原点に立ち返る

2006-10-30 10:26:57 | Weblog
一昨日、昨日と大学祭の為、大学体育館が使用できず、
仙台商業さんにお願いをして練習をさせていただきました。

練習中、1台のバスが目の前を通りました。
バスの側面には「〇星・・・」と。

「どこかで見た事のあるバスだな~」と思っていると、
私の一つ年上の工藤先生が
高校生(青森県)を引き連れてコートに近づいてくるではないですか
(工藤先生は仙台商業→東北福祉大学出身)。

仙台商業を見学に来たところ、たまたま福祉大が練習に来ていてびっくりしたと
仰っていました、「今日来てよかったよ~福祉大の練習が見れてよかった」と。

「日曜日は県内の女子チームと練習試合」ということでしたが、
マイクロバスを運転し、青森から宮城までいらっしゃる熱意にはほとほと頭が下がります。

また、見学時も一生懸命福祉大の選手のプレーを眼を大きくして見ていた生徒たちの
ひたむきさを見ると、原点を思い出しますね。
福祉大の1年生と仙台商業の選手がゲームをした時も、
ひたむきさやがむしゃらさが伝わってきました。
それぞれ新人戦でどんなプレーを見せるのか、期待しています。

さて練習ですが、より実践を意識してオフェンスのコンビネーションについて
細かい確認をしました。シュートを狙う意識、クロス時のステップの確認や
カットイン時の体勢など、基本的な部分にこだわりました。
ディフェンスについては、1対1や2対2の連携について確認を行いました。
関西のチームが対戦相手ということで、間を割ってくるプレーや
パワープレーが多くなると思いますので、まずはその対策ですね。

これが試合中に成果として出てくれば、おのずと結果は出ます。
基本的なプレーがいかにできるが試合を左右しますので、そのあたりを
徹底していきたいと思います。

コーチとして考えること

2006-10-21 08:32:38 | Weblog
我が男子ハンドボール部は、今年のインカレ出場で、10年連続11回目の出場となります。
しかし、今年のインカレ出場は“運”が良かったとしか言いようがありません。
東日本大会で富士大学、秋田大学がインカレ出場を決めたことで、
秋季リーグ3位の東北学院大学、そして今年は西日本地区で開催の為に
東北にもう一つ出場枠があり東北福祉大が出場することになりました。

「棚からぼたもち」ですね・・。
本来であれば出場できない身分です、情けないことに・・。
与えていただいたインカレ出場の責任をきちんと果たしたいと思っています。

福祉大では選手が中心となり、「オフェンストレーニング」「ディフェンストレーニング」
「筋力トレーニング」「フットワーク」などのグループに分かれ、
練習メニューを作成しています。
もちろん私が内容の確認、修正、メニューの追加などは行いますが、
やはり『学生の主体性』を大事にしたいという考えの下に行っています。

ミーティング時に練習の振り返りとともに、今後の1週間のメニューの
発表などを行います。
しかし聞いていると曖昧な表現がとても多いことに気がつきます。
「GKとの連携」「ディフェンスのフォロー」「ポストとの連携」・・・。
よく耳にする言葉ですが、「状況を説明するように」と尋ねると、
「・・・・」。

「言葉を使う」こととその言葉の「意味が分かる」そしてそれが「できる」
とでは全くレベルが異なります。
選手によっては、小学校から、あるいは高校からハンドボールをプレーして
いますが、「言葉は使えても、その意味がわからない」「わかったふりを
している」あるいは「分かっていないことも気付いていない」ことがあります。

では、どのようにそれを改善していくか・・。
全てこちらが指導をしてしまうと受け身になってしまいますので、
タイミングを見計らってアドバイスをしています。
「ディフェンスが守れないな」「なぜシュートが入らないのか」と
少しずつ気づき始めたら、そこでちょっとアドバイス、また一歩進んだら
またアドバイスというように、まずは「学生の姿勢」ありきで
一人ひとりの選手を見ています。

しかし、学生の自主性だけに任せていると、どんどん意識が下がることも
ありますので、そこはうまく状況を把握しながら、指導していることは
事実です。


今年、東北から男子の4大学がインカレに出場することは初めてではないでしょうか。
やはり少しずつではありますが、プレーのレベルも上がってきているの
かもしれません。

富士大学が韓国人選手を始め、センスのあるプレーヤーのいるチームを作ったことで、
東北学連の選手達の意識も変わり始めているのだと思います。
福祉大でも東北の選手達が自信を持ったプレーヤーになるよう日々努力しています。
東北の選手が、東北地区の大学で、地域を活性化するようなプレーや活動が
どんどん増えてくればと考えています。

そこで・・・、
我がハンドボール部もインカレ10年連続出場という節目を迎え、
インカレ終了後から新たな挑戦をしようと準備中です。
インカレ出場だけではなく、インカレで結果の残せるチーム作るなど・・、
様々な課題はありますが、それを克服する為にトレーニングを
変えていこうと思っています。
詳細については徐々にお知らせします。

今日、明日は大学で18:00~21:00まで練習です。
OBのご参加お待ちしております。

練習状況

2006-10-16 08:47:22 | Weblog
一昨日、昨日は外部で練習を行いました。
オールコートの練習ということで、速攻を中心とした内容としました。
しかしフィジカル的な点で、すこし状態が悪いと感じました。
インカレまであと1ヶ月ありますので、試合に向けてあげていきたいと思います。

我が部は専用体育館がありません。
使用時間は、平日は朝7:00~10:00まで(その後は体育の講義で使用するため)。
土日は18:00~21:00まで使用することも可能ですが、
他の運動部との調整が必要です。
体育館は3種目(男女)が時間割で使用しており、常にフル稼働の状況です。

OBである監督も私も練習場所が固定になるよう考えておりますが、なかなか・・。

この状況は私が学生の時からずっと続いています。
大学での練習はハーフコートがほとんど・・。
オールコートで練習する場合は、外部の体育館を借用しなければなりません。
なかなか確保できないのが現状です。

本学の運動部、他大学の運動部でも専用練習場を持たない部は多く見られます。
様々な工夫をしながら強化を図っているようです。
状況を見たり聞いたりしながら参考にしています。
練習場がないから勝てない、上達しない、というのは言い訳にならないと私は考えています。

環境が恵まれているから結果が残せる・・本当にそうなのかといつも考えます。

学生スポーツは勝利至上主義ではいけないとよく言われます。
大学教育の一環としての運動部でありますから言うまでもありません。
しかし、学生も運動を行う上で目標があるはずです。
「試合に出たい」、「うまくなりたい」、「強くなりたい」、「勝ちたい」と・・。

その気持ちをいかに練習に反映させるか、それが一番大事なんだと思います。

よく「学生らしくていいね」とお褒めの言葉を頂戴することがあります。
その理由をお聞きすると、「一生懸命一つのことに取り組んでいる」、
「最後まであきらめずにやっている」、
「メンバーが言い合いしながらやっていることがうらやましい」などだそうです。

スポーツ科学が発達し、「精神論」「根性論」だけではいけないと言われていますが、
「観客の方々に感動を与える」、その理由は選手のすごいプレーを見たからでしょうか?
それは「選手の姿勢」に共感される方々が多いからではないかと考えます。

そういった感動を与える自分達の素晴らしさに気付かないことが選手達はよくあります。
少しずつ気付かせながら、自分に自信を持って、一歩一歩着実に
成長していってほしいと願っています。





インカレ 詳細日程について

2006-10-13 08:05:30 | Weblog
インカレの試合時間が決定しましたのでお知らせします。

11月16日(木)16:30~ 名古屋市総合体育館
 東北福祉大学 VS 桃山学院大学

11月16日(木)12:00~ 中村スポーツセンター
 東北福祉大学(女子) VS 愛媛女子短期大学


〈東北関係分〉
11月16日(木)
【男子】12:00~ 富士大学 VS 中京大学(天白スポーツセンター)
    12:00~ 秋田大学 VS 東和大学(名古屋市総合体育館)
    15:00~ 東北学院大学 VS 中部大学(名古屋市総合体育館)

【女子】13:30~ 富士大学 VS 関西大学(東スポーツセンター)

平成18年度全日本学生ハンドボール選手権大会 組み合わせ

2006-10-11 18:44:03 | Weblog
インカレの組み合わせ抽選会が、本日行われました。

我が東北福祉大学男子は、1回戦に桃山学院大学と対戦することになりました。

桃山学院大学は、今年の関西春季リーグでは4位、大体大と引き分け、
大経大に勝利するなど各選手の能力やチーム力には目を見張るものがあります。
西日本インカレではベスト8、現在行われている秋季リーグでは
残り2戦で3勝2敗という結果を残しています。

まずは1回戦に照準を合わせて、練習を重ねていきたいと思います。
組み合わせの詳細については、「日本ハンドボール協会」の
ホームページで見ることができます。

ちなみに東北福祉大学女子は1回戦は愛媛女子短期大学と対戦します。

部員紹介 ~3年生編~

2006-10-11 18:25:23 | Weblog
今回は3年生の部員紹介をします。
【氏名】①出身高校 ②ポジション ③身長 ④本人からのコメントの順に紹介します。

平成18年度3年生

 【斉藤 慎平】
  ①北村山  ②ポスト  ③177cm ④もうやるしかねーべ!

 【圓谷 陽】
  ①学法石川 ②バックプレーヤー   
  ③179cm ④残り1ヶ月悔いが残らないように頑張りたい

 【土屋 充広】
  ①北村山  ②左サイド ③170cm ④インカレではガチコン目立ちます!!

 【照井 諭】
  ①湯沢   ②ポスト  ③175cm

 【牛山 隆行】
  ①横浜創学館 ②左サイド ③168cm

 【槇 勇人】
  ①利府   ②バックプレーヤー  ③178cm

 【加藤 孝幸】
  ①仙台南  ②バックプレーヤー  ③184cm

 【森内 智也】
  ①長崎日大 ②左サイド  ③172cm

BG21の今後の活動および将来展望について

2006-10-07 23:23:29 | Weblog
前回のブログでも記載しましたが、BG21の目的の一つは福祉大ハンドボール部の支援です。
しかしそれだけをやっていこうという、ある意味では特定された目的だけではありません。

一つ目は、宮城県内の中高生のレベルアップを支援することです。
講習会や練習会などを開催し、少しでもお手伝いができればと考えています。

二つ目は、宮城県に小学生のハンドボールクラブを作るお手伝いをすることです。
OBが指導者を担当するシステムができないか模索中です。
ちなみに宮城県には小学生のハンドボールクラブはまだ存在しません。
子供たちにハンドボールの楽しさを伝えることができればいいなと思っています。

三つ目は、福祉という専門性を活かして、中高年の方のスポーツ活動のサポートです。
専門の資格を持ったOBもいますので、何らかのサポートシステムが構築できればと考えています。


この活動は、OBそれぞれの「ハンドボールを通して人間的成長ができた為、何らかのお返しをハンドボール界にしたい」という思いが前提としてあります。
何かお手伝いできることがあれば、どこでも飛んでいきます。
いい意味でたくさんの方々に利用していただければと思います。
ご連絡をお待ちしています。

「BG21」について

2006-10-06 14:03:12 | Weblog
社会人のハンドボールクラブ「BG21」について紹介します。
よく「BGって何の略??」というご質問をいただくことがあります。

実は、福祉大ハンド部のOB・OG会が「BG21」という名称なのです。
私が聞いたところによると、「Boys&Girls21」の略だそうです。
おそらく21世紀中の発展を目指して、21という数字がついたのではないかと推測します。

福祉大OBが多いという理由もありますが、
その名称をそのままいただいて、チーム名としました。

でも「Girls」はいない為、「じゃあ『B-21』にしたら?!」と
言われることもありますが、それだとお笑いトリオの名前の
パクりみたいになってしまいますよね。
私としては、インパクトのある名前だなとは思いますが・・(笑)。

このチームを作ったきっかけとしては、
これまでは大学を卒業後にハンドボールをプレーする環境が
非常に少ない現状がありました。
特に宮城県では社会人プレーヤーが少なく、ハンドボールを
やりたくてもやれないといった状況にありました。

そこでOBを中心としたチーム、もちろんハンドボールを「楽しむ」
ということもそうですが、「勝つ」ことを目的としたチームを
作ろうじゃないかということで、平成17年より発足しました。

自分たちがプレーする機会を確保するということもありますが、
大きな目的は『東北福祉大学ハンドボール部への支援』です。

今年に入り、「BG21」は社会人の大会ではそこそこ結果を
出せるようになってきました。
6月(福島市)に行われた「東北クラブ選手権」では優勝、
7月(福島県本宮町)で行われた「クラブ選手権東日本大会」
では準優勝しました。

社会人ということで都合が合わず、試合時のメンバーが7名だったり、
試合の途中で選手を迎えに行ったり(
どこの社会人チームもそうだとは思いますが・・)、
ドタバタしがら楽しくやっています。

チームを作ったメリットとしては、
OBが学生の練習に来てくれることで色々な刺激を
学生は与えてもらっているのではないでしょうか。
ハンドボールのプレーに関することはもちろんですが、
社会で働くことの意義や社会人としての責務など、
ハンドボール以外のことでも学びがあるように思います。

社会人のハンドボールも活気づくようなお手伝いを「BG21」が
できたら最高だと思っています。
試合を見に来てくれた方々、中高生にハンドボールの楽しさが
少しでも伝わったらいいなと・・。
社会への効果や宣伝、人気という面では、
ジャパンの選手の方々や実業団の方々にはまるで及びませんが、
底辺のところでワイワイガヤガヤと楽しくできればと
思っています。

このような形で色々活動をしていますが、もし一緒にプレーしたいと
いう方は是非ご連絡をいただければと思います。

「BG21」のメンバーについては後日紹介していきたいと思います。

部員紹介 ~4年生編~

2006-10-03 19:55:14 | Weblog
今回から部員紹介をしていきます。
【氏名】①出身高校 ②ポジション ③身長 ④本人からのコメントの順に紹介します。

平成18年度4年生

 【渡辺 直】主将
  ①横浜商工 ②ポスト ③171cm 

 【加藤 隆一】副将
  ①利府   ②右サイド ③173cm
  ④怪我で4年間試合にあまり出場できませんでしたが、
   最後のインカレはみんなで力をあわせて一試合でも多く勝ちたいと思ってます!
   応援よろしくお願いします!

 【熊谷 篤】主務
  ①仙台育英 ②左サイド ③168cm
  ④チームの為に何が出来るのかを考えて行動し、インカレに挑みたい

 【永窪 健太】
  ①利府   ②GK   ③178cm
  ④10年間ハンドボールを続けてきた中で今までお世話になった監督、コーチ、友達、
   そして両親に感謝の気持ちをこめて残り少ないハンドボール生活を送っていきたいと思います!!

 【佐藤 裕也】
  ①横浜商工 ②左サイド ③174cm
  ④ハンドボールでもたまにはヒーローになりたいものです…一度位は

 【加藤 秀一】
  ①東北   ②右サイド ③170cm
  ④色んな意味でチームに貢献する

 【矢吹 昭人】
  ①学法石川 ②右サイド ③169cm

 【山田 真吾】
  ①学法石川 ②右サイド ③178cm