凸っちゃおっかなー

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美しい日本

2018-03-26 14:01:00 | 日記
かつて、ニッポンと名付けられた鳥がいました。ニッポニア・ニッポン。朱鷺のことです。
高度成長の中で、農業にも経済原理が取り入れられ、次第に姿を消し、美しい羽を持ったニッポンという鳥は、やがて絶滅してしまいました。私にはこれが、失われそうになっている「美しい日本」と重なって見えるのです。



日本人の特徴は、
人々の間での「信頼感」
信頼に応えようとする「誠実さ」
自らに対する「厳しさ」
そこから生まれる「向上心」
だと思います。
だから、期待以上のものを作ろうとする。
期限もきっちり守ろうとする。


日本の工業製品は、世界で認められています。
この人、この会社なら信じて任せられるという信頼感。
依頼者の役に立とうとする誠実さ。
より良いものを作ろうとする向上心。
目標を高く持ち、そこに自分を追い込む、自分に対する厳しさ。
これが、どの日本人にもあった。
底にあるのは、互いに対する「信頼感」です。
信頼を裏切ることが「恥」につながる。



日本の社会は、お互いに対する「信頼」で回っていました。
個人の「信頼」が、社会全体の、あるいは国全体の「信頼」に繋がる。
小さな「信頼」を積み上げることで、社会全体の「安心、安全」が形成される。
それによって、個人の利益とともに、社会全体の利益につながる。



財布を落としても返ってくる。
町中で安心して買い物ができる。
適当に入った食堂でも、安心して食べ物を口にできる。
夜道でも安全に、安心して歩ける。
しんどいときは「お互い様」で助け合い、
自分がうまく行っているときは「おかげさま」と、腰を低くする。



これが、私の好きな日本です。


日本人は、疑うことが苦手です。「信頼する」ことが前提にあるから。
「信頼を裏切る」ことは、恥に繋がり、時にはそれを「死に値する」とする場合もある。
「信頼」を積み重ねることで、社会全体の「安心」も得ることができた。
日本人の基質は、「ガラパゴス」の生物たちに似ていると思う。
ある意味、こういったところに特アがつけ込んできたのだろう。


特アの人たちは、信頼に値せず、むしろ信頼で回っていた社会を一方的に壊すような行動を繰り返した。
昔の日本なら村八分にして自分たちの社会から切り捨ててもおかしくなかったけれど、今では特アの人たちが、日本人が大切に守っていた社会を明け渡せ、好きにさせろと要求するようになった。
対抗手段を持たなかった日本人は、そのまま自分たちの領域を蹂躙されてしまっている。

「美しい日本を守る」=特アの排斥ではないのです。
目的は、今までうまくいっていた、日本の大切にすべき社会を守ることであり、排斥はやむをえない場合の非常手段でしかない。



日本産まれのニッポニア・ニッポンという鳥は、絶滅してしまいました。でも、日本人の心を持つニッポン人は、まだ絶滅していないと信じたい。
私の言うニッポン人は、単に「日本国籍を持つ人」ではありません。日本国籍があっても、ニッポン人ではない人もいる。逆に、外国籍でもニッポン人の心を持ってる人はいます。
ニッポン人基質を「島国根性」と呼んだ人もいました。島国根性、上等じゃないですか。島国だからこそ育まれたこの美しい国を、私は守っていきたいのです。