先日、2015年11月分の米雇用統計が公表された。結果は、これまでの雇用改善の傾向を引き継ぐもので、12月15-16日のFOMC(連邦公開市場委員会)で9年ぶりにゼロ金利が解除されることがほぼ確定となった。すでに焦点は、次回以降の利上げのペース、タイミングに移っている。
ところでうえのような意味で11月の米雇用統計は重要なものではあるが、BLS(米労働統計局)は毎年1月の雇用統計発表時に過去5年分のデータ修正をおこなっている。来年1月の雇用統計の発表をまって、HPのグラフを修正を加味したものに入れ替えることにしたい。大変な作業だが仕方ない。