お茶のある生活

富士のふもとのお茶屋“小野園”の若女将がお茶を楽しむ生活の提案をしています。日常生活のエピソードや一期一会の大切さ・・・

生きている人が一番大事・・・・

2012年06月30日 15時03分40秒 | わたし
母の四十九日法要・・・・
心の整理をしています。
先月の葬儀は夢の中の出来事のように思えてなりません。

私宛に時折届いた母から手紙を読み返しています。

実家の金庫の中にあった母の手紙には、様々なことが書かれていました。
万に一つのことがあっても・・・・という書き出しの中に、
生きている人が一番大事・・・・と綴られていました。

私は生きている。

生きている私が大切にすべきことは・・・
一番大事なことは・・・・と思いながらの一ヶ月でした。

姉や妹は母の夢をみたと話ているけれど、
私は、新茶の最盛期が過ぎ、子どもたちとの日本茶教室やお中元の準備に追われ、
夢をみることもないまま深い眠りにつく毎日・・・

先月は母ことをお話することができませんでした。
まだ電話の向う側にいてくれるような気がして・・・・

でも少しずつですが、心の整理ができつつあります。
ここ数日、母が危篤となってから葬儀までの期間に製作した
割烹料亭だるま 女将の多和言を読み直しています。

私にしかできないことだから・・・と、
あの時は、間に合わせることだけが私の親孝行を思って、
夜中に校正をし続けました。

今だから母のことを思いながら読めるのかもしれません。

華やかに 精一杯 生きていた母でした。
私も母のように”精一杯”生きていけたら・・・

心ある方々に支えられている私は幸せだと思います。
本当にありがとうございました。






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