コーチのヒトリゴト ~秋季リーグを振り返って~

2006-09-30 11:06:50 | Weblog
秋季リーグの全日程が終了しました。

東北福祉大学男子は二勝三敗、第四位という戦績でした。

下記が順位と勝敗です。
 優勝 富士大学(5)
 2位 秋田大学(4勝1敗)
 3位 東北学院大学(3勝2敗)
 4位 東北福祉大学(2勝3敗)
 5位 仙台大学(1勝4敗)
 6位 東北大学(5敗)

 大会運営をしていただいた東北学連スタッフおよび宮城県ハンドボール協会の皆様、
 審判員をご担当いただいた各高校の先生方、関係者の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
 ありがとうございました。
 また遠方より応援に来ていただいた保護者の皆様、OBの皆様、誠にありがとうございました。


 さて秋季リーグ最終戦の富士大学戦を振り返りたいと思います。

 エースである圓谷が左大腿部を故障した為、メンバー登録はしたものの
 試合には出場させませんでした。

 しかし、キャプテンの渡辺を中心に選手たちが奮闘してくれました。
 前半は得点の取り合いとなりましたが、試合前の約束事を徹底し、
 粘りながら守ることができました。PTの場面もありましたが、GKの五十嵐
 がナイスセーブを連発。こちらが想定していた試合運びとなりました。

 後半は、1年生の辰巳がロングシュートやカットイン、原田がミドルシュートを決めるなど
 1年生としては出来すぎと言えるプレーをしてくれました。
 一時は8点差まで開いてしまいましたが、選手は最後まであきらめずに
 4点差まで追いつきました。もう少しで・・というところまで追い詰めましたが、
 残念ながら試合終了。

 しかし、この「最後までボールを追いかけ、心を一つにして、プレーする」
 ということが、インカレにつながってくると思います。
 
 最終戦は、ディフェンスについては、練習で取り組んでいたことが、やっと
 試合で発揮することができました。これが、秋田大戦、学院大戦でできていれば
 と悔やむばかりです。しかし、全試合を通して、同じプレーができないという
 ことは本当の実力ではないということ。
 あと1ヶ月強の期間、現在抱えている各ポジションの課題や連携等について
 克服させたいと思います。


 インカレは11月16日より愛知県名古屋市で行われます。
 対戦相手や試合日程が分かり次第お知らせします。

平成18年度 東北学生秋季リーグ戦第五戦

2006-09-29 18:29:19 | Weblog
9月29日(金)グランディ21

東北福祉大学 25(10‐13、15‐16)29 富士大学

1.ベンチ入りメンバー

 GK:永窪(利府)、五十嵐(北村山)
 CP:渡辺(横浜商工)、加藤(東北)
圓谷(学法石川)、牛山(横浜創学館)、斉藤(北村山)
土屋(北村山)、照井(湯沢)、槇(利府)、加藤(孝)(仙台南)
大橋(羽後)、辰巳(函館有斗)、原田(山形工業)

2.スタートメンバー
 GK:五十嵐
 CP:渡辺、牛山
斉藤(DF)、槇(利府)
    大橋(OF)、辰巳、原田

3.得点状況
渡辺5、牛山1
土屋1、大橋2
辰巳6、原田8

4.戦評

福祉大はエース(圓谷)、富士大はセンターが不在の試合となった。両チームともに、展開に苦しみながらも得点を重ねる。
ディフェンスは勝負所を明確にし、相手の攻め所をつぶしていく。
前半を10‐13で折り返す。

後半立ち上がり、5失点してしまう。その後は福祉大の一年生、辰巳がロング・原田がミドルなど思い切りのよいプレーを連続。
終了10分前には8点差となるが、あきらめずにプレーを続ける。
終了3分前に4点差まで追い着いたものの、その後は2点ずつ得点し、25‐29で試合終了。

コーチのヒトリゴト ~秋季リーグ 東北大学・東北学院大学戦を振り返って~

2006-09-28 21:04:35 | Weblog
4戦を終えて、2勝2敗・・。勝てる試合を落としています。
応援に来てくださっている方々には本当に申し訳ない試合内容でした。

8月の東日本大会で富士大学・秋田大学がインカレ出場権を獲得済みの為、
東北学院大学と我が東北福祉大学は最終戦の結果を待たずして、
インカレ出場権を獲得しました(今年度は学連枠が男子は2校)。

とりあえず最低限の結果(インカレ出場権獲得)を出すことはできました。
しかし・・。今回は内容の伴う大会にしたかった、それが本音です。

どうも踏ん張れない場面が多くあります。おそらく選手達には、「DFをさぼって
いる」「足が止まっている」等という自覚がないのかもしれませんが、
ふと気を抜いた瞬間に、点数の取られるはずのない選手に得点を許してしまう、
そんな場面がたびたびありました。

うちのチームはディフェンスからの速攻を持ち味としているだけに、与える必要の
ない失点が試合内容に大きく影響することがあります。
試合の展開の中で、ミスや約束事が不徹底になってしまうことは、1度や2度は
必ずあります。しかし、それを選手間で修正し、調整を図っていくことが
強いチームの証ではないかと私は考えます。

しかし、今はそれができていない・・。

「学生の試合に捨て試合はない、1試合1試合が次につながる。その1試合が
個人の将来に影響するほどの内容であるかもしれない」と選手たちに話すことがあります。それは私が学生時代に、試合を通して、自分に自信を得たり、苦しさを味わったり、自分の不甲斐なさに肩を落としたことや、時にはチームとして一つのことを達成する喜び、仲間の大切さ、そして周囲の方々への感謝の気持ち等、人が生活していく上で大事なことを学ぶ機会が多くあったからです。

今回も選手一人ひとりが、プレーヤーとしても、人間的にも成長するきっかけとして考えていました。おそらく今、選手達は苦しい精神状況にあると思います。
しかし、これもきっと神様が与えてくれた試練(ちょっと大げさですが・・)なのかもしれません。
みんなで力を合わせて乗り越えろと・・。

明日の最終戦前に、そのことを選手達と確認をしようと思っています。
私は指導者の一人として、常々忘れないようにしていること、
それは選手の『可能性』を信じることです。
きっと敗戦から学んだことを最終戦では活かしてくれることと思います。

熱海君、熊田君、応援ありがとうございました。
遠方から応援に来てくださった、渡辺さん、牛山さん、土屋さん、五十嵐さん
ありがとうございました。

明日、良い報告ができるよう、選手達とともに頑張りたいと思います。

平成18年度 東北学生秋季リーグ 第四戦

2006-09-28 20:31:19 | Weblog
9月28日(木)グランディ21

東北福祉大学 25(14‐13、11‐19)32 東北学院大学

1.ベンチ入りメンバー

 GK:永窪(利府)、五十嵐(北村山)
 CP:渡辺(横浜商工)、加藤(東北)
圓谷(学法石川)、牛山(横浜創学館)、斉藤(北村山)
土屋(北村山)、照井(湯沢)、槇(利府)、加藤(孝)(仙台南)
大橋(羽後)、辰巳(函館有斗)、原田(山形工業)

2.スタートメンバー
 GK:五十嵐
 CP:渡辺、圓谷、牛山、斉藤(DF)
大橋(OF)、辰巳、原田

3.得点状況
渡辺3、圓谷2、牛山5
大橋3、辰巳7、原田5

平成18年度 東北学生秋季リーグ第三戦

2006-09-28 20:23:53 | Weblog
9月28日(木)グランディ21

東北福祉大学 32(18‐11、14‐14)25 東北大学

1.ベンチ入りメンバー

 GK:永窪(利府)、五十嵐(北村山)
 CP:渡辺(横浜商工)、矢吹(学法石川)
圓谷(学法石川)、牛山(横浜創学館)、斉藤(北村山)
土屋(北村山)、照井(湯沢)、槇(利府)、加藤(孝)(仙台南)
大橋(羽後)、辰巳(函館有斗)、原田(山形工業)

2.スタートメンバー
 GK:五十嵐
 CP:渡辺、矢吹、圓谷、牛山
斉藤(DF)、大橋(OF)、辰巳

3.得点状況
渡辺6、矢吹4、圓谷8、牛山1、照井1
斉藤1、土屋2、大橋5
辰巳3、原田1


コーチのヒトリゴト ~秋季リーグ 秋田大学戦を振り返って~

2006-09-27 22:45:18 | Weblog
今日は三点差で負けてしまいました。すっきりしない試合でした。
敗因は、シュートミスによる自滅およびオフェンスパターンの不明確さ、狙い所の曖昧さにあると思います。 ディフェンスは勝負所が明確で、崩されての失点は少なかったと思います。
この試合の課題はオフェンスです。サッカー日本代表ではありませんが、明らかに得点力不足・・。相手のディフェンスを崩し、ノーマークのチャンスを作るものの1点が取れない。そんな感じでした。
「GKにぶつけてしまった」、と表現できる場面が多くありました。点を取ってやるという気持ちが空回りしたようです。
選手たちへの指示が徹底できなかったこと、結果として負けてしまったことの責任は全て私にあります。
まだまだコーチとして未熟だなと、勉強させてもらいました。
選手たちには気持ちを切り替えさせて、あと三試合集中させたいと思います。

平成18年度 東北学生秋季リーグ戦第二戦

2006-09-27 19:58:23 | Weblog
9月27日(水)グランディ21

東北福祉大学 15(8‐8、7‐10)18 秋田大学

1.ベンチ入りメンバー

 GK:永窪(利府)、五十嵐(北村山)
 CP:渡辺(横浜商工)、加藤(秀)(東北)
圓谷(学法石川)、牛山(横浜創学館)、斉藤(北村山)
土屋(北村山)、照井(湯沢)、槇(利府)、加藤(孝)(仙台南)
大橋(羽後)、辰巳(函館有斗)、原田(山形工業)

2.スタートメンバー
 GK:五十嵐
 CP:渡辺、圓谷、牛山
斉藤(DF)、大橋(OF)、辰巳、原田

3.得点状況
渡辺3、圓谷3、牛山2
土屋1、大橋1
辰巳4、原田1

4.戦評

試合開始三連続失点をしてしまう。その後は点数の取り合いとなる。
選手全員、力が入りすぎている様子で、シュートミスが多く、なかなか波に乗れない。
そのような中で辛抱強く、ディフェンスは集中し守りぬいていた。
前半を8対8で折り返す。

後半に入っても、高めの3‐2‐1DFを崩せず、得点ができない場面が続く。
その後もオフェンスの連携が合わず、次第に足が止まってしまう。
両チームともロースコアのまま、15対18で試合終了。

森君(仙台育英・平成16年度卒業)、熱海君(横浜商工・平成17年度卒業)、応援ありがとうございました。

コーチのヒトリゴト ~秋季リーグ 仙台大学戦を振り返って~

2006-09-26 20:15:47 | Weblog
試合開始前にコーチである私は、三つのテーマを選手達に投げかけました。
(OBの方々にとっては聞き慣れたことだと思いますが・・)
〓一試合を通して走り抜くこと。
〓一人ひとりが声を出し、ディフェンスは隣同士で声をかけあうこと。
〓オフェンスは必ずシュートで終わること。

当たり前のことかもしれませんが、この三点を何とか徹底させたかったのです。
今年は、上記三点が最後まで徹底できない試合が多くあった為です。
具体的には、「試合の途中で足がとまってしまう、声をかけ合わない為に連携がとれない、試合の流れが悪くなると黙ってしまう、パスミス・キャッチミスなどのミスが多く、途中でプレーが終わってしまう」などです。
ハーフタイムに監督が、「テーマである三点を試合を通じて持続・継続すること、スピードで圧倒すること」を再確認しました。
選手たちは最後まで、このことを意識しながら、プレーしてくれたと思います。

ただし、今日の試合を評価し、点数で言わせてもらうと、60点ぐらいでしょうか。まだまだ発展途上のチームです。リーグ中にチームとして、また、一人ひとりが成長してくれればと思っています。
今日の収穫は、一年生の辰巳・原田、二年生の大橋・五十嵐が粗削りながら、時には強引にそして強気にプレーしてくれたことです。
また今年卒業した熊田、郷古が試合を見に来てくれるなど、OBが後輩達の応援にかけつけてくれていることも力強い限りです。
明日の試合でも内容を重視しながら戦いたいと思っています。

平成18年度 東北学生秋季リーグ戦第一戦

2006-09-26 15:45:20 | Weblog
9月26日(火)グランディ21

東北福祉大学 35(15‐9、20‐11)20 仙台大学

1.ベンチ入りメンバー

 GK:永窪(利府)、五十嵐(北村山)
 CP:渡辺(横浜商工)、矢吹(学法石川)
圓谷(学法石川)、牛山(横浜創学館)、斉藤(北村山)
土屋(北村山)、照井(湯沢)、槇(利府)、加藤(孝)(仙台南)
大橋(羽後)、辰巳(函館有斗)、原田(山形工業)

2.スタートメンバー
 GK:五十嵐
 CP:渡辺、矢吹、圓谷、牛山
斉藤(DF)、大橋(OF)、辰巳

3.得点状況
渡辺5、圓谷12、牛山2
斉藤2、土屋3、大橋4
辰巳3、原田4

4.戦評

試合開始9分で6対2と順調な滑りだし。
しかし、その後はミスが続き、得点と失点の繰り返し。
相手のバックプレーヤーのシュートフェイントからのポストパスが通ってしまう。
前半は15対9で折り返す。

後半に入っても、パッシブプレー寸前まで守るものの、守りきれず失点する場面がみられた。
しかし次第にディフェンスが安定し、持ち味である速攻など、スピードで圧倒する。
後半14分過ぎから、10連続得点。
35対20で試合終了。
熊田君(平成17年度卒・学法石川)、応援ありがとうございました。


ブログ始めました

2006-09-24 00:23:51 | Weblog
東北福祉大学ハンドボール部に関する情報発信の一つとして、ブログを始めました。
男子ハンドボール部のコーチである私が随時更新していきたいと思います。
これから徐々に、部の紹介については行っていきたいと思います。

★来週から始まる『東北学生秋季リーグ』の試合日程(男子)をお知らせします。
 試合会場は「グランディ21(宮城県利府町)」です。

 9月26日(火)12:30~ 対仙台大学

 9月27日(水)17:10~ 対秋田大学

 9月28日(木)12:30~ 対東北大学 17:10~ 対東北学院大学

 9月29日(金)12:30~ 対富士大学

OBのみなさん、応援よろしくお願い致します。