中国ドラマ「新・白蛇伝〜千年一度の恋〜」第1話 あらすじ

白素貞(はく・そてい)…ジュー・ジンイー　　白蛇の妖怪
許仙(きょ・せん)…アラン・ユー　　医者
法海(ほうかい)…ペイ・ズーティエン　　僧侶
小青(しょうせい)…シャオイェン　　青蛇の妖怪



「人間との出会い」


千年、岩屋で修行した白蛇の白素貞(はく・そてい)は人の体を手に入れた。うまく歩けない白素貞は、景松(けいしょう)に妖術で助けてもらい歩く練習をする。

最高の容姿を手に入れた白素貞に「その姿なら更に修行が進む。まず人間の生き血を吸えば…」と言いかける景松。さえぎった白素貞は「千年、苦しい修行をしたの。観音様が撒いた甘露のおかげで霊的に目覚めたのに、人命を奪ったりしたら観音様に合わせる顔がない。こうして人間になれたのだから観音様に帰依する」と言う。


観音様と会った白素貞は、今後は俗世を離れ観音様の手助けをしたいと話す。しかし観音様は「衆生の道に入らずしていかにして人の世を学ぶ?」と言う。人間には六欲がある、多くの誘惑を体験し、それを克服し手放し悲しむことを学んでこそ俗世を離れる修行が成るのだ、と。
素貞は人間界に留まり、日々精進することを誓う。


臨安の町へ行った素貞は、名医・華佗の生まれ変わりだと言われている許仙(きょ・せん)の診療を見に行く。
大勢の人々が見ている中、許仙に難癖をつける男装をした如意(にょい)が現れる。医学書の話をされ「書物からの受け売りか」と言い返す許仙。そんな許仙は見にきていた素貞に目が止まる。

話している途中で如意と分かった許仙だったが、知らないふりをし言い負かす。すぐにその場を後にする如意。
修行中の素貞は助言をしてもらいたかったが、華佗はあんな顔じゃないと思い立ち去る。


竹林。入定で子供の妖怪を見た法海。妖怪は「私は仏に帰依し、人心を惑わしたりしない」と言う。しかし法海は、妖は邪悪な存在で妖怪たちは正道に外れた行いをするものだと思い込み容赦しない。逃げた妖怪はお釈迦様に変わる。

はっとして現実の世界に戻った法海。そこに師父が来る。入定で何が見えたか問われ、消滅させようとした妖魔がお釈迦様に姿を変え惑わしてきたと答える法海。師父は外観に惑わされず、いかにして妖怪と仏を区別するのか聞く。法海は「両者は全く異なります」と言うが、師父は「殺意を抱く者は坊主でも心に魔が入り、善心の者は妖とて悟りを開くことがかなう」と話す。

天を観測し南方に心惑わす星が出ていることに不安を生じていた師父。それは千年の魔物が臨安に降りるということだった。師父は妖怪退治に役立つ紫金鉢と殺気や怒気を察知し妖怪を探し出し警戒を促す魔除けの禅杖を法海に授ける。そして師父は「禅杖が動かぬ限り、お前も絶対に動いてはならぬ」と告げる。仏も我も慈悲の心あり、得度した者は殺さず、と。


歩いていた素貞は、つけ髭を取り屋敷へ入っていく如意を見かける。妖術で姿を消し、後をつける素貞。

部屋に入った如意に「許様はお嬢様の応援を知って感激なさるでしょうね」と言う侍女。如意は「当然よ。偽医者に扮して臨安の華佗を盛り上げたわ」と言う。その話を聞いた素貞は許仙が偽の華佗に扮し、皆をだましていたと思ってしまう。そこに如意の名を呼ぶ許仙の声が。「漢文(かんぶん)兄さんよ」と急いで駆けていく如意。

如意は「当直に遅れたら父から給金をもらえないわよ」と許仙に言う。遅くなったのは君にこれを買っていたからだと、許仙は陳記の焼き菓子を如意に差し出す。そして「今日のあの扮装はなんと言っていいか…」と言う許仙。如意は「名案だったでしょ。焼き菓子じゃ足らないわね」と言う。

如意が「いくらもうかった?」と聞く。許仙が金の入った袋を渡すと、素貞が懲らしめようと妖術を使う。如意がよろけ、かんざしが落ちて割れてしまう。嘆く如意の髪に咲いていた花を挿す許仙。村娘じゃあるまいし花なんて…と言いながらも嬉しい如意は、金を返すと行ってしまう。


屋敷を出た素貞は、人間界で妖術を使うなと観音様から言われていたことを思い出す。


部屋に戻り、漢文兄さんの気持ちがこもってる、と挿してもらった花のことを侍女に話す如意。侍女は「許様を漢文兄さんと呼ぶと、お父様に叱られます」と止める。


つけ髭をした素貞は診察所へ行き許仙と会う。華佗の生まれ変わりと偽ったことについて、非を認め改めるように言う素貞。だまし取った金を私が返して来ると。「つまりあなたは…」と言いながら素貞の髭を取ってしまう許仙。驚いた許仙は「まだ幼いことに免じて今日は帰してあげよう」と言って素貞を追い出す。

忠告を聞かない許仙に腹が立ち、姿を消して診療所に戻った素貞。しかし紙を床に落とす事くらいしかできなかった。


血生臭い妖気を感じ“景松が言ってた人間を傷つける妖魔の仕業?”と思った素貞。辺りを見回しながら歩いていた素貞は許仙とぶつかってしまう。また素貞が現れ「そういう行為は人としてよくない」と言う許仙。嘘ばかりついて逃げ回っている、何が目的か説明しろと。つかまれた手を放させるため、素貞は許仙の顔に自分の顔を近づけ息を吹きかける。驚いた許仙が手を放し、素貞は駆けて行ってしまう。


跡取り息子か母子家庭の子供の行方不明が相次いでいた。同僚と見回りを強化することにした許仙の義兄・李。李は「俺が遅い時は漢文と食べてろ。それから今後は絶対に近所の子供を預かったらだめだぞ。見失ったら責任が取れない」と妻(許仙の姉)に話す。男の子だけを食べる妖怪だという噂を耳にしていた妻は、妖怪に負けるかもしれないと夫を心配する。妖怪などこの世にいないと李が言い聞かせているところに「そうだよ、妖怪なんていない。いたとしても義兄さんが捕まえてくれる」と言いながら許仙が部屋に入って来る。

姉が于さんの病が治りそうか許仙に聞く。「稼ぐ方法を見つけたので生薬や配合を増やして試します」と言う許仙。于の息子・長生がかわいそうだと思い、姉は早く治って欲しいと言う。
許仙が荷物を置く時、長生のおもちゃがあることに気づく。姉は表で遊んでいると言うが、許仙は見かけていないと話す。慌てて3人は捜しに行く。　


長生は生まれた時に口に含んでいたという宝珠を質屋で売ろうとする。しかし商売の邪魔だと店主はそれを投げ捨ててしまう。急いで外へ拾いに行く長生。
宝珠を見つけて手に取った長生に妖魔が襲おうとする。それに気づき助ける素貞。
素貞は父はけがで仕事ができず、母は病気でお金がない長生が宝珠を売ろうとしていたことを知る。妖術で宝珠に紐をつけた素貞は、これでなくさないと長生の首にかけてあげる。長生は素貞を仙女だと思う。

長生と一緒に長生の家へ行こうとしていた素貞。また妖魔が襲おうとし、素貞が追い払う。その時、長生を捜す声が聞こえてくる。妖怪を探すため、明日、家に行くことを約束し素貞は長生と別れる。


妖怪を探していた素貞は、見かけた法海がなんだか怖いと感じ逃げ出す。
法海は持っていた禅杖が反応し「妖魔の好きにはさせぬ」と言う。


素貞に邪魔され、千年ぽっち修行した蛇が私と戦うつもりなの、と言う女の妖魔。私を面倒に巻き込むな、金山寺の坊主が魔除けの禅杖を携え臨安に来た、と男の妖魔が言うが女の妖魔は笑い飛ばす。


約束どおり長生の家に現れた素貞。長生の母を診た素貞は、妖蛇の毒が病の原因だと分かる。そこに許仙が入って来る。素貞を見て「またあの詐欺師か」と言う許仙。素貞は「医者でありながら病人を治せないくせに」と言い返す。長生がけんかを止め、許仙が「どちらが于さんの病を治せるか見ものだ」と言う。もし君が治せたら君の言うことを聞くと。
素貞は長生の母が最近、十理坂の女媧廟へ行ったことを知る。


素貞が女媧廟へ行くと、そこには青蛇の妖怪・小青(しょうせい)がいた。毒を盛った于の解毒薬を渡すように言う素貞。しかし小青は渡そうとせず、2人は戦い始める。
素貞は飛んだ小青の足に鞭を絡ませ引き落とす。青蛇に姿を変える小青。素貞も白蛇に姿を変える。


ーつづくー


楽しみにしていた「新・白蛇伝」が始まりましたー(⁎˃ᴗ˂⁎)
1話目から面白かったです。

景松って…リ、リス!?って最初に書くことじゃないけど(≧▽≦)

悪い妖魔は子供を食べているのかな(✽ ﾟдﾟ ✽)
素貞が長生を助けてくれてよかった!!

法海の持っていた禅杖が反応したのは素貞の近くに悪い妖がいたからだよね(;´д｀)ﾉ
師父が「善心の者は妖とて悟りを開くことがかなう」と言ってたけど、法海は素貞を悪く思いそう…。

お互いに相手のことを誤解してしまっている素貞と許仙。
これからの展開が楽しみ(*´艸`*)
そして白蛇と青蛇の戦いもどうなるか気になるぅぅぅ。
でも見た目から白蛇が勝ちそう（∩´∀｀＠)


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