ばぬあ通信 ―バヌアツ共和国 青年海外協力隊活動記―

青年海外協力隊としてバヌアツ共和国タンナ島で小学校教諭として2007年から2年間活動しました。未知の世界をあなたへ☆

no.78 6.14 タンナの愉快な仲間たち その2

2009-06-14 18:07:33 | Weblog
みなさんこんにちには!最近タンナではマーケットにいろいろな野菜・果物が並ぶようになってきました。チンゲン菜、ねぎ、しょうが、レモン、ヤムいも、クマラ(さつまいも)、パイナップルなどなど。もう少ししたらトマトも出るのかな?マーケットがカラフルになるとうれしい気持ちになります^^

さぁ、タンナの愉快な仲間たち第2回の主役は私の配属先ロカタイ小学校の校長「ナゴー」です。彼は7・8年生の担任で、数学・理科などを教えています。私がロカタイ小に赴任したときに彼に「何か要望はありますか?」と聞いたら「ないよー。普通に授業してくれればいいよー。」と言われ、そのときは「なんじゃい!やる気ないやんけ!!」と思ったのですが、今思うと、何事も押し付けたり、無理強いをしないこの彼の穏やかな性格のおかげで私は自由に活動することができたんだと思います。算数においても赴任当初は「算数の先生なのにこれはちょっと・・・」と思うこともあったのですが、バヌアツ全体の教員の知識・指導レベルで考えれば、彼の算数における理解力は極めて高いのだなと感じます。算数ワークショップでも彼が一番理解してくれるし、今では私の活動を支えてくれる頼もしい校長です。彼は大学でコンピューターを専攻していたそうで、オーストラリアで学んだこともあるとか。私の身の回りで唯一パソコン(とはいってもワードが主ですが)が使いこなせるバヌアツ人です^^

そんな彼ももちろんカバが大好き!しかも飲む量が多い!!何度か一緒に飲んだことがあるのですが、私がフラフラになって「もう飲めない・・・」となって家に帰ったあとも違うカババーを探し飲み続ける酒豪・・・じゃなくてカバ豪です。ちょっとお調子者だけど、何事にも寛容で(日本ではこれを「適当」というのかもしれませんが(^^ゞ)シャイでさりげない優しさを感じさせてくれるナゴー。彼が上司だったから、私も自分らしく活動出るんだと思います。サンキュ、ナゴー!

では、次回のばぬあ通信もお楽しみに~♪Ale!(^o^)/


写真は丘の上の村であったヤムいも収穫祭へ一緒に行ったときのものです。少し緊張していますね!加藤茶に似てるあたりも親近感を感じさせるのかなぁ^^