自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ヒマラヤの聖者エミール師との出会い

2013年06月19日 | 健康と直結する”一元論”について

ヒマラヤでのある調査団の記録 平成25年6月19日

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これまで ブログで取り上げていたB大師に続いて、今日から、

ほんとうの大師(と私は信じてます)方たちのお話しをせて

頂きます。

これからお話しする数々のエピソード、きっと、読んで すぐには、

信じられなくても当然もしれません。 

これらの奇跡を見た、アメリカの調査団員たちも、催眠術を掛け

られていると誤解したり、本当に奇跡が存在するということを

信じられるようになるまで、ヒマラヤの聖者のもとで生活して、

1年はかかっているのですから。

著者はしがきから(*1)

わたしは、1894年に極東を訪れた11人の調査団の一員で

あった。

3年半にわたる極東滞在中、ヒマラヤの大師たちに接触した。

大師は私たちが 偉大なる法則の働きを実証されるのを実際に

見るために、大師がたの生活の中に、親しく入り込むことを

許してくれた。

 

さて、手記はこう始まる;

 

私のノートを今ここに、“極東における、大師たちの生活と教え”

と題して、発表するが、 そこに盛られた内容をそのまま受け入れる

か、否認するかは、読者の自由である。

本書は すべて大師がたに関連して わたしたちが調査した際の

第一年目の経験を記録したものであって、同時にまた、その中には 

大師がたの許しを得た上で速記し、同容の証人を得た教えも含まれ

ている。

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カッコ内は本文引用箇所、括弧内の数字は その頁数とご了承いただきたい。

 

エピローグ

著者は、この本の中で 

“大師がたと接触したわたしたちの経験の大要を述べ、その中から、

師がたの教えの中でも に大きな基本的真理をくみ取って

いただこうと言うだけである“(16と書いている。

そして、ヒマラヤの山の中で起こった 神秘経験を綴っている。

 

この調査団は 科学的訓練を受けた現実主義の人が11人、生涯を

このような調査にかけた人たちであり、十分な証明がい限り、

鵜呑みにしないという習性を持っていたと 筆者は前もって

綴っている。

どのように どこで、この大師たち遭遇できたか、具体的な、

その出会いと、場所は明かされておらず、どの場所でそれらの 

神秘体験が起きたか、などやや不明瞭である。

わかっていることは、彼ら調査団の大師に対する表記から察する

のみである。

(以下、手記から引用)

 

“この大師がたに随行した生活を共にして、その上で 最後の結論を

私たち自身で下すことになった。

結局、私たちは むがままに、彼らとともに暮らし、欲するまま

に質問をしたうえで、自分たち自身で帰納的に結論をだし、最後

自分たちが目撃したことを、事実と受け取ろうが、インチキと決め

つけようが、われわれの自由である”

ということで 調査に臨んだとしている。(17

 

 

一方、大師たちの様子は、次のように記されている。

“何とかして、わたしたちの判定に影響を与えてやろうという

気配は全くなく、わたしたちが何を見聞しようと、そのまま

信じ込む前に、よくよく吟味してから納得するようにして欲しい

希望されるのであった”(17

 

さて、大師との初めての出会いの後、最初の印象的事件は、以下

だった。

出会いから 4か月後、時々、大師は 彼らの前に ふいと、姿を

見せていたようだ。

彼ら調査団は ある問題に 厄介な突き当たっていた。

その時も、またまのように 大師が顔を出した。

そして、驚いたことに大師は すでに 問題を承知だった様子で、

調査団と会うや否や、その問題について、自ら、話し出された。

その時の様子はこう記されている。

 

“これには私もびっくりした。

なぜなら、この問題を 仲間以外に漏らした団員は一人も

いなかったからである。

彼はこんな難しい問題にはよほど、慣れているらしく、すべて

が彼にはお見通しのようだった。 

自分でもまた、その事件に対して、有る種の見通しが効くのだ

と言いながら、援助を申し出てくださったのである。“(17

 

そして、その援助が功を奏して、事件は一両日のうちに片付く。

手記は続く;

 “その後は何か問題が起こるたびに、エミール師(と大師に名前

を調査団はつけた)に相談するのが私の習慣となった”(20


こうして、様々な体験が、このあと、大師との間に展開していく

のである。

以下、それについてのお話を、何回か、続けて投稿させていただく。

 

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(*1)

ヒマラヤ聖者の生活研究―自由自在への道 全5巻

S54年6月5日第五版

ベアード・T・スポールディング著

仲里誠吉訳

霞が関書房

 

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