ポール・ボギューズと平松氏のレストラン”しいのき迎賓館”

金沢の旧県庁跡地に出来たのは、ポール・ボギューズと平松の両シェフによる
豪華なレストラン”しいのき迎賓館”でした。

裏側のパーキングから入りましたら、何と！赤レンガの旧県庁舎の裏側は
全面大きなガラス張りになって、沢山の明りが灯り超モダンに様変わりです。
2階のレストランからは金沢城の石垣が市松のようにライトアップされているのが見られ、
異国の遺跡を見るような素晴らしい眺めでした。
この会食をする会は、9年前に“東は西に合う”という“工芸の旅に谷本知事さんや
木村ふみさんとご一緒してから毎年催されています。

今年は知事さんとの会食がこのデラックスなレストランになりましたが、今日の
午後にはポール・ボギューズ氏が知事にご挨拶に来られたとのことです。
このレストランは6カ月先まで予約が入っているとのことで、
知事も初めて召し上がるそうです。レストランでは平松シェフの端正な姿も見られました。
知事室だったその部屋には、シンプルながら品の良い装飾でした。

　お料理は少し燻製にしたススキのマリネ、
暖かいアスパラガスのオランデーズソース、
ホタテのシャンンパニューソース
フランスからの鴨肉のソテーにフランスの茸、トリュフのソース。
ボギューズのクリーム・ブリュレ。
コーヒーと小さな5つのお菓子。

　メニューを簡単に書きました（会費は\12.000）が、
いずれも日本人好み風で、シンプルで上等な素材と美味しいソース。
場所も、お部屋も久しぶりでお会いする人々も、いすれも素敵で
この春の宵を夫も私も、おいしくて楽しく大満足で過ごしました。