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MOS受験に向けて6(オプション1)

2014-02-05 19:28:36 | エクセル
エクセルのオプションについてもMOS試験の対象になりますが、範囲が広いので出題の可能性の高いものを考察してみます。

まず、ワークシートの数については出題の可能性が高いようです。
ワークシートの数は既定で3枚になっていますが、これはオプション画面の[基本設定]タブの[ブックのシートの数]で行います。




1~255まで設定ができます。
ただ、今開いているブックのシートの数は変わりません。
新しいブックを開いたときに設定されます。
このためでしょうが、シートの数は255までで256以上には増やせないと思っている方もいるようですが、そんなことはありません。
1000でも5000でもパソコンの能力(メモリー)しだいで増加できます。
最初に255のシートからすべて選択した状態で[挿入]→[ワークシート]でまず、510にして、あと1020、2040、4080まで増やした例を示します。



顧客ごとにシートを使う場合などには、もっと必要になるかもしれませんが、シートを選択するのが面倒になりますので、実務上は数百のシートが限度かもしれません。

それからシートについては、既定で3(枚)になっていますが、シートを削除したり、非表示にできることをご存じの方は多いと思いますが、最低1枚のシートは残しておく必要があります。
ところが、シートすべてを非表示にすることができます。

[Excelのオプション]画面の[詳細設定]タブの[シート見出しを表示する]のチェックを外せば非表示にすることができます。


次のような画面になります



ただ、非表示にする意味があるのでしょうか?
見せたくないのなら、ほかの保護機能を使うべきだと思いますが・・・

[Excelのオプション]タブにはそのほかに、[フォントサイズ](既定で11ポイント)、[ユーザー名]などの設定(変更)ができます。

そのほかでは、FOM出版社社の問題集には「Enterキーを押したあとにセルの移動する方向を右に変更してください」という問題もありました。

[Excelのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]タブの[Enterキーを押したあとにセルを移動する]にチェック(既定でチェックされている。チェックを外すとEnterキーを押してもセルは移動しない)を入れ。[方向]を[右]にすればOKです。
この機能は多量のデータを右方向に入力していくときにとても便利な機能で、このように設定されている方もいます。

それから、これはMOSの試験には出ないと思いますが、選択範囲入力といいう機能があります。
入力する範囲を選択してEnterキーを押したときに移動する方向を「下」(既定)に設定してあれば、下表のようにB3セルにデータを入力してEnterキーを押すと、B4セルに移動、以下B16セルまで移動、次にC3セルに自動的に移動し、以下C16まで移動、データの入力ができます。
この機能のメリットはB16からC3セルに自動的に移動してくれるので、効率的です。



力する範囲を選択してEnterキーを押したときに移動する方向を「右に設定し、下表のようにB3セルにデータを入力してEnterキーを押すと、C3セルに移動、以下F3セルまで移動、次にB4セルに自動的に移動し、ここから右方向に入力し、同じように入力して最後のF8まで自動的に効率よく入力することができます。



この機能で注意しておくことがあります。入力間違いなので、セルをクリックすると、範囲選択が解除されてしまうので、もとに戻る場合んはShift+」Enterで戻って入力する必要があります。

入力に関してAltキーと↓キーを押すと、その上の同じ列に入力されている文字列を一覧表示することができるので、所望の文字列をクリックすると入力することができます。この場合に選択セルの上のセルが連続している範囲に限定されますが・・・
入力規則のリスト入力に似た機能だと思います。


まだまだオプションには設定に関することは数多くありますので、ここでいったん終了して次回にまた続きを書きます。
















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