89歳の日々

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アメリカ版 古民家再生の家で:

2009-09-10 04:16:46 | アメリカ・海外旅行
       120年前のヴィクトリアハウスを再生して
                      
 メキシコに行く途中、ヒューストン空港で乗り換えるので、テキサスのロータリーの知人の家にお寄りしました。

 この家は1889年に建てられたヴィクトリアハウスで以前はお医者様の家でしたが、久しく無人で荒れ果てていたのを、同じくお医者様のご夫妻が買われ、所謂古民家再生をして10ほど前から住んでる家です。

 住宅地の中心にある公園に面していますので、あたりの家も緑の芝生の中に真っ白の木造家屋が点在し、どの家もそれぞれ素敵です。

 愉快なご主人が、家の隅々をご案内して下さいましたが、内部は壁紙から床のフローリングのモザイクに至るまで当時の手仕事で出来た物を探して使い重厚さを保っています。そのほか沢山の当時の家具や革表紙の美しい蔵書が何百冊もあって・・立派なお宅です。

 アメリカの家は大きくて下に立派な暖炉や書棚がある4つの部屋があり、2階に4寝室(各お風呂かシャワーつき)、3階にプレールームとバー等あります。
その他に、裏側に付属して、新しく建てられた50畳くらいリビングキッチンとハンデキャップでも使える大きなベッドルームとお風呂などがあります。

 ロータリーのITHFの旅行で知り合ったこの米国人は、ご夫妻共にお医者様なのですが、奥様は昨年まで初めての女性市長もされた方です。
300kmを2.5時間で空港まで迎えて下さり、今日はご主人がお仕事の途中ロータリークラブの例会に私共を誘って下さり、緑に覆われている町(人口7万人)の散在する白い家を見ながらドライブで案内してくださった所です。

 彼は朝早く出かけ、今日半日はOFFですからと言われ、奥様は午後からの仕事と言う事でした。彼はお昼のロータリーに出席した後、丁度町の案内が終わった頃に、クリニックから電話で又出かけ、ミー・カーサ、スー・カーサ(彼の家は私の家)と言うスペイン語を教えて行かれました。私共も彼らが忙しいのを知ってきましたので「BLOG を書くのでごゆっくり」と言って今書いているのです。

ロータリーの例会:                             私は会員ではないのですが、時折夫と外国で出席する事があります。ここは暑いところなので(9月9日31c)会場ではブラインドを下ろしておりました。家の中は涼しく、外は暑いので長袖のブラウスが丁度良い位です。

 ここの例会で面白かったのは、ロータリーソングは毎回違う歌を「今日の歌」としていて” "When the Saints Go Marching In"が印刷されていたので、私までリズミカルな歌を楽しみました。日本と違って皆楽しくやっているのが感じられます。 今、これを書いていましたら、彼が帰ってこられました。

 食事を作る:
食事は昨日はイタリアンに行きましたし、忙しいご職業なので作るのは大変そうですが、 なんでもある家なので「夕食を一緒に作りませんか」と彼に言って、
 自宅から持参の「海苔・わさび・タピオカ」(全部軽い物です)を出して
冷蔵庫のサーモンとツナ、アボガド、きうりで手巻き寿司をしました。
 それと ブルーチーズを入れた美味しいグリーンサラダをしました。

 炊飯器もお米もあったので、炊いたご飯の半分で、チャーハンが出来ました。
お米も日本とは違い長いお米ですが 残りの半分で寿司飯を作り、手巻き寿司が出来ました。 デザートは茹でるだけで出来るタピオカにコンデンスミルクを入れて、 美味しいのも沢山出来ました。
彼女も帰って来られ、孫娘も皆でお料理し、持参の九谷焼の杯に日本酒を注ぎ、上等のワインも飲んで美味しくて楽しい夕食になり 感謝されました!
「1ヶ月くらい滞在してお料理と、日本語を教えに来て」と言われ、そんなのもありかなーと思いましたよ。

 

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