水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
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環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その9-4:原発敷地内の汚染水浄化状況)

2011-06-28 | 日記

 '11-06-28投稿、強調
  既報に引き続いて、米国、フランスの技術援助の下、汚染水浄化の現状に係る記載を以下に記載しました。  原発敷地内の汚染状況(06-19)および汚染水浄化システム(フローシート)の詳細については、既報の引用を参照願います。 

毎日JP  2011年6月28日 東京朝刊
「解説:東日本大震災 福島第1原発「循環注水冷却」 安定稼働、不透明」
(一部割愛しました。)
「◇「冠水」こだわり遅れ東京電力福島第1原発で27日、汚染水浄化システムが本格稼働し、処理した汚染水を原子炉の冷却水に再利用する「循環注水冷却」が始まった。安定運転が続けば、原子炉の安全な状態である冷温停止の達成が視野に入る。しかし、稼働直後に汚染水を移水するホースで水漏れがあり、今後も問題なく稼働できるか不透明だ。・・・

 そもそも、循環注水冷却の実施は、政府と東電の「希望的観測」で遅れた。東電が4月に発表した最初の工程表には循環注水冷却ではなく、格納容器全体を水で満たして冷却する「冠水(水棺)」が収束の決め手として明記された。ところが、その後の分析で、格納容器に穴が開いていると判明。注水するほど汚染水が発生することが裏付けられた。メルトダウン(炉心溶融)や格納容器の損傷はないとしてきた政府と東電の対応が、初動対応を遅らせた。・・・」
本文を読む

NHKニュースによれば、
「3号機プール水 強アルカリ性に」
(一部割愛しました。)
「東京電力福島第一原子力発電所3号機で、使用済み燃料プールの水が強いアルカリ性を示していることが分かり、東京電力は、このままの状態が続くと、使用済み燃料を入れているアルミニウム製のラックが腐食するおそれがあるとして、26日からホウ酸を入れてプールの水を中和する作業を始めました。・・・」と言われyています。
⇒既報(その9-3)ではようやくうまくいくと信頼していましたが、特に、水漏れが多いのは何が原因なのであろうか?各社の情報が錯綜していて、一体どうなっているのかわかりません。また、ホウ酸を注入する目的は一体何を意味しているのか?


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