4日(金)
沖仁 ＠ 名古屋Blue Note
昨年、フラメンコギター国際コンクール・国際部門で優勝、という快挙を成し遂げ、今は正に飛ぶ鳥を落とす勢い。この日は5日の追加公演分でしたが、それでも完売の大入り満員。
もちろん超絶技巧的なテクニックは素晴らしいのですが、心の奥にある情熱が、内から湧き上がって、どんどん溢れ出してくる・・心に響いてきて、こちらも熱くなってきます。沖さん自身は、ブログなどを拝見すると、子育てにも参加して、主夫業もこなしたり、人間的にも素敵な方。穏やかで優しい雰囲気ですが、でもその内側には、強く、熱いものを秘めていることを感じます。やっぱり彼の中には、ちょっと日本人とは違うものが流れているんだなぁと思う。
そしてサポート・メンバーには、Cante（歌）の高岸弘樹氏と、Baile（踊り）の伊集院史郎氏。今回のツアー・タイトルにもついている、独特のPalma（手拍子）と共に、演奏を盛り上げていく。至近距離だけに、伊集院さんの踊りは、緊張感と迫力満点。客席は皆さん、静かにお行儀良く聴いていたけど、やっぱりそういうものじゃなくて、本来はもっと、お客さんも手拍子やかけ声入れたりして、一緒に盛り上がるものじゃないかと思う。私なんて、じっとしていられなくて、お尻がウズウズしてました(笑)
いやー、しかしブルーノートは、やっぱり短い！あっという間の1時間。言葉にすると安っぽくなってしまうけど、本当に素晴らしいステージでした。そして、音楽人としては、刺激を受けて、またいろんな思いが廻りました。あと個人的には、死ぬまでに行きたい国No.1がスペインなので、本場の演奏をぜひ聴きたい！という、更なる野望も加わりました。
次回は夏に、ホール・ツアーとのこと。あの情熱の演奏を、皆さまもぜひ。
沖仁 HP http://tone.jp/artists/okijin/
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