お茶のある生活

富士のふもとのお茶屋“小野園”の若女将がお茶を楽しむ生活の提案をしています。日常生活のエピソードや一期一会の大切さ・・・

心から・・・・

2013年05月17日 23時37分18秒 | わたし
今日は、母の命日でした。
新茶の最盛期なので、実家(割烹料亭だるま)へ帰ることもできず
富士のふもと「御殿場」から合掌・・・・

ちょうど一年前、豪雨と落雷の真夜中に母は他界しました。
天から龍が降りてきて、母を連れ去ったようなあの夜のことは、いつまでも忘れることはないでしょう。

今だから話せることだけど、
生前から母には、「小野園には名物がないから何か考えたら・・・」と
言われ続けていました。

実家(割烹料亭だるま)では、
母の提案で太巻き寿司(若舎利)や万枚漬などが名物としてお客様にご好評いただいています。

私も100周年に向けて何か・・・と思う日々の中、
工場長のこだわり「極焙煎」や百年の極「芳翠」を発売しました。



そしてこの度発売した富士山麓「久遠の極」は、小野園最高級のシリーズです。
店頭では、100g/2,100円~3,150円までご用意しました。



母が生きていれば笑顔で「よく頑張ったね^^」と話してくれたはず・・・・

富士山麓「久遠の極」をお供えしてもらいたくて
実家の姉宛に即日便で送りました。

天国で喜んでいるかしら・・・

数年前に投稿しましたが、 母の背をみてここまで来ました。
これからも私の中の母に語りながら、
私も華やかに 精一杯生きていた母のようになれたら・・・・と思っています。

心から感謝しています。
コメント
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