Jacarandaの木の下で

2004年〜2006年
ザンビア共和国での在外公館派遣員の記録

雨時々パスミス。

2006-01-31 07:15:19 | Weblog
リーグが始まり、毎週末はフットサルの試合。
今日は仕事の後、その仲間と練習をするっていうんでいつものグランドへ。
なーんか天気が怪しいぞぇと思うも束の間、どんどこどんどこ降ってきた。
練習試合始まる頃には稲光と怒号の雷雨。
いつ頭蓋骨に命中するかドキドキしながら練習開始。
こんなんやってていいのかぁ!?くらいの雨量。雨粒がいたい。
下は滑るわ、ボールは止まるわでまともなサッカーにはならないけど、そんなびしょ濡れの球蹴りもまたオツなもので。
結局1時間、雷雨の下ではしゃぎ尽くした。

そのまま友人宅で鍋パーティーはいいけど、着替えがないから仕方なくノーパンの上からスーツパンツにYシャツ。
さっき自宅に帰ってきて着替え、下着がこれほど安心感をもたらす逸材と再確認。

こりゃー山登り前に体調崩すか?


キリ。

2006-01-30 05:30:30 | Weblog
さて、遂に金曜日から出発です。
アフリカに来なければ確実に一生かかわらないであろう事。
キリアンジャロ登山。
26年の人生の中で無謀な行動ベスト3には入るかな。
1位はもちろんホフク前進です。高校の修学旅行中に女子部屋から逃げた時のことです。
それはよしとして、この登山、本当は同期と一緒に行きたかった。けれど予定が合わず、僕もここを逃したらずるずると延びてモチベーション切れの計画倒れになると思い、「独りでもいっちまえ」ということになりやした。
登山経験ゼロ。富士山も途中まで。

キリマンジャロは高さ5895メートル、アフリカ大陸最高峰、タンザニアとケニアの国境に位置する。
高さとは別に、初心者でも挑戦できる山として知られている。
ガイド、荷物持ち、シェフなどが一緒に付いて登山する。

さて、僕は何の装備も持ってない。現地でレンタルすることになる。
ただ今まで連絡を取っていたアレンジをするはずのエージェントが最近になってまったく連絡がつかない・・
月曜までに連絡よこさないと他のとこに頼むぞと釘をさしといた。

これからは準備でちょっとばたばた。


かゆ。

2006-01-26 06:39:02 | Weblog
過去に「NEWSWEEK」の「世界のデリケートな人間100」に数度選ばれた僕ですが、なんせ皮膚が弱い。
オーストラリアでも数十匹のダニ系虫らのうごめく枕で我慢して寝た結果、案の定夜這いに遭って散々だったり、その後も細菌だかウィルスだかにやられかゆい日々をおくったことがある。
雨季が続き、コレラや感染症が流行するなかで様々な原因不明のものに犯される時期になり、僕もとうとうやられ、まずは腕。それが治ったら今度は顔に移動し、目の周りややわらかそうなとこがかゆくてたまんね。
あの浜崎かゆみが「虫ーずん」って曲で歌ってるとおり、かゆみっていうのは相当体力を使うし、気分も乗ってこない。
どうしたもんか。

数ヶ月ぶりに分け目ができるほど髪の毛が伸び、美容院行ってどう切ってもらおうか悩んだあげく、面倒くさくなって手元にあったバリカンでまた坊主にした。
雨季で渇きが悪いのにどうして髪の毛を保ってたのか、なんでもっと早く坊主にしなかったかをひどく後悔した。
やっぱこれがいいわ。おかげで坊主にすることに抵抗なんてまるでなくなっちまった。


ぎり。

2006-01-24 08:06:58 | Weblog
いやいや、こうしてまたこれを書けるということが大変嬉しい。
というのも今日僕は死んでいたかもしれないので。

仕事中、しゃがんで作業をしていた僕が一歩前へ出た瞬間に10センチほど後ろに100キロ近いホワイトボードが高さ1メートルから倒れてきてね。
その一歩が無けりゃ今頃僕は夜用スーパー並みにぺシャンコになってたわけ。
いや、何も無かったから良いもののちょっと間違えば大変なことだからね。
どうやらまだ死ぬ時期ではないようなので、本年もよろしく。



雪害。

2006-01-23 06:16:19 | Weblog
東京では大雪だったそうな。
地方では雪下ろし中の事故で亡くなるご老人が増え続けてるというニュースを見るたびになんとも無力感でいっぱいになる。80歳の老人のために75歳が屋根に上って雪かきなんてひどいよ。
日本に溢れるニートさんよ、動きたまえ。
報道は死亡者数を知らせる前にボランティアの募集広告をするべきだ。

「アフリカンカップ」という、アフリカ大陸代表を決めるサッカー大会があり、今夜はザンビア対チュニジアの一戦。チュニジアは強敵。
ザンビア人は誰も彼もが熱狂的サッカーバカ。
TVのある店に集まってわいわいしながら見るのが通例。
僕は今夜の試合のことを知らず夕飯を買いにピザ屋へ。
店内の客は皆TVにかぶりついてる。店員までも。
「Excuse me.」・・・店員、瞳孔反応なし。
「Excuse me!」・・・店員、瞳孔反応なし。
ちょっと顔を近づけて、
「Excuse meeeee!!」・・されど店員、瞳孔反応なし。
僕と相手の顔の距離約20センチ、
「Excuse meeeeeeeeeee!!」
・・・・店員「Hello.」
遅せぇ!!反応おせぇよ。ホンットかちんとくるわ。
こっちはさっさとピザりたいわけよ。
と、それだけみんな夢中になってるってわけ。
隣のBARでも観戦していて、混ざってみたいのはやまやまだったけど心の準備をしていなかったため今回はやめといた。しかも負けてたからね。負けたらタチが悪いし。

さて、今夜は漫画を読みふけよう。
雪で滑らぬようお気をつけください。