2005年 感謝

2005年も無事に終えることが出来ました。

皆さんの2005年は、どんな年でしたか？

本格的に音楽活動を始め、私にとっては、まだまだ余白の多い一年でしたが、少しずつ、確かに、前には進めたと思います。　　それでも振り返ってみると、ラジオ出演や万博会場内での演奏etc、内容的には結構盛りだくさんな一年でした。

そして何より、今年は今までにないほど、いろんな方にお会いできた年でした。新しい出会いはもちろん、思わぬ方とつながっていたり、懐かしい顔にもずいぶん会うことができました。人との出会いは、私にとって本当に大きな財産です。

ライヴで演奏していただきましたプレーヤーの皆さま、ライヴに足を運んでくださいました皆さま、本当にほんとうにありがとうございましたm(_　_)m　

今年の経験を糧に、さらにステップUPできるよう頑張りますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします♪♪

このブログも、始めてから約半年、皆さまのおかげで、なんとか続けることが出来ました(笑)　個人的には、もう少し書き込みしてほしいなぁと思っておりますが、来年も引き続きよろしくお願いします♪♪

Best Wishes for the New Year ．．

三夜のクリスマス・ライヴ☆

*21日(水)　池下「BAR Strega」　with　杉丸太一(key)

毎月お世話になっている、ストレガでの今年最後のライヴ。この日はクリスマス・ライヴということで、いつもとはちょっと違う雰囲気にしようと、事前にマスターに相談して、クリスマスに合うようなカクテルを考えていただき、セットドリンクとしてライヴチャージに付けていただきました。ちゃっかり私も飲ませてもらいましたが、さっぱりとした口あたりで飲みやすく、グラスの底に赤いリキュールを垂らしてあって、まさにピッタリでした。(写真を撮るのをすっかり忘れてました・・)　

せっかくなので、選曲もいつもとはちょっと違う感じにしたかったのですが、クリスマス・ソングは早い時期から巷でイヤというほど耳にしているので、あんまりやりたくないし・・いろいろ考えて、師走の慌しい中、この時間だけはゆったりと過ごしてほしい、というコンセプトで、一応クリスマスソングも入れましたが、バラードを中心に、全体的にはしっとりした雰囲気でやらせていただきました。杉丸さんのソロで弾いていただいた「星に願いを」は、クリスマス・ライヴとして聴くと、また一段とステキでした♪

この日もたくさんの方にお越しいただきましたが、全体的には女性のお客様が多く、あとはプレーヤー仲間の方も来てくださって、楽しい時間を過ごしました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

*22日(木)　東区「trattoria La Bella Vita」　ソロ(Vo&p)

この日が初出演となった、イタリアンレストラン、ラ・ベラヴィータ。旬の素材にこだわった本格的イタリアンのお店ですが、価格もリーズナブルで、店主の方の人柄の出た、優しい雰囲気のお店です。不定期にカンツォーネのライヴがあったり、普段は第2、4土曜日にピアノ演奏があるようです。

クリスマス・ライヴということで、この週は日替わりで、毎日いろんな方が演奏していて、私も一日出演させていただけることになったのですが、なんとこの日はまたも大雪！しかも、「58年ぶりの大雪」と言っていた先日よりもスゴい雪(泣)　普通電車しか止まらない名鉄の最寄駅は、なかなか電車が来なくてヒヤヒヤしましたが、お店にはなんとかギリギリ到着。お店に向かう間、「こんな大雪で、お客様はいらっしゃるんだろうか・・」と思っていました。さすがにキャンセルがかなり出ていたようですが、それでも3組ほどのお客様がいらっしゃって、皆さんクリスマス・ディナーを楽しまれていました。

お店の方は演奏についてはこちらに任せてくださって、初めて演奏させていただいたので、音量のバランスやその場の雰囲気を探りながらの演奏でした。この日は2ステージだったのですが、結局最後まで掴み切れないまま、終わってしまった感じで、自分としてはあまりいい演奏が出来ませんでした・・それでも温かい拍手をしてくださった、お客様とお店の方々に、本当に心から感謝です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この日もスゴい雪でした・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

*23日(祝)　杁中「西洋料理　OGAWAKEN」　with　山田雄治 4

この日も、初出演となるレストランでのライヴ。聖霊病院のすぐ隣のビルの2F、リーズナブルなお値段で本格的イタリアンが楽しめて、ピアノ演奏を中心に、主に週末にはライヴがあるようです。温かい雰囲気で、素敵なお店です♪

この日は、先日岡崎のライヴハウスに、初出演させていただいた時のカルテットでのライヴで、岡崎のライヴの後に、半ば私のほうからお願いして出演させていただきました。この素晴らしいメンバーの皆さんと再度ご一緒できるのは、本当に嬉しいことです。ちなみに、来年の2月には、また岡崎で共演させていただきます♪

  この日のライヴもクリスマス・イベントということで、終始和やかな雰囲気で、内容も盛りだくさんでした。1ステージ目には、お客様で来ていらっしゃった方が、元々はジャズピアニストとして活動されている方なのですが、こ の日はクラリネット奏者としてゲスト出演されました。クラリネットの音は、なんだかほのぼのしますね。1ステージ目の後、お店の方からのクリスマス・プレゼントということで、ワインをご提供いただいて、それを賭けてのビンゴ大会！となり、僭越ながら司会を務めさせていただきました。まだステージに出る前だったので、突然現れた司会者みたいでしたけど(笑)　何だかすごく楽しかったです。

その後、2ステージ目が始まり、私もようやくヴォーカリストとして登場。この日は本番前にリハーサルもさせていただいたのですが、結局本番ではリハと違うように歌ってしまったりして、メンバーの皆さんにフォローいただくこととなりました・・。2ステでは、ベーシストの安田さんの演出で、お客さんも演奏に参加したり、自分自身としては反省点がありますが、全体的には本当に楽しいライヴとなりました♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

←安田さん(b)’S デジカメ

大雪ダブルヘッダー！

18日(日)　この日は久々のダブルヘッダー。

昼間は北区・柳原公園にて、商店街のイベント。久しぶりにピアニストの松尾紀子さんからお誘いをいただき、急遽引き受けさせていただいたのですが、先日に続いての野外演奏・・ツラい(笑)　リニモス(藤が丘駅前)に始まり、今年は野外ライヴの機会が多かったですね。確かに暑いのもツラいけど、寒いのは本当にキツいなぁ・・　って思っていたら、会場に向かう頃には、すでに粉雪が・・。私たちの前にもう一組演奏していたのですが、他のライヴハウスで何度がお会いしたことのあるジャズピアニストの方が、ベーシストとのデュオで演奏されていました。普段はかなり弾きまくる感じなのですが、さすがに手が悴んでいるようで、見ていて気の毒な感じでした。その後、13時頃から私たちが演奏。ラッキーなことに、その時は雪が止んで、時々晴れ間も見えていて、少し助かりました。そんな寒い中、知り合いの方が数人見に来てくれたり、商店街の方々に盛り上げていただいて、本当に有難いと思いました。寒くて、私はいつも以上に声が大きくなってしまいましたが(笑)、紀子さんは見事に弾きこなし、なんとか無事に演奏することができました。

その後、皆で遅めのランチをしていると、外は大粒の雪が降り出し、辺りは見る見るうちに、雪景色になったのでした・・。

そして夜は、千種区「KLC」にて、今年最後となる「Ryo&Miki」でのライヴ。この日の対バンは、元々ドラマーの方と知り合いで、以前リニモスにも出演していた、昭和歌謡バンド「タミー葛山と銀河歌謡ショウ」　耳なじみの昭和のヒットナンバーをロックアレンジにして、女性ヴォーカルのタミーさんが聴かせてくれます。今回は私のほうから声をかけさせていただいて、この日が「KLC」初出演となったのですが、夜になっても降り続く雪・・お店に行くのもままならないような状況。私から対バンをお願いしたのに、大変な日になってしまって、タミ銀の皆さんには本当に申し訳なかったです。それでもライヴは一応予定通り行われ、有難いことに数人のお客様にも来ていただきました。ライヴは楽しませてもらって、マスターにもタミ銀を気に入っていただけたようなので、ひとまず良かったです♪

自分としては、この日は何となく相方の増田くんとの息が合わない感じで、ライヴの出来としてはあんまり良くはなかったかもしれないですが、「Ryo&Miki」の2005年締めのライヴは、思い出に残る日となりました。ライヴが終わって店の外に出てみると、新雪がこんもりと辺り一面に積もっていて、本当に名古屋とは思えない景色。皆さま既にご承知の通り、この日は58年ぶりの大雪という、史上に残る日でした。ちなみにこの日も、増田くんは愛車の原付で来ていて、大雪の中、もちろん原付で帰って行きました・・。

12月といえば・・

1980年12月8日、ジョン・レノン凶弾に倒れる。享年40歳。

彼が亡くなって、今年で25年にもなる。とてもそんな年月が経っているようには思えない。命日には、いまだに世界中で追悼イベントが行われ、いまだに幅広い世代に支持されている。ビートルズはもちろん、彼の作品はいまだに色褪せることなく私たちの身近にあり、いまだに多くのアーティストによって歌い継がれている。残念ながら、いまだに彼のメッセージを必要とする、そういう世の中なのかもしれない。でも何より、やはり楽曲の素晴らしさが、多くの人を引きつけているのだと思う。亡くなると美化されるところもあるけれど、本当に偉大な人です。生きていれば65歳になっているジョン・レノン、見てみたいような、そうでないような・・。

この時期になると、ジョン・レノンの「Happy X'mas」もよく耳にするようになりますが、命日もあって、12月はいつもジョン・レノンを思い出します。そして、それと同時に必ず思い出す曲がもう一曲あります。独自の世界観の歌詞、しゃがれた声で、歌うというよりは語りかけるような独特の歌い方・・日本人アーティスト・SIONの曲。タイトルはまさに「12月」　'87年発売の彼の2ndアルバム「春夏秋冬」に収録されています。彼の作品で、私が唯一持っている一枚。アルバムタイトルにもなっている、泉谷しげるの「春夏秋冬」をカヴァーしていて、当時兄貴から「見た目はちょっとコワいけど、歌はカッコいいよ」と言われたのが、聴いたきっかけでした。声も歌い方もホントに独特ですが、詞が切なくていいんです。今になって聴いてみると、余計に心に染みます。もうずいぶん長い間、全く聴いていなかったのですが、とても印象的だったのか、数年前の12月に、この曲がふと頭に思い浮かんで、それ以来12月になると、この曲の1フレーズが思い出されます。興味のある方は、ぜひ聴いてみてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　12月　街はクリスマス気分

あちこちから思い出したように　ジョンの声

そして俺ときたら　いつもこの頃になると

何かやり残したような　柔らかな後悔をする　・・

対照的なライヴ

4日(日)は、池下「BAR Strega」で今月最初のライヴ。この日は久しぶりに増田くんとのギターデュオ。久しぶりに聴く増田くんのギターは、また少し進化というか、変化をしていました。

彼は少し前までPOPロックバンドで活動していて、今年の夏頃は、「Ryo&Miki」で一緒にやっている時も、何となくその雰囲気を感じられるギタープレーでした。その後、秋にはそのバンドを脱退したのですが、最近は新たにJAZZ系のユニットでの活動もしているようで、この日の演奏は、前よりもJAZZフィーリングを感じられた気がしました。全体的に安定感もあって、久しぶりに聴いた新鮮味もありますが、すごくいい演奏だったと思います。彼は良くも悪くも、その時の状態がギターに反映されるので、多分今は、精神面では充実しているのではないかと思います。どんどん変化していく増田くんは、ギタリストとして今後もとても楽しみですが、いつか捨てられないよう(笑)、私もまだまだ自分を磨いて、「Ryo&Miki」としても向上していけるといいなぁと思います。

この日は冷たい雨も降り、寒い日となりましたが、有難いことに何組かのお客様が来てくださいました。そのうちの1組は、先日対バンさせていただいた「ジャグラーズ」のメンバーのお二人。そう、そのうちのお一人の方は、前日の内海のイベントでマネージャー役を務めていただいた方(笑)　2日続けてご足労を願いました。というのも、ストレガのマスターは元々ジャグバンドなんかも好きで、先日ジャグラーズのことを話したら、ぜひライヴを観てみたいとのことだったので、ジャグラーズの皆さんに、ぜひストレガをご紹介したいと思っていたんです。来ていただいたお二人ともおもしろい方で、マスターとのトークもかなり盛り上がっておりました。ライヴは少し先で、2月にストレガ初登場となるようです。お楽しみに♪

そして6日(火)は、金山「Mr.Kenny's」での「どんばんぽろひ」ライヴ。Kenny'sのマスター、倉さんが率いる“ハードJAZZ”バンド「尾張藩」の一員でもあるSAXプレーヤー、ヒロポンさんのリーダーバンドが、この「どんばんぽろひ」。以前、一度ライヴを観たことがありましたが、ドラマーの方以外、今回とはメンバーが違っていました。予習も全くなく、もちろんリハもなく、出たとこ勝負の様相・・どんな感じになるのか全くわからず、不安なままKenny'sへ。

ハプニング発生。なんとヒロポンさん、この日譜面をお忘れになりました・・メンバーの皆さんと曲の相談をしている横で、ますます様子が分からず、選曲に悩む私。まるでCMのオダギリジョーのように、心の中では「どうしちゃうのよ私・・」って感じ(笑)　そんなこんなで時間は過ぎてゆき、20時を過ぎてもまだお客様が誰もいないので、歌モノを合わせてみることに。「尾張藩」でやった曲も入れて何曲かピックアップしましたが、もちろん普通のジャズセッションのようにはならず、ヒロポンさんのイメージを基に演奏されていきます。今までには歌ったことのないようなアレンジだったり、バンドのメンバーの皆さんはジャズプレーヤーとして活躍されている方ばかりで、もちろん今回初顔合わせの私は、例のごとく緊張して萎縮モード(汗)　即興的に歌うのは苦手なのですが、こちらは胸をお借りする気持ちで、好きなように歌わせていただきました。途中で一人、二人・・とお客様が入って来られたのですが、そのまま演奏を続けて、この日はライヴと言うより「公開リハーサル」となりました(笑)

譜面がないこともあって、この日は結局「どんばんぽろひ」としての演奏は無く、歌モノもまだ未完成の状態だったのですが、また2月にブッキングしていただいちゃいました。ありがたいことですが、私なんかが本当に良いのでしょうか・・。今度はもうちょっとリラックスして歌えるかとは思いますが、もっと柔軟に歌えるように鍛えておかなければと思います。手さぐり状態で緊張はしましたが、でもちょっと楽しくもあった「どんばんぽろひ」初参加でした。

頑張るゾ♪

聖なるひかり

夏にはたくさんの人で賑わう内海。冬は寒くて閑散としてしまうこの内海の町に、電飾で彩られた大きなクリスマスツリーを作って、癒しの場所として人々に訪れてもらい、町の活性化に繋げていこう、というプロジェクト「第1回　聖なるひかり」が行われることになり、3日(土)その点灯式のイベントに、ゲスト出演させていただきました。

先日「KLC」のライヴで、対バンさせていただいた「ジャグラーズ」のメンバーの方が、この企画の実行委員の方とお知り合いで、今回お話をいただいたのでした。そのジャグラーズの方も、当日PAのお手伝いをされてはいたのですが、現地までの送迎やセッティングetc、一日中いろいろとお世話をしていただいて、お会いしたのはこの日がまだ2回目だというのに、すっかり私のマネージャーのように働かせてしまいました(笑)　他の実行委員のスタッフの方々も、皆さん必要以上に気を遣ってくださって、まさにVIP扱い！普通は気分がいいのかもしれませんが、そういう扱いに慣れていない私は、なんだか申し訳なくてちょっと落ち着かず・・やっぱり私は大物にはなれないかも(笑)

今回は一人で弾き語りさせていただいたのですが、演奏については・・正直ちょっと大変でした。もしかしたら、今まで自分が経験した中で、一番悪条件だったかもしれません。冬の内海での野外演奏ということで、ある程度覚悟はしていたのですが、予想していた以上の強風。風だけならまだしも、演奏場所となるイベント会場は、下が砂利だったので、お借りしたキーボードがあっという間に砂で真っ白に。しかも私はハードコンタクトレンズを使用していて、セッティングの時も一度、激痛に見まわれてしまい、本番は大丈夫かなぁと少し不安でした。でも本番は、途中スタッフの方にずっと譜面を押さえていただくという場面もありましたが(笑)、特にトラブルもなく、何とか無事に終えることができました。演奏の出来としては、そんなに良くなかったとは思いますが、集まっていただいた方々やスタッフの方々に喜んでいただいたり、温かい言葉をいただいたりしたのは、本当に嬉しかったです。

この日は南知多町長も出席されての一大イベント。（翌日、NHKの朝のニュースで紹介されました）　点灯式が近づくにつれ、地元の方々もたくさん集まってきました。演奏の後、ようやく日も暮れ、カウントダウンとともについにイルミネーション点灯！　思ったよりも大きなツリーが、暗闇に浮かび上がり、とてもキレイに輝きました。周りからも歓声があがっていましたが、点灯の瞬間はやっぱり感動的でした。正直、内海の寒さはかなり堪えましたが、気持ちがとっても温かくなりますよ。

イルミネーションは26日まで点灯していますので、皆さんもぜひ遊びに行ってみてください♪（場所は内海小学校中庭です。）