男樹2』(1997年12月21日発売)
参加楽曲
・劇中主題歌「ACTIVITIES FOR YOU」/岩名ミサ :作曲 編曲 演奏
・劇中音楽:作曲 編曲 演奏
横メモ
自分のユニットを作ろうと思ってボーカルを探していた時、<岩名ミサ>さんを紹介してくれた方で『出動!ミニスカポリス』の制作に携わっていたTさん(今まで『ヨコ録』に出て来たTさんとは別の方です)がいらっしゃいました。
そのTさんが製作総指揮として「今度<本宮ひろ志>さん原作の漫画『新 男樹』の実写版(Vシネマ用)を創るから、主題歌を岩名の歌でやらないか?」と言われて受けさせてもらいました。
まずはTさんとの打ち合わせ。
Tさんの『本宮ひろ志観』をずっと聞きました(Tさんは熱血です^^)。
そして主題歌のイメージは「ジョージ・ウィンストンの「あこがれ/愛」だ!」と。
家に戻り、ウィンストンのアルバムを急いで聴き込み、自分の好きなテイストを入れたピアノ曲を創りました。
後日感想を聞くと、「お前は天才だ!」とおっしゃってくれました。(パクリ曲にはなっていません^^)
喜んでくれたTさんは、撮影中の監督Kさんを浅草の呑み屋で紹介してくれました。
その時に監督さんから「音楽も付けてよ~」と言われ、酔った僕はスケジュールも気にせず「よろしくお願いします♪」と返事をしました。
映画音楽の作り方を全く知らなかったので、Tさんの紹介でKKさんがサウンドディレクターになり、作業が始まりました。
脚本を読み、監督含め「どのシーン」にどんな音楽(または音)を入れるかを決めました。
(自分の機材しかないので、生のオーケストラ曲とかはありません^^;)
今回は2本分の作品を同時に創るのですが、音楽制作出来る時間は2週間。
そこで「曲と音」も含めて40曲近くを創りました。
映像の編集済みをもらっていたので、曲は映像の最初から順を追って創っていきました。
(時間との闘いだったので、最初の1週間はKKさんのイメージ(ディレクション)で即興で作曲と編曲をしながら録音を繰り返していきました。)
2本目を創る頃は余裕が出来て、自分も楽しみながらアイデアを膨らませて創作していきました。
(2のほうが音楽に余裕がある感じがします^^)
主題歌の生ピアノ録りでは相変わらず七転八倒でしたが、劇中曲用で別バージョンも録り、無事歌も入って完成しました。
最後に映像と音楽や効果音(これには参加してません。音効さんがいらっしゃいます)を合わせるMA作業を見てみたかったので、勉強させてもらいました。
(「映像と音がピッタリ合いすぎると気持ちが悪いもんだ。少しずらした方が良い場合もある」と録音のFさんがおっしゃってました。なるほど)
完成後、Tさんも監督さんも大変喜んでくれました。
「続編もよろしく!」と力強く肩を叩かれました。
(「大変だから楽しんだよ~」と2人ともおっしゃってました。)
映画1本創るのに、沢山の人がプライドを持って携わっているんだなぁと改めて思いました。
出演者の方々の演技はもちろん、沢山のスタッフさん、そしてTさんに監督さんなどなど・・・
皆さんが主役なんですね。
初めて映像に付けた音楽作品なので、難しさと面白さを一気に味わいました。
音楽の世界は幅広いから、色々なジャンルに挑戦しなければ勿体ないと思うのでした。・・・つづく