電車でGO!FINAL
2004年にPS2で出たかなり古いゲームなのですが、
電車運転の楽しさを味わうのに特に初心者が触り始めるのに適したゲームだと思います。
このゲームはPS2版、PC版、そしてプラグアンドプレイ版がありますが、
基本的なゲーム内容は同じであり、攻略内容も共通して利用できると思います。
個人的な楽しみ方
レベル1.全路線を完走する
レベル2.全路線のクリアマークを銅以上にする
レベル3.全路線のクリアマークを銀以上にする
レベル4.全路線のクリアマークを金にする
レベル5.スコアアタック
普通の人はレベル3くらいが限界だと思います。
高難度路線の各駅停車で金星は集中力が必要で厳しい。
電車でGOにおける運転の基本的な考え方
<<発車前の準備>>
- 電車の性能と乗車率を元に加速・ブレーキ加減がどれほど必要かの予測を立てておく
- 次の駅までの距離と到着予想時刻を元に何キロまで速度をあげればよいかを検討する
<<運転中>>
- 速度制限に注意しながら定速や定通によりポイントを稼ぐ
(殆どの路線で定速・定通が定刻に到着するための目安になっている)
<<停車前>>
- 速度がN㌔の状態で残り何メートルでブレーキいくつをかけて停車する(電車・路線によって異なるが基本的にはパターンを覚える)
- 残り何メートルで何秒あれば停車に余裕があるかというのを意識する(200メートル、100メートル、50メートルの段階を目安にしておくとよい)
- 残り10メートル・速度10キロから0センチ停車が狙えるよう、適切なタイミングでブレーキをかける
※現実の運転ではブレーキ操作は少なくし、低速では弱いものしか使わないものらしい。
電車でGOの停車がなぜ難しいのか
通常の車や自転車を運転している場合、
停止におけるブレーキにより加速度が発生し、それを体が感じるから調節がしやすいのですが、
ゲームでは当然加速度を感じることができないため難しいのです。
そして車と違いブレーキをかけても急には反応しないため、
常に計画的に計画的に、とやるしかないです。
これが子どもたちには非常に難しい。
なのでやはり、速度・残り距離からのブレーキをパターン化するしかないでしょう。
電車でGO!FINALはかなりやさしい
ミスの基準がかなりゆるく、
(ATC・制限速度超過には非常に厳しいですが・・・)
ライフ制のゲームなので一定回数までのミスはOKと考えるとかなり優しいゲームです。
昔は1秒でも遅れて到着するとどんどん減点が始まるし、
早着すれば次の駅間の信号制限が発生するため時間管理ゲームでしたが、
今回の時間制限はゆるく5秒以内の早着・延着はミスにはなりません。
(難易度4以下だともっとゆるいです)
FINALでは銀星・金星目指して停止線近くに停車することに集中できるのです。
路線につくクリアマークの基準
全区間通しての運転で始発~終点まで走りきると、
運転内容により以下のようなクリアマークがつきます。
ミスの回数や通過駅に関する判定は一切基準に影響を与えません。
分割運転がある場合、分割運転をすべてクリアした上で全区間通し運転をする必要がありますが、
判定に使われるのは全区間通し運転時の内容のみです。(分割運転は練習を兼ねて適当で構いません)
白星 | コンティニューしてもよいので完走し、 銅・銀・金の条件をいずれも満たさない |
---|---|
銅星 | コンティニューをせず、全ての停車駅で停止位置・定着の判定が「OK」以上 銀・金の条件をいずれも満たさない |
銀星 | コンティニューをせず、全ての停車駅で停車評価銀星以上 金の条件を満たさない |
金星 | コンティニューをせず、全ての停車駅で停車評価金星以上 |
銀と金は白や銅よりも星がでかく表示され、目立ちます。
停車評価
前項で停車評価というのが出てきましたが停車時に一定以上の評価を得た場合、
ゲーム中にでてくる上記絵のような路線図で駅に星マークがつきますが、
これを停車評価といい主に下図の基準で判定されます。
銀星 | 定着「OK」以上 停止位置「Great」以上 (金星の条件を満たさない場合) |
---|---|
金星 | 定着「Great」以上 停止位置「Fantasitic」または「Excellent」 |
停止位置の評価基準
停止位置の評価は難易度によって異なっており、
具体的には以下の表の通りです。
読み方:難易度3の路線でOK判定の場合 4.0mとありますが、停止位置から手前に4メートルか超過4メートル以内に停車すればよいということになります。
※より上の判定基準を満たすとそちらが優先されます。
判定 | 点数(ノーマル) | 点数(エンジョイ) | 難易度☆および☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
---|---|---|---|---|---|---|
OK | 10 | 20 | 5.0m | 4.0m | 3.0m | 2.0m |
Nice | 50 | 30 | 4.0m | 3.0m | 2.0m | 1.0m |
Great | 100 | 50 | 3.0m | 2.0m | 1.0m | 60cm |
Fantastic | 200 | 100 | 30cm | |||
Excellent | 400 | 200 | 0cm |
駅定着時間の評価基準
定着(駅の定着時間)の評価は難易度によって異なっており、
具体的には以下の表の通りです。
読み方:難易度3の路線でOK判定の場合 8.0秒とありますが、早着8秒以内・遅延8秒以内で停車すればよいということになります。
※より上の判定基準を満たすとそちらが優先されます。
判定 | 点数(ノーマル) | 点数(エンジョイ) | 難易度☆および☆☆ | ☆☆☆および☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
---|---|---|---|---|---|
OK | 20 | 40 | 10秒 | 8秒 | 5秒 |
Nice | 40 | 50 | 8秒 | 6秒 | 4秒 |
Great | 60 | 60 | 6秒 | 4秒 | 3秒 |
Fantastic | 80 | 70 | 2秒 | ||
Excellent | 100 | 80 | 0秒 |
その他の評価基準
上記以外でポイントを稼ぐ際の評価基準は以下の通りです。
基準を満たさなかったからといってミスという扱いにはなりません。
- 駅通過:通過予定時間との時間差が5秒前後以内「OK」2秒前後以内「Great」0秒「Excellent」
- 定速ポイント:速度差2キロ前後以内「OK」1キロ前後以内「Great」0キロ「Excellent」
- 定通ポイント:到達時間との時間差が3秒以内「OK」1秒以内「Great」0秒「Excellent」
- 定速帯:速度差が-1キロか0キロの場合に加点。10回連続でポイントを取得するとボーナス
- 隠し警笛:隠し警笛判定区間で警笛を鳴らす
- Gセンサーグリーン:発車~停車でGセンサーの色が赤くならなかった
- 信号制限・ATC信号・制限速度:指定速度以下で走行する
スコアはチェイン数がそのまま基本得点を掛け算するため、
スコアアタックをする場合はノーミスで高得点判定を取り続けることになります。
連結ゲームと評価基準
各路線では指定の駅まで全停止駅で停止位置が合格範囲以上の場合、指定の到達駅停車後に連結ゲームが発生します。
指定の駅は山手線・中央線の場合「新宿」、大阪環状線・東海道線の場合は「大阪」です。
指定の駅に行かない路線では当然連結ゲームは発生しません。
連結ゲームは以下の3点において得点を得ることができます。
- 発射する前(加速する前)に警笛を鳴らす
- 残り270センチ~330センチの間で停車する(速度を0キロにする)
- 3キロ程度の速度で連結する
30秒経過するか、速度を6キロ以上出してしまうと連結ゲームは中止となります。
過去の電車でGOと異なり、連結時は速度が低すぎると連結失敗となるため注意が必要です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます