先輩たちをつなぐもの・・

2007-06-19 19:51:55 | Weblog
先日、我が男子ハンドボール部OB(私の1つ上)のMさんの
結婚式に参列してきました。

私が大学の時のコーチをはじめ、1つ上の先輩方が勢揃い。
後輩は私一人のみの参加でしたが、とても楽しい幸せな時間を過ごすことができました。

久しぶりに再会した先輩もおり、
「太ったな~」「やせたな~」や「親父になったな~」「変わってないな~」と
体重の増減や外見のチェックから始まって、「あいつはどうしてる?」などの
情報交換をしました。

新郎のMさんには大学時代たくさんのことを教えていただきました。
プレーに関することはもちろん、人間関係のイロハや
もちろん恋愛のこともレクチャーいただきました(笑)。
チームのキャプテンとして、また一人の人間としても
大変尊敬のできる方です。

私の勝手な思い込みですが(笑)、兄弟のように
じゃれ合いながら大学生活を過ごさせていただいたことも
鮮明に記憶に残っています。

先輩・後輩というハンドボールを通した出会いでしたが、
私の人生に大きな糧となる貴重な出会いであることは言うまでもありません。

式中にお祝いの挨拶をしたF先輩のお言葉にもありましたが、
「人生ずっと付き合っていく関係」だという言葉が
先輩方の様子を見ながらしみじみと感じました。

学生時代、もちろん楽しいことやおもしろいこと、バカなこと、
第三者が見るとアホなことなど、たくさんの笑える思い出ができます。

しかし、今の先輩方を繋げているものは、笑える思い出はもちろんですが、
それよりも目標に向かって「苦しいこと」「つらいこと」を
みんなでケンカをしながら乗り越えてきたということなんだと思います。
それがあるからこそ、いつ出会っても最後は「ハンドボール」の話で
盛り上がるのだと・・。

学生たちにもお互いがこのような深い関係になってほしいものです。
「馴れ合い」の関係ではなく、「本気で言い合える」「ケンカのできる」関係・・、
人間関係が希薄になってきていると言われる現代において、
本気でぶつかり合っている人たちがどのぐらいいるのでしょうか。
社会に出れば、本音が言えず建前を通してしまう・・そんなこともあるでしょう。
だからこそ、学生時代に本気でぶつかり、自分の弱さや相手の良さを
認め合うことのできる「ひと」と出会ってほしい。

いつもそんなことを考えながら、学生には「ケンカをしなさい」と
話しています。
表現上、あまりよくないことかもしれませんが、
本気でぶつかり合っているかどうかがチームの本気度を示すのだと思います。
当たり前のことかもしれませんが、「ぶつかり合う」ということは
我が部の伝統となっており、チームの成長には欠かせない要素です。

「ぶつかることで新しい風が吹く」
今回はこんな言葉で締めくくりたいと思います。



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1 コメント

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コーチ (同期)
2007-06-24 10:09:57
☆素敵な思い☆教え子たちに届くと良いですね!
コーチたちが学生の時も好きなこと言い合って、バカやりまくってたもんねー。説得力有り!!!(笑)
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